サザンの「有料配信ライブ」に思う

色々大変だろうから、余裕はそんなにないけどお布施をしたいわけです。

サザンの有料配信ライブ　ウィズコロナのモデルに

日本の音楽業界に詳しいわけではないんだけど、スマホが一般的になり、ストリーミングサービスや、youtubeなどで音楽が聴けるようになり、CDが売れなくなって10年ほど経った。
ここ数年ミュージシャンは、ライブでの収益、ファンクラブの会費、グッズ販売を主な収益に活動してきた。今回のコロナ禍で一番収益が大きいであろうライブの収益が得られなくなったので、困っているミュージシャンが多い。

同時に、ライブの裏方と言われるPAや照明、舞監や、特効などの職人さんは仕事がなくなりミュージシャン以上に困っている。

「サカナクション」であるとか、「ニガミ17才」であるとか、私の観測範囲内のミュージシャンは特定のPAやライティングがいるからこそ、自分たちの求めている音を出せる、見せ方ができると主張している。
見逃しがちだが、ミュージシャンは演者だけでなく裏方も含めたチームで出来上がっているのだ。なのでファンとしても職人さんが食えなくなって、ミュージシャンの理想の音をそのまま浴びれなくなるのは非常に困る。

サザンの「有料配信ライブ」はそんな中で非常に嬉しいニュースだ。チケットは3,600円で18万人が購入したそうだ。ファンはミュージシャンが音楽活動を続けるためにはお金を払いたい。ミュージシャンが求めるステージを維持するためであれば尚更だ。

と言うことで、みんな「有料配信ライブ」やってくれたらなぁ。と思った。

気持ち的にはこんな感じ。いい笑顔である。

#COMEMO #NIKKEI