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モラトリアム医大生①

医学部5年生。
世間一般では大卒では社会人一年目。自分の足で立ち、生きていく年齢だ。
そんな年齢にも関わらず、私は親の援助に頼って生きている。
入ってくるバイト代は学費と比べたら微々たるもの。
実習も、勉強も、それなりには頑張っているけれど、勤労をしていないことの埋め合わせにはなっていないような気がして仕方ない。
一人で心苦しさを感じている。
自分はまだ飛べないヒナの様に未熟だが、見かけはトサカのある鶏である。

一方で医学部の同級生を見渡すと、ゴルフやカウンターで食べる寿司や海外旅行(ハワイ、グアムetc)をインスタにあげて学生生活を満喫している。そこに自立していないことからくる後ろめたさや不甲斐なさは一ミリも見受けられない。

医学部5年、6年はモラトリアム期間なのか、について考察していきたい。


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