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日本人なら読んでおきたい一冊!遠藤周作「沈黙」の内容と感想は?

遠藤周作「沈黙」の内容は?

時は島原の一揆が起こった時代、そのころ庶民の生活は困窮を極めていた。

庶民は重税に苦しみ生活は苦しく、宣教師が広めたキリスト教が庶民の間に広まる。

一方で、国はキリスト教を邪教だと言っては厳しく取り締まろうとした。

キリスト教を信仰するものは処刑へ、逃れたものは隠れキリスタンとなり密かに信仰を進めた。 著者はカトリック教徒という視点から、隠れキリスタンの信仰と国の取り締まりについての状況を深く描いている。

遠藤周作「沈黙」の内容は?

島原、天草地方に深い縁がある、キリスト教徒である、なしににこだわらず日本人であれば歴史のためにも是非に読んでおきたい。

特に著者がカトリック教徒であるという立場から物語は深く描かれる。

たとえば、どのようにキリスト教が日本人に布教されたか、また邪教であると言われていた国の取り締まりにどのようにあったのかまで痛々しくも描かれている。

特に後者、国の取り締まりにあったときの状況は踏み絵を通して大々的に描かれており、キリスト教を知るものしか描くことが難しいだろうと憶測することもできる。

そのあたりの描写のリアリティ、これはひどく読み手へショックを与えるものであるが、同時に読み手に対しておすすめすることができる一冊である。

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