見出し画像

ゲーム製作チームから脱落してハンドメイド作家になりました

これは、かなり苦しい過去だったので封印したかったのですが、現実で、これがなかったら今はないので、どこかで言語化しておかないといけないなと思っていました。

最近、ハンドメイド作家になり、ハンドメイド作家さんのノウハウを中心に読んでいたんですが、少し(いやだいぶ)違和感が生じていたのです。

・「人と絡めないからハンドメイド作家」でもない。むしろ人と会いたい
・「病気で外出出来ない」は事実だけど、病気だからハンドメイドをしたわけではない。実際、薬でどうにかしながら売り場に何度か行った
・ターゲットは実際に会っている人が多く、ペルソナも指定されたような仕事が来る
・イラスト時代の仕事名残をかなり引きずっている(仕事は対面でもらっていた、など)
・人生において上向きになると家族が足を引っ張る。そのまま地獄に何度も堕ちた

そもそも、ぐるみは使う人に安全なものを作らないといけません。

私は小さい頃からハンドメイドをしていましたが、途中10年くらい仕事が忙しく止めていた時期がありました。

イラストを見て仕事が来たり、人間関係が出来たりして、それがだんだん大きくなり、会社員のアフター5のレベルを超えてしまいました。

そして会社を辞めフリーになろうとした時、会社を立ち上げた人から声がかかりました。
チームのイラスト担当として入社。
プライベートでもらう仕事以外に、チームとして仕事をしていました。

そこで意見が合わなくなり、喧嘩の絶えない状態になります。

チームは当時、今でいうマルチタスクゲームをやりたかった人が多く、私は上の子がシングルタスクゲーム好きだった影響で反対してました。

20年前です。まだスマホゲームを否定出来た時代でしたが、時代はマルチタスクゲームまっしぐら。

別に仕事してなければ、そのチームにいなければ、そこまで考えなくてもいい事でした。

私は孤立し、そのチームの邪魔になり退社します。
その時、ゲームもパソコンもイラストもしたくなくなり、子供の頃からの夢だった編み物の本格的な講座に行きました。

あまりに突然で、悩みを相談していた人にも「今から編み物教室通うわ」って感じで言ったものだから、友達とも喧嘩になり、音信不通に。

そこから数年、資格を取得した頃には人間関係がほぼなくなっていました。

さてどうしよう、と思った時には体調を崩して、ほとんど寝たきりに。

結果、全ての仕事と、健康をなくし、家族だけの生活になりました。そのまま浮上することなく20年くらい、仕事現場に戻れなかったのです。

そして体調が少しましになった。
以前から編み物やハンドメイド作品はweb上で出してましたが、イラストの時のような、ムーブメントが起こる程の仕事や仲間は来ませんでした。

そこでイラストを出しましたが、Twitterでボロクソに叩かれる。(今はウケてるんです。当時だけでした。何が悪かったんだ)
ぬいぐるみや編み物に変えたら反応が来るようになり、現在のスタイルに。

なもので、自分の中の引き出しから使えるものを出してるという意味では、実は20代から全く変わってない。媒体変わりすぎて、友人や家族は理解してくれませんでしたが、やってる事は「私が今の時代に使える武器を振りかざす」。

このドラマチックだけど事実、なバックグラウンドを、何故隠さなきゃいけないんだろ、と、ハンドメイド起業のノウハウを見て思ったのです。

キレイとかふわふわな要素が、私の人生にはない。人とバチバチぶつかって、剣をふりかざして戦場にいた私に、自然光でふんわりとした写真で、って今まで荒野やビル群で生きてきたから、血を拭いて田舎帰れってことかな?笑

色々なサバイバル人生送った人のノウハウも読みました。けど、それともなんか違う。誰かを卑下したいわけでもない。純粋に、私そのものを抽出してきた。当時も今も、現在の立場で思う事を表現してる。マウント取るために作品作ってないよ。どうせ相手は私なんて見てない。

それで最近だと、メンタル回復させながらを売りにした方がいいのかとも考えた。しかし、メンタルやられてる人のやられ方は、私はライトな方でした。

病院でも聞かれました。子供の頃、心傷つく出来事がありましたか?私「ないです。」
現在メンタル不調な方の闇は深く、私はそこでも違和感を覚えることに。

メンタルを最近会った人によって壊された、という人はけっこういると聞きます。一概に子供時代傷ついた人=メンタルやられた=見せない方がいい と決めつけるのは、今の時代に合っていない。
苦しみも人それぞれ。今苦しいんであって、育ちを原因にするのは、そろそろやめませんか。

私の作品は、私をコーヒーフィルターに入れて抽出したような子たちになってます。だから、ちょっと古っぽくてクタクタしてるけど、味わいとドラマがある。
ほろ苦さは、あえて隠してない。

今現在の私を抽出する(見せる)ことで、傷を癒せる人はいるんじゃないかな。

総じて一番今しっくり来ているノウハウは、さわらぎ寛子さんの本かなあ。関西ノリだし、ワークで「家族が自分の足枷になってる」と知らしめたのは、この人のワークだけ。

最新刊でも刺さるワークがあるみたいだ。はよ買えって。


ps.2200文字超えたけど、有料記事にはしません。今の時代は投げ銭でしょう。これだけ無料記事が溢れてたら、有料記事ってだけで読んでもらえないうえ、人として嫌われてしまったら目も当てられない。そもそもスマホ版noteは有料記事には出来ないので、pcで気に入ってくれた方、よろしければ、投げ銭下さい。笑

フォロワーさん、じゃない方、いつもたくさんの方に読んでいただいてとてもうれしいです。ありがとうございます。