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暴力を美化するのではなくできることをする

民主的な仕組みが機能している限り、そして正当防衛が認められるような事態でない限り、私たちはたとえ理不尽に打ちひしがれても、あるいは絶望で自暴自棄になりそうになっても、暴力に訴えるのではなく民主的な仕組みを駆使して解決をはかっていかなければならないのだと思います。

民主主義を望み、民主主義で生きていくということはそういうことなのだと思います。

暴力で解決しようとする人をヒーローにするのではなく、そこまで追い込んだ社会の矛盾を放置してきたことを反省し、民主的な手段を駆使して、そこまで追いつめられてしまう人が一人でも減るように政治も経済も良くしていく。弱者を救済する仕組みを作っていく。弱者が救済を受けられるようにその仕組みを広げていく。そんな地道な努力が必要なのだと思います。

民主主義は本当にまどろっこしいものだと思います。でも私は民主主義を大切にしたいと思っています。決してそれを手放すことが無いようにしたいと思っています。だれもが暴力を美化しなくて済む社会になるように、今後も真剣に政治に目を向けていきたいと思います。

民主主義を育て守り通そうとしてきた先人たちの血の出るような努力の結晶を私の手から滑り落としたくはありません。


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