なんくるくる

沖縄出身。農業研究者を目指していたが、博士課程を中途退学。現在、サラリーマン農家として…

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沖縄出身。農業研究者を目指していたが、博士課程を中途退学。現在、サラリーマン農家として日本の農業と故郷沖縄について勉強中。科学・農業・仕事について色々と書いていきます。 自由にフォロー、コメントしてください!

最近の記事

農業は午前中が勝負。午後は自由にしていきたい。

こんにちは、日々農作業に従事しながら、農業が面白くなる方法を考えています。 わたしは、サラリーマンとして会社に雇われながら農業という職種を行っています。就業時間は、基本8時-5時半です。しかし、夏の3ヶ月から4ヶ月くらいは農繁期になるので朝6時出勤になります。午後は、猛暑になるので12時-16時まで休憩して夕方、少し仕事します。1日8時間労働程度ななります。意外にも、ホワイトな働き形です。 仕事の流れとしては、収穫→選果→出荷になります。選果とは、収穫した作物をA品やB品

    • 勉強とはある目的の為にするのである。

      こんにちは、日々農作業をしながら思ったことをつづっています。 そんな、私も今日で仕事納めになりました。年末年始の休みは比較的長くもらえるので、農業について勉強するかと思い。購入して積んでいた本を整理したり読み始めたりしようと思い。 ふと、『こんない本かったけど全然詠んでないないなぁ、本買っただけで満足してたな』と思いました。 本を買っただけで満足しいたことに反省しました。 そもそも、何でこんなに本を買って勉強しようと思っていたのかと自問自答しながら本を並べてみると似た

      • ラジオは農作業の味方

        日々、農業に従事しながた色々と考えています。 そんな、日々に彩りをつけてくれるのがラジオの存在です。 作業の間中、ラジオをつけているのですが、これが面白い。 うちは、NHKを主に聞いているのですが。面白いです。 ニュースも入ってくるし、なにより天気に関する情報を一定の時間毎に教えてくれるのは助かります。 あと、以外に多いのですがリスナーの方が農家で「今、~の収穫しながらラジオを聞いてますが」みたいな投稿が多いです。 そういった、リスナーの人の投稿を聞くと『お、同じ

        • 農業は天気が悪いと仕事が進まないのです。しかし、天気に影響されるのは以外の職業でも同じ。今日も、頑張りますので、みなさん頑張りましょう!

        農業は午前中が勝負。午後は自由にしていきたい。

          面白い農業とは、何か?

          「面白い農業とは、何か?」 日々、畑仕事をしながら考えています。 最近は、「面白い農業とは、何か?」と疑問に思っています。まぁ、人手不足で働き手が全然いなくて、どうしたら面白くなるのだろうと思ったことがきっかけです。 何が、面白いかは結局はその人しだいで一概にはコレだというものが無いというのが結局結論です。 しかし、個人的に農業の面白いは、やはり「良い生産物を沢山つくる」ということが基本になると思います。 農業は、基本的に一年に一回勝負です(年2-3回生産するものも

          面白い農業とは、何か?

          柿よ、永遠なれ

          日々、農業に従事しながら色々と考えています。 今回は私も生産してる、柿について調べてみたいなと思いnoteに書きつづりました。 柿をひとまずWikipediaで調べてみました。すると、『カキ』ではなく『カキノキ』で出てきます。これは、多分ですがカキは果実を食すだけではなく、樹木自体もカキ材として利用価値があるからだと思います。 カキには、渋柿と甘柿に分けられます。(不完全甘柿、不完全渋柿というのもありますが) 渋柿の代表品種としては、干し柿で有名な市田柿や西条や愛宕な

          柿よ、永遠なれ

          農業=地域に根ざした職業とは本当か?

          日々、農業に従事しながら色々考えています。 そんな中で、新規就農したり農家の方々が以外に苦労するのが地域の方との付き合い方だと思います。 特に、地方に行くと色々な組織の役をしないといけなくなり、苦労します。その役が農業に関係あることだとまだ良いのですが、直接農業に関係無さそうな役なども回ってき、ものすごく忙しくなります。 また、現在農業を生業にしている人でも農地全て借地という人もいます。全てでなくても借地で面積を拡大する人は多いと思います。そして、現在農地は借りる人が少

          農業=地域に根ざした職業とは本当か?

          農薬ってそんなに悪いか?

           僕は、仕事で農業をしています。過去のnoteにも書きましたが、会社に雇われて業務として農業をしています。サラリーマン農家です。  減農薬や無農薬の果物や野菜の取り扱いについてたまに聞かれます。内は、化学肥料は使いませんが、農薬は普通に使います。慣行農法ですね。 「なんで、農薬つかってるの?無農薬のが良いよ」とたまに、お客様に言われたりします。その時、正直に言うと「何、いってんだよ。こっちは、商売で農業してるんだから、良い商品作るために農薬使ってんだよ」と思っています。

          農薬ってそんなに悪いか?

