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『続ける思考』を読み始めて

飛行機の移動中に井上新八さんの著書『続ける思考』を読み始めた。このタイトルには「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!と前置きがあり、帯には「もはや継続が趣味になる!」とまで書いてある。

私はつい先日、音声配信(stand.fm、Voicy)の毎朝更新が1年になった。自分の継続力に少し自信が生まれ始めた一方、まだ(終わらせてはいけない)というプレッシャーを感じる日もある。そこで、まさに「続ける思考」を持ちたいと思い、本を手に取った。

ちなみに私は忙しい。この本を読むまではそう思っていた。ライター4年目の1年間で取材は120本、納品記事は1700本を超えている。だから、時間が無いのは当たり前で、その中でも自分らしくいられる時間を確保できている方だと思っていた。

ただ、この本の著者の井上さんは、まったくレベルが違う。私より忙しいはずのスケジュールの中で数え切れないくらいの習慣をこなしていって、毎日映画やドラマなどを見ているそう。

井上さんいわく「1日の習慣を徹底的にデザインした結果」「自動的に続けられる仕組み」と表現されている。

そのマインドや具体的な方法を続けて解説してくださっていて、私が一番印象に残っているのが「やったフリだけすればいい」と言う言葉で、やろうとした自分を褒めて終了してもいい。

毎日継続することで、すばらしい記録にはなる。でも、それがネガティブな気持ちになってしまうなら、やったフリをして休んでもいい。確かに、それならできると感じた。

毎日続けていると(昨日よりも上手くならなきゃ)とどこかで思ってしまって、どんどんハードルが上がるから、継続に負荷がかかってしまう。
するとどんどん億劫になってしまうし、上手くいかないと自分の能力に嫌気がさして(やめてしまってもいいかな)という考えが湧き上がる。

成果を求めるのではなく、継続をするための「正しい継続」をする。毎日続けることで、目に見えない何かは確実に変化していて、ある日突然成果が目の前に現れる。

それまで、やみくもに続けてみるのも絶対におもしろい。
私もまだまだできることを増やせる。そう背中を押してもらえた本です。
出会えたことに感謝。

それではまた。明日のnoteで。


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