【時事アナグラム】広報戦略後進国、ニッポン。
コロナで溢れた今年のニュースの中でもひと際輝いていた(?)のが芸能界の負の事件。。お笑い界の大物、女優の病死、俳優・タレントの自殺、不倫、大麻所持、ひき逃げ事故、、コロナ禍で他のニュースが相対的に少ないせいか、例年より多い印象。そのせいか、去年の今頃に文春砲を受け大河「麒麟がくる」を降板したあの問題女優の一件も記憶の彼方に追いやられているほどだ。
というワケで、今回はそんな中でも今年の注目度No1と思しきネタを引っ提げ、「芸能界DEアナグラム」参りまSHOW!
あ!主人!ヤベ!関係者騒ついた
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あしゆじんやべかんけいしやざわついた
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あんじやつしゆわたべしやざいかいけん
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アンジャッシュ渡部、謝罪会見
謝罪会見っちゃあ、謝罪会見だったようだが、世間・メディア的には腹落ちから程遠い結果となってしまった。どんな質問に対しても応えることなく、ただただ「申し訳ございません。私が至らないばかりに。。。」と繰り返した、という。
だけど、考えてみよう。もしこれが「弁明記者会見」だったら、きちんと質問者が納得のいく回答をすべきだったろう。でもきっと本人、事務所の意図は違う。「謝罪会見」なのだから、その名の通りの言動をしたまで。ただまぁ、この期に及んで出てきたのだから、リポーター陣は世間が知りたいだろう質問をブツけるのは想定内なハズ。それに謝罪の一辺倒で通せると思ったとしたら、完全なる広報戦略のミスとも言える。
ここでもまた、日本人の広報戦略の未熟さが露呈した。
オイラは、似たような事件で記者会見したタイガー・ウッズが好対照だった様に感じる。
タイガーは会見で自身の性癖や罪を認め、どんな辛辣な記者の質問に対してもウソ偽りなく、隠し立てせず真摯に向き合って一問一答で応えたことで、世間の同情というより賛同を得て、これ以上堕ちることのない底辺から這い上がることに成功し、ゴルフ界で完全復活を遂げた。
それは、①ひとは誰でも過ちを犯す。②でも犯した罪を認め世間に許しを乞うためにすべてを晒し、③償った者は再起の機会を得て然るべきである。という考えに基づいているが、タイガーの場合は肝心な②にキチンと対応したが故に得られた③であったと確信する。
それに対し、今回はそうではなかった。②で、質問に適切に応えないばかりか、違約金の支払いについてまでウソをついたという。自らを晒していない。未だ隠し事をしている、自分を守ろうとしている、と受け取られてしまう対応が目立った。そりゃ、火消しどころか、真逆の効果だ。
しかし、それに反して興味深い記事を見つけた。
その論調は、この謝罪会見が「成功」だったというのだ。東洋経済さん、マジかよ?
確かに会見の様子は、イジメの様にも見えたのでリポーターの質を問われても仕方ないが、それは彼が質問に応えないが故の結果なんであって、その事で彼を同情する空気が流れるのは全く見当違いではないか、と思う。
彼もタイガーのように自身が病気であることを吐露して全てを詳らかにするべきだった。その底辺に自ら堕ちてからでないと、芸能界、いや社会復帰は難しいかと。
ガキ使年末スペシャルもお蔵入りし、全ての戦略が裏目っている。日テレもヤバい。コンプライアンス的にも。マジで、日本の広報戦略は終わっている。ちゃんと教育した方が良い。去年の宮迫の会見を思い出した。日大アメフト事件も。。。
今回の対応は誰も得をしない結果となった。
視聴者もこんなニュースに付き合わされて迷惑した。見なきゃ良いだけなのだが。得をしたのはこれをネタにアナグラムを作れたオイラくらいなもんだ。しかも、良い出来だ!爆
さぞ、嫁さんもマズイ想いをしているだろう。一度ならず二度までも。。
いかん、こんな芸能ネタで熱く語ってる場合では無い(u_u)
次回はプロ野球界の期待の星、新庄ネタです!ご期待ください
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