『ぼくらの民主主義なんだぜ』を読んで

仕事の間は、NHKのラジオを聞いていることが多い。その、ラジオでこの本の著者・高橋源一郎さんが、パーソナリティーを務めている曜日がある。その、曜日が面白く、この人どんな人なんだろうと思ったのが本を読むきっかけだった。

この本は、高橋源一郎さんが朝日新聞に投稿していた物を編集した本であった。3.11直後のことが多く、色々勉強になったし、少し時間がたった今3.11を忘れずに、考えるきっかけにもなった。

とても読みやすく、サクサクよめた。だいたい、2-3ページで一区切りつき、共感できる部分も多い。

読んでいて、感じたことは『社会は自分たちで作っていかないといけない』ということだ。

タイトルに民主主義と入っているので政治の話が強いという印象だが、この本を読んでいると政治とは遠いものではなく身近なもの、そしてあくまでも生活をつくる一つの道具が政治という感じになってくる。

選挙に行ったり、予算委員会の中継を聞いたりして政治の勉強を少ししたつもりになっていたし、政治家は国民のことを考えないと絶望してりしてたが、本当の意味で政治に参加するということは身近で楽しいものなのではないかと思った。

この本をきっかけに政治や社会というものについて色んな人の意見を聞きながら考えてみたいと思った。

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