          誰に売りたいのか?

          こんにちは!久しぶりにnote書いてみました。 私は、農業法人で働いているのですが、農業に置いても「誰に売りたいのか?」という考え方が重要になってきたと思います。 今までだったら、JA さんの出荷規格などに統一されていた農作物の規格が、個人や企業のブランディングまで考えると様々な規格が必要になります。 特に大きさ。今までだったら、果物場合大きい方が良いという考えが絶対的でした。 しかし、個食化や一世帯での家族人数が減ってくると小さくて一人で食べきりサイズの方が需要が上が

          誰に売りたいのか?

          なかなか、片付けができなくて

          僕は、片付けが苦手です。 家はごちゃごちゃしてて、落ち着かない。 落ち着かないので、外にでて遊んで時間を無駄に使い、結局また片付けができない。 そんな、僕が少し本当に少しだけ片付けができるようになった。 なんて事はない、1日一個物を片付けるようにした。片付けも方法も色々で、段ボールにしまう、捨てる、売る、人にあげるなどである。 1日一個されど、少しずつ片付く。すると、不思議と『片付けんだから、汚さないようにしようと』考える。 まぁ、なんて事ないですが、少しだけ自分が

          なかなか、片付けができなくて

          『ぼくらの民主主義なんだぜ』を読んで

          仕事の間は、NHKのラジオを聞いていることが多い。その、ラジオでこの本の著者・高橋源一郎さんが、パーソナリティーを務めている曜日がある。その、曜日が面白く、この人どんな人なんだろうと思ったのが本を読むきっかけだった。 この本は、高橋源一郎さんが朝日新聞に投稿していた物を編集した本であった。3.11直後のことが多く、色々勉強になったし、少し時間がたった今3.11を忘れずに、考えるきっかけにもなった。 とても読みやすく、サクサクよめた。だいたい、2-3ページで一区切りつき、共

          『ぼくらの民主主義なんだぜ』を読んで

          肉体労働

          私は、農業という仕事をしています。しかも、雇われてしているので『肉体労働』という種類になります。 この職種につく前は、デスクワークについていました。肉体労働と「きつい」イメージがありますが自己管理をしっかりすれば無難に仕事できます。 デスクワークの時は、残業もあり参加しなければいけない飲み会もあり、なかなか自己管理が難しかったです。 しかし、農業では職場の人みな同じように肉体労働をしているので急な飲み会などはほぼありません。あったとしても、「次の日も仕事なんで」という言

          果樹園の冬

          果樹園で働いていると、よく「冬は暇でしょ、仕事休み?」と質問を受けます。 しかし、意外に冬も作業があります。特に、大事なのは『剪定』です。 剪定とは、簡単に言うと枝を切って樹木を若返らせたり、作業しやすい形にしていきます。選定の目的は大きく以下になります。 ・作業しやすくするため樹木の形をつくる ・樹木の勢いを調整し、毎年果実をつくる量を平準かする。 ・全体の葉に日当たり良くする ・風通しを良くして、病気を予防する この作業を冬にかけて行い、春先までにら終わらせま

          これからの農業人のキャリアについて

          ~新規就農や農業法人への就職などを考えている方へ~  私は現在、農業法人に勤めるという形で農業に携わっております。そして、これからも農業法人に勤めるという形で働いていくと思います。いわゆるサラリーマン農家という形になります。  最初から、現在の農業法人に長くいようと思い就職したわけでは無く。独立就農に向けての修行と思い就職し働き始めました。このことは、会社の社長にも面談時に話しており社長も独立就農にむけての研修生という気持ちで雇っていたと思います。期間は2年と決めておりま

          これからの農業人のキャリアについて

          博士を目指した時と挫折したこと。そして、新しい目標を見つけたこと。

          僕は、大学院博士課程まで進学して、学位を習得せず退学した。自分の実力不足である。しかし、研究するということや自体を好きです。また、博士課程に在学していたこと自体を無駄と思っていません。色々、勉強になった。自分の世界を広げてくれた期間であることは間違いない。 本ノートは以下の構成で進んでいきます。 ・博士課程まで進学した理由 ・博士課程を退学したこと ・退学後のこと ・新しい目標 『博士課程まで進学した理由』 博士課程まで進学した理由は。研究者になりたかったから。

          博士を目指した時と挫折したこと。そして、新しい目標を見つけたこと。

          SF小説タイムマシンについて~80万年という未来への想像~

           SF小説の一つであるタイムマシンについて語りたい。  以前のノートでも書いたように私はサイエンスフィクションというジャンルがすきである。特に、映画の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか大好きだ。  この小説も好きな作品の一つである。ハーバート・ジョージ・ウェルズ著のタイムマシンである。1895年に発表された作品であるがとても新鮮に読んだ記憶がある。小学生の時に読んだものは児童用訳されていたが、多くの出版社から邦訳が出版されているので是非読んでほしい作品の一つである。

          SF小説タイムマシンについて~80万年という未来への想像~