しきのん

主に創作BL漫画・小説・イラストを掲載してます。BL以外の作品もあります。 作品傾向は…

しきのん

主に創作BL漫画・小説・イラストを掲載してます。BL以外の作品もあります。 作品傾向は少し不思議(SF系)でコメディ寄りです。(過激な表現は避けてます) マイペース更新ですが、土日の更新が多いです。

マガジン

  • 長い、長い、休日【番外編】

    長い、長い、休日の番外編です。メインを読んでからの方が楽しめると思います。お題.comさんからお題をお借りしたショートストーリーになってます。ゆるBL、SF風味の小説です。過激な表現はありません。

  • 制作あれこれ

    自由気ままなつぶやきや散文的なもの。エッセイみたいな感じです。 たまに制作過程とか愛用しているものなど。

  • 暗箱奇譚

    少し不思議(SF風)系。突如、頻繁に発生するようになった怪異に対応する「始末屋」の話。ひねくれ主人公と、ひねくれた原因の同級生との再開で世界は大きく動き出す。 軽めのBL小説です。過激な描写はありません。

  • いろんなイラスト

    Xに載せた物や書き下ろしなど、様々なイラストを載せてます。カラーやモノクロ、ラフなど様々。水彩大好きなので、水彩画が多いかもしれません。全てオリジナルキャラクターです。

  • 陰キャ先輩の隠し事

    【創作BL漫画】 配属先の陰キャな先輩が気になってしまう後輩の非日常風な話。 先輩がひた隠しにしている秘密とは? ※fujyossyに掲載してました。0話のみ無料です。

最近の記事

新キャラのキイくんです。少し口が悪いです。

    • 【お題】32.秋のたわむれ

       妙な話を聞いた。  それは、俺が通っている塾での事だ。 「なんでも願いを叶えてくれるって?」  俺は塾の仲間の話に耳を疑った。嘘や冗談でも笑えない。なんでそんな話を振ってくるんだ?  当の本人は困ったような笑顔を浮かべている。 「信じられないだろ?でも、違った。あれは本物だった」  そいつの話では、やはり人伝いに聞いた話で正直信じていなかったが、面白半分で会って願いを叶えて貰ったそうだ。 「………どんな願いだよ」 「知ってるだろ、俺に彼女が出来たの」 「まさか……」  

      • 新キャラのアオくんです ふんわりした性格です

        • ゆっくりと執筆してます

           暑いですねー!  アイスが手放せない日々を送ってます(笑)  さて、ゆっくりと新作を執筆してます。めずらしくキャラを作ってからストーリーを作ってます。ギャップが好きなので見た目はイケメン中身は…という感じで。かなりコメディなので気軽に楽しめるよう心がけてます。  とりあえず、途中でストップしてしまわないように、最後まで作ってからアップしたいと思いますので気長にお待ち頂けると嬉しいです。  話はコロッと変わって。  熱中症の例えが怖くて分かりやすかったんですが、それが「ゆ

        新キャラのキイくんです。少し口が悪いです。

        マガジン

        • 長い、長い、休日【番外編】
          32本
        • 制作あれこれ
          32本
        • 暗箱奇譚
          12本
        • いろんなイラスト
          12本
        • 陰キャ先輩の隠し事
          7本
        • ID
          1本

        記事

          暑くて暑くて今からこんなだったらこの先ヤバそうです💦 熱中症に気をつけて!

          暑くて暑くて今からこんなだったらこの先ヤバそうです💦 熱中症に気をつけて!

          口ではなく手を見よう

           こんにちは、しきのんです。  6月もすっかり後半で夏が始まってますね。暑い💦  さて、今回は面白い話を聞いたので書き残してみます。人を見る目がない人向けなのかな。私もこれを聞いて参考になるなぁと思ったのでした。  人の根底はそこまで「簡単に変わらない」  なので、自分が巻きこまれる前に見抜いて避けた方がいいと。いつか変わってくれるとか、自分しかいないとか思わないこと。  大事なのは「何一つ言葉は信用してはいけない。相手の行動を見て」  あなたのために相手がしてくれる

          口ではなく手を見よう

          勉強量に圧倒される

           こんばんはしきのんです。  今日は、昨日届いた本を読みおえてご本人のSNSを見に行ったりして、その膨大な勉強量や知識、行動力に圧倒されてました。あれだけ人気なのも頷ける。本人の並々ならぬ努力を感じますが、たぶん本人はとっても楽しんで活動しているんだろうなぁと感じます。素晴らしい。  あまり他人と比較してはいけないのは分かっているんですが、どうしても「なのに自分は…」と思ってしまうのが辛いところ。同じ事なんてとても出来ないし、同じくある必要はないのですけど。ちゃんと向き合

          勉強量に圧倒される

          真夜中の声

           これは最近私が経験したことです(唐突に怪談風)※怪談じゃないよ。  寝ていると、何かの音で目が覚めてしまいました。まだ真っ暗です。時間は午前2時半過ぎでした。辺りは静かで車の音も聞こえません。なんだろう?と思いながら寝直そうとしたときです。 「………こー………こ」  それは音に近いものでした。言葉としてではなく———そう、鳴き声。  ———まさか?こんな真っ暗な時間に?あり得ない。  私は専門家でもないので言い切れないのですが、とても不気味です。それは、まだ鳴り響き

