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古今東西の「愛してる」:筆談

どんどん便利になっていく。
彼女もそう思っているはずだ。

僕らの会話はいつも、携帯のメモ帳で繰り広げられる。
僕が入力し、彼女が入力し、二人で読んで笑う。
それをお風呂でもできるんだから、幸せ以外の何物でもない。

「愛してる」

寝る前に見せてきたその4文字は、
なんだか照れてるようにも見えた。

===後記===

「時代は5G」だとか「AI」だとか、どんどんテクノロジーは進化していくみたいだけれど、どうにもその実態をつかめない。すごそうなのはわかるけど、何を変えてくれるんだろうか。そんなモヤモヤがつきまとう。拭えない。

でもきっと、誰かができなかった事、したかった事を叶えてくれているんだろう。それを人間生活に組み込んでみたら、テクノロジーと人生の接点が見えてくるのかもしれない。

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