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個別最適な学びについて考える(34)ーOECD教育研究革新センター(2007)個別化していく教育ーから

おはようございます!
今回は割と新しい本をディグってきました。古い本も新しい本も,なんかワクワクしますよね。お宝発見的なイメージで。笑
まだまだ読みたい本はたくさんあるんですけど,記事でアウトプットしながらということがものすごく大変です。
しかし,ただ読むだけでは身についていない可能性も十分にありえますから,改めて読んでアウトプットしていかなければいけないというわけです。

また,最近は最初の挨拶をAIに書いてもらうのをやめました。やはり,最初の挨拶は自分らしい挨拶の仕方でという気持ちで勝手に変更にしました。

本日は,「OECD教育研究革新センター(2007)個別化していく教育.明石出版,東京」です。早速読んでいきましょう!

第一に、教育での個別化の提供は、個々の生徒の長所と短所を実際に知ることによって判断される。そのため、変化を促す最大の要因は、すべての生徒の学習ニーズを診断するための学習評価とデータと対話の活用にある。

OECD教育研究革新センター(2007)個別化していく教育.明石出版,東京

子どもたちの自己評価のためだけではなく,その評価をもとに教師が子どもたちを見とっていくことが必要なのだろうと思います。
個人情報の扱いには注意しなければなりませんが,現在データを収集しやすくなっていると考えられます。集めるだけ集めて終わりではなく,そのデータたちと対話することが求められると思います。

そのデータにより,さらに子どもたちにあった支援をすることができると思います。しかし,その時間を取ることも難しい可能性があるため,集計に関してはコンピュータに任せていきたい部分ではありますね。

第二に、個別化学習は、個々のニーズに基づく授業・学習方略を通じて、それぞれの学習者の能力を発達させ自信を持たせることを求める。このことは、すべての生徒に積極的に周わり、生徒の能力を最大限に伸ばし、学習機会を拡げるために、教師、補助スタッフ、新しいテクノロジーを独創的に配置し、学習の異なるペースとスタイルを調整するといった方略を必要とする。

OECD教育研究革新センター(2007)個別化していく教育.明石出版,東京

ここにも学習方略が書かれています。
覚え方は人それぞれで,方法は異なっていても,覚えることができ自信を持っていくことを目指していきたいです。ペースもスタイルも異なっていいので,少しずつ学習者の能力を発達させていき,子どもたちが自信を持てるようにしていきたいですね。

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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