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なかなか発達障害を診断してもらえなかった僕による、正しく早く診断してもらえる方法

どうも、ワードプレスでブログをしている「なん」です。

今回は、自分には99%発達障害の症状が当てはまっているのに、なかなか診療内科にいっても診断されない!という人のために、発達障害(躁鬱病・広汎性)の当事者の僕がどうすれば診断してもらえるかについて書いていきます。

注意:僕は心理療法に対して専門的な知識や資格はもっていませんので、あくまでも参考にしていただくと幸いです。あと、絶対的な方法でもないのでもしうまくいかなくても自己責任でお願いします。


発達障害であるという自覚は99%あるのに、なかなか診断されなかった

まずは、見出しにある例をわかりやすくするため僕の自己紹介を少しだけします。

僕は現在大学生なのですが、昔から躁鬱病・ADHD・ASDと思われる点がいくつかありました。

・なんの前触れもなく急に気分が高揚したり、唐突に不安感に襲われる

・小学生のころから忘れ物が多く、掃除や家事が苦手で予定表も作るのが苦手でした。あと字もめちゃくちゃ汚いです。

・高校時代数学テストが毎回一桁で、英語と国語は毎回ノーベンで上位でした。提出物は毎回答え全写しでした。スイマセンw。

・球技における運動神経はてんでダメだけど、体操などにおける特定の運動神経は異常に発達していました(1日でハンドスプリングができる)。あと全く運動していないのに運動部より足が速かったですし、筋肉もあります。


・小中高校では生き物に対する熱意が半端なかったです。放課後にはほぼ毎日友達と虫採りしたりペットショップに行ったりしていました。過剰な好奇心故にサソリとかピラニアとか古代魚なんかも飼っていました。大学の今ではすっかり飽きてしまいました。

この生き物の話なんかは掘り下げていくと面白い話をが色々あるので別記事でまた話そうかなとも思ってます。


などなど、調べていただければわかりますが、症状に当てはまっていると自覚しております。端的にまとめれば以下のようなものです。

躁鬱病

・前触れのない気分の乱高下

広汎性発達障害

・過剰な好奇心

・得意不得意の差

・じっとできない・忘れ物が多い


このような特徴があるにも関わらず、僕は19歳になるまで躁鬱病・発達障害と診断されませんでした。主な理由としては二つあって

・小さい頃は症状がそこまで顕著に出ていなかった

・周りに相談してもそんなの嘘だと言われて病院に行かなくても良いと言われた

です。

この二つが原因で、診断されるまでに結構時間がかかりました。

僕と似た症状の進行具合や環境の人もいると思いますし、もしかしたらまだ診断されていない人もいるかもしれません。

自分が躁鬱病・発達障害であると自覚し始めたのは17歳のころで、そもそもその年になるまでこれらの病気の存在を知らなかったからです。


たまたまインターネットの記事で見かけたのがきっかけで、最初は「へー。」ぐらいにしか思っていませんでしたが、段々自分は当事者ではないかと思うようになりました。

高校3年生のころにはもう日常にかなり支障をきたしていて、躁鬱の鬱期が受験期と重なっていたのでとてもしんどかったですね。

無事に受験は成功して志望校に行けて、その後すぐに心療内科を受診することになったのですが、、、


まず一つ目の心療内科を受診。たぶん院長と思われる男性が診察してくれましたが、予想とは違った答えが返ってきました。

先ほど述べた僕が躁鬱病・発達障害である理由を院長に説明したところ、

「そんなことは思春期の学生によくあることだ。考えすぎ。」

とさらっと流されて、「たぶん意味ないと思うけど、心理検査か薬もらっておく?」と言われ、あぁこの人に相談するのはやめておいた方がいいなと思ってそこの病院は1回目で行くのを辞めました。


