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在外選挙に行ってきました。

「いつも自分の仲間「お友達」に囲まれて、おだてられて、守られて、安全な場所に身を置いて、浅はかに軽々しく勇ましい言葉を吐きつつも、すべてを説明して国民の審判を仰ぐ覚悟すらなく、自分の言葉に責任も取らない。」

そんな人に政治を任せたくなくて、民主主義と人権を守ることの本当の大切さと苦労を理解して、私たち国民のためにその苦労を厭わず地道に努力してくれるのはだれなのか、選挙の時には、候補者の主張や実績を一生懸命読んだり調べたりしています。

民主主義の原則を守り抜くということは本当に生半可な覚悟ではできないことだと思います。それは政治を行う人にとっても、その人たちを選ぶ我々にとっても言えることなのだと思います。覚悟が必要なのです。

ちょっと考えることをあきらめたり、面倒くさがったり、努力を怠ったりすることで、民主主義には簡単にほころびができて、いつかは無責任な勇ましい言葉に踊らされてしまうことになるのだと肝に銘じていたいです。

「本気の外交努力も行わず、他国の脅威を言い訳に、簡単に軍拡を口にするような政治家にたよってしまうと、いつのまにか戦争に巻き込まれてしまうかもしれない。ましてやいつの間にか侵略の加害者になっているかもしれない。そして今侵略を行っている彼の国の国民のように、誰かの言う戦争の大義をうのみにして、自分の国が加害者になっていることすら気がつかないかもしれない。」

「つい10年前に大事故を起こした原発にいまだにすがり付いたまま、政策転換の本気の努力もせずに、いまだに原発なしではこの国のエネルギーは守れないと軽々しく胸を張って言うような政治家にたよってしまうと、いつか第二、第三の福島を生んでしまうかもしれない。」

私はとても心配しています。

たとえ侵略した国の国民が真実を知らされていなかったとしても、その国の国民は国際社会の中でこの先ずっとその十字架を背負っていかなければなりません。

美しい国土を汚染してしまった事実から目をそらし、もしもう一度同じ過ちを繰り返したとしたら、私たちは子孫になんと言い訳をすればよいのでしょう。

人の価値観はいろいろですが、「守るべきもの」を人間は長い歴史の中で見つけだし、人間の英知の結晶としてルールにしてきたのだと思います。それが人権であり平和であり民主主義なのだと思います、これを守ることが人としてのプライドなのだと思います。

わたしはこのプライドを守りたいがために選挙に行きます。いや、もう投票してきました。

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