          真夜中の声

          朝はお絵かきしたいなぁと思ってるのに家に帰るとクタクタで眠たいなぁとなってしまう。かなしみ。体力つけたいですね。

          朝はお絵かきしたいなぁと思ってるのに家に帰るとクタクタで眠たいなぁとなってしまう。かなしみ。体力つけたいですね。

          【お題】31.波打ち際

           初秋の海は、さわやかだった。夏のように射すような日差しは柔らかく変わり、心地よい風が吹き抜けている。私は先輩と共に浜辺を歩いていた。辺りは私達以外誰の姿も見えない。 「……それで、めけ先輩。僕に話ってなんですか?」 「うん……俺、もう君の手助けが出来ない」  そう言って、足を止める。私は小首をかしげた。 「そう、ですか……何かあったんですか?」 「目立ちすぎたんだ。だから、身動きが取れなくなってきた」  先輩の説明だと、カネチカに頼まれてダンス部のプロデュースをしたのが悪

          【お題】31.波打ち際

          【お題】30.やるせない思い

           あれは、俺が先輩と組んでやっと慣れてきた頃だったと思う。だから、少し心の余裕が生まれたようだった。  地球のとある山岳地帯。俺たちは救助を終え、他に取り残されている人がいないか、念のため辺りを見回っていた。 「本部から連絡が来た。遭難者は全員無事救出済みだそうだ。戻るぞカネチカくん」  俺たちはしっかり管理されているので、基本的に取りこぼすことはない。もし、他にいるとしたら違法な未管理の者、そして———原生生物(ヒト)くらいだ。 「あ。先輩、あそこにヒトが……」  俺

          【お題】30.やるせない思い

          【お題】29.放課後のクラスルーム

           人気のない放課後。俺は適当に自習をすまし、何となく自分のクラスへ戻っていた。部活動をする者以外ほとんど残っていない校舎は、なんだか物寂しい。塾が休みの日は、俺は自宅に戻らず学校で勉強をしている。なんとなく家だと集中出来ないからだ。 「………ですか……」  声にひかれて俺はそっとのぞき込んだ。そこには、あの獅子王めけと、カネチカがいた。おかしい。カネチカはダンス部の部活中じゃないのか?二人は付き合っていて、いつもベタベタしていたが、今は様子がおかしい。妙な緊張感が包んでい

          【お題】29.放課後のクラスルーム

          【お題】28. 軒下で雨宿り

           ソレに関わるなとキツく言われていたけれど、いざ目の辺りにすると、それまで考えていた対処法は見事に吹き飛んでいた。…………圧倒的だった。ここまで身近に見たことはなかったのもあるが、よりによって相手が「特別」だったのは運が悪かったとしか言えない。  突然の雨に、私は慌てて駆け出しどこか雨がしのげる場所を探していた。と、突然それは目に入った。丁度良い軒先に先客がいたおかげで、私はそこへ駆け込んだのだが………。そこにいた人物は……———いや、そこには「鬼」がいた。………人の姿に化

          【お題】28. 軒下で雨宿り

          継続と環境と

           今回のテーマは、変わってゆく環境に対して継続していくことの難しさです。  なんか、堅苦しい感じですが、簡単に言うと「続けるのっていくら好きなことでも難しいよね」という話です😅  創作に充分あてられるよう自分時間を重視した環境に身を置いていましたが、どうも環境というのは、人が絡んでいる以上変わってしまうことがあります。かくいう私もそんな事に。なので、たっぷりあった創作時間が削られることになってしまいました。悲しい!……悪いことばかりではないんですけどね。仕事が出来るのはあり

          継続と環境と

          暗箱奇譚 第12話【完】

           こうしてやっと自分を取り戻した今、今度はこれからのことを考える。自分がなんであるかを理解したのに、何を迷っているのだろう。人としての人生に未練があるのだろうか。いや、今までのことを振り返ると、未練どころか恨み言ばかりだったじゃないか。  あんなにひねくれてしまったのは、長い間独りで見続けた結果だった。狂った世界に、狂った人間達。自分で決めた事なのに、あんなに闇堕ちするとは思わなかった。  そんな中、俺の前にニカは現れた。ニカは俺にとても優し———あ!! 「なんて恥ずかしい

          暗箱奇譚 第12話【完】

          暗箱奇譚 第11話

           その言葉に、夜見はとても醜い表情を浮かべた。 「馬鹿なの?……人間なんて信頼に値するものじゃない。だから殺されるんですよ」 「酷い言い草だね。その人間に創られたのに」 「うるさい!」  夜見は急に声を荒立てる。 「だからですよ。人間に創られたからこそ、人間を嫌と言うほど知り尽くしてる。いつだって争い、殺し合う、愛を謳い、平和を願いながら」  ニカは、小さく笑った。そんなニカの態度に夜見は苛ついたようだ。 「何です?」 「君はよく人間を分かっているけど、やっぱり神様なら信じ

          暗箱奇譚 第11話