2つ目の病院は約3カ月通いました。一番長いです。1つ目がダメだったのでセカンドオピニオンを希望しこの病院に通院し始めたと思います。記憶が曖昧でスイマセン。

担当の先生は、女性で発達障害を持っている先生でした。診察しにきた事情を話すと、当事者であることも含め話をさえぎらずに聞いてくれた良い先生でした。

しかし、薬を服用しても効果が感じられず、心理検査でIQを測定しても特徴的な部分はなく、3カ月通っても結局診断書はもらえませんでした。


3つ目の病院、最後です。通院するのを辞めてからも日に日に症状が悪化し、ついには家庭トラブルを起こして、大学1年休学。メンタルが崩壊しました。

そして、通院するのを辞めてから1年間後にまた同じ先生に診察してもらおうとしたところ異動していたので、その病院にてまた診断してもらったところ、やっと診断してもらえることができました。


かなり長くなってしまって申し訳ございませんが、このような経路を経て僕は躁鬱病・発達障害であることを診断されました。

診断されてからも薬にはあまり効果がないと思って、また通院を辞めましたが最近かなりしんどいので薬をもらおうかなと考えております。こういう病は治る気がしませんね。


僕は自覚症状があってから診断されるまでに2年以上もかかってしまいましたが、次の章では同じ悩みを抱えている人のために、正しい診断をされるためのコツをお伝えします。


心療内科で正しく早く診断をしてもらうには

この章では僕が3つの病院で診療内科を受けて、「こうすれば正しく早く診断書を書いてくれるな」と思った点について話していきます。

ダメそうだと思ったらすぐにセカンドオピニオンを求める

僕が診断してもらうまでの経路で3回も違う病院に通うハメになりましたが、今思えばこれは正しい選択だったと感じています。

なぜなら、精神科・心療内科は病院や先生によって本当に意見がバラバラだからです。そもそも、精神病は医療における歴史が浅いですし、見た目ではわからない問題ですから、複雑かつ見分けるのが難しいのはシロートの僕でもわかります。


僕も最初に通った先生は発達障害への知識が乏しいなと感じましたし、初診で違和感を感じたり、あまり親身に寄り添ってくれなさそうならすぐに違う病院に乗り換えましょう!

あと、主治医の方があなたが患っているものと同じ病を経験したことがあるのならば、ぜひその方に診断してもらいましょう。やっぱり当事者が一番あなたの病に寄り添ってくれますし、良い治療法につながりやすいはずです。


日常生活に支障が出ていること・学校や会社でも問題があったことを伝える

僕はADHDの診断のためにIQ検査を受けましたが、結果は特に異常は見られませんでした。ですが、明らかに日常生活や学校生活で支障をきたしており、親や学校の先生に迷惑をかけていました。


というか、IQテスト結果はそこまで大事ではないと思いませんか?

もしIQテストで発達障害であることがわかっても、日常生活においてほとんど支障をきたしていないのなら、その人にとって病であるかどうかなんて大した問題じゃないですからね。


僕が診断書を書いてもらったときには、親とトラブったことや高校で問題を起こしたこと、そして何よりも大学を休学する理由が必要だということを伝えることで、すんなりと書いてもらえました。

大学を休学する際に、心身問わず病気が理由でするなら診断書が必要になりますからね。僕と同じ理由や退職・休職を理由とするのであれば、書いてもらえる可能性は高いと思います。まぁもちろん、適当に書いてくれるわけではないです。


まとめ

僕は躁鬱病・発達障害ですが基本つらいです。

ただ、自分がそのような病であると分かっただけでも気が楽になることもあります。正体不明のままですと、より不安感に襲われますし、周りにも理解されにくいです。

癌と同じで精神病も発見はお早めにしておくべきです。皆さんも少しでも自分はもしかしたら・・・と感じたらすぐに何らかの手を打つべきです。思い込みなんかよりも気づかずに悪化していく方が絶対ヤバいですからね!


最後に僕がいつも参考にしている、吉濱ツトムさんのYouTubeチャンネルのリンクを貼っておきます。

dスピリチュアル的なことをしていることを除けば、とても参考になります。


今回はかなり真面目な話題について書かせてもらいましたが、疲れました。

最近noteを始めたばかりですが、思いついたことを気にせずかけるのでブログを書いているときよりも楽しいですね。

では。

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