- 運営しているクリエイター
記事一覧
息の量のお話(第2話)
ヴォイストレーニングでは必ず一人一人カルテを作成するのですが、
そのカルテに「息多め」と書くことが多い。
そして
息が多めの人に「もうちょっと息を少なく歌いましょう」と伝えても、
うまくいかないことが多い。という話を書きました。
これは
本能が「小さな声で歌おう」と勘違いさせてしまうので結局息は増えてしまう。
つまり息を減らす、ということはなかなか難しいことだということになります。
また、
「
息の量のお話(第1話)
歌う時に息が多めの方が少なからずいます。
その原因は人それぞれ様々。
ちゃんと歌う=大きな声=息多め
のような図式から最初から多めになってしまっている人もいます。
呼吸法を学び、それを実践する際にどうしても多めになっていしまう人もいます。
息が多いと当然声帯に負担が大きくなります。
これを歌う時にちょうど良い量にコントロールしたい、ということになります。
さて、
「息の量が多い」とはどんな状態
様(さま)になる人、ならない人(最終話)
様になること、必要です。
やっていることが様にならないと
どうにも地に足がついた感じになりません。
借り物で雰囲気作っているだけ、みたいな。
しかし
「様になる」だけで満足することはとても危険です。
「普通」なことが「違和感なくできている」人になり、
つまりは「目を引くもの」も「他にない魅力」も感じられない
「面白くないもの」を作り上げてしまう可能性がある、
ということです。
「様になる人」にな
様(さま)になる人、ならない人(第2話)
「あいつは歌がうまい」
というような言葉をよく耳にしますが、
「うまい」という言葉は実に抽象的です。
「感情を伝えるのが」うまい
「声を会場いっぱいに響かせることが」うまい
「フェイクがすごくかっこよくて」うまい
などなど、多種多様にあります。
世の中には「へたうま」などという言葉も存在します。
これは、ある部分は下手でも別な1点でめちゃくちゃよかったりするときに
使われる褒め言葉です。
「様
様(さま)になる人、ならない人(第1話)
様(さま)になるって?
「何かよくわかんないけど、あの人の歌、かっこいいんだよな」とか
逆に「何でかわからないけど、ちょっと違う感じなんだよなあ」とか
そんなこと、思ったことありませんか?
「下手じゃないと思うんだけど、何か様になってないというか・・・」
そう、歌に限らずいろんなもので、何だか世の中には
「様になる人」と「ならない人」が存在します。
じゃあ「様になる人」ってのはどこが違うのか
声の力のお話(最終話)
声の影響力
説得力
みたいなものを増すための方法、の最終話です。
スキル編
音楽というものからの自由の獲得(その2)
前回
「歌」ってそもそも伝わりにくい、という話をしました。
では
「歌う」は「喋る」よりも伝わりにくいのはなぜ?
それは旋律が決まっている、つまり、
言葉のスピードもトーンも言葉を切るタイミングもテンションも
何もかも他人に決められた通りにしかできないから、
です。
その曲に
声の力のお話(第7話)
声の影響力
説得力
みたいなものを増すための方法、の続きです。
スキル編
音楽というものからの自由の獲得(その1)
何のこっちゃ?
ですね。
この話の前に、
そもそも「なぜ歌?」なのでしょう。
「伝える」が目的なら
「直接話す」方が伝わりやすい気がしませんか?
なぜ歌う?
もちろんそれだけではないんですが、
歌の方が伝わりにくいため、
「普段言えないことまで言えちゃうから」ってことなので
声の力のお話(第4話)
歌のことについて、
発見したこと、思っていることなど、
まとめてみています。
今回は
声の影響力
説得力
みたいなものを増すための方法、4話目です。
ようやくスキル編ですね。
3話までは前提のお話でしたが、
ここからが本題です。
呼吸について書きます。
腹式呼吸であることは前提です。
腹式呼吸と胸式呼吸についての細かい説明は、
また別な機会に書くことがあるかと思います。
このお話のスタート時