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向上心ゼロだったわたし。

私には、向上心がなくなっていた時期がある。

今はなぜか向上心の塊のような発信をしている私だけど、以前の仕事ではモチベーションが下がってしまって向上心がなくなっていた。

将来の事なんて考えず、ただ前にある仕事をどうにかしていた。(なんとなく、どうにかなるので、ひとまず良かった。)で終わるのだ。

今思うと、抽象的で解像度が低くて(ヒントがないならいいや。)という感じだったのだと思う。

ほどよい、やりがい

私の職歴は、販売、営業、企画という感じで業種も違っていて、上司だったことも部下だったこともある。でもどんなときでも虚無感のような、自分の天井を知っているかのように諦めていた。

例えば、販売のときは店長を長くしていたので、店舗マネジメントについては自信があって異動してもなんとかやっていけると思っていた。表面上はスタッフに対して「頑張ろうね!」というスタンスで目標設定や評価をしていたし、新商品の打ち出し、店舗内での動き方など指示してキビキビ仕事をしていたから一見きちんとはしていたと思う。でも個人ではなく、会社のひとつの歯車のような気持ちで仕事をしていた。

個人の目標は店舗の売上で、むしろそれ以外何があるの?という状態で、自分のことを考えるというヒントがなかったのだと思う。それに会社に行って、その時間を頑張ればお給料がもらえて、ほどよいやりがいを感じられるなら、それでよかったのだ。

当時100坪以上の店舗の店長をしていたので、帰るときにはクタクタだし、午後からの出勤でも午前中に家を出て、帰りは0時をまわることも多かった。休日もお店から電話がかかってくることも普通で気持ちが休まらない。忙しくて時間が無い。と、思っていた。

時間を持て余しても、なんだか忙しい

その後、転職をして事務職の9時〜18時のほぼ残業なしの仕事をすることになり、時間を持て余してしまうほどになった。でも、なぜか時間はどんどんなくなっていき、なんだか忙しくて時間が無い、という状態になった。いや、絶対にあったはずだ。

結局のところ、実際に忙しくても、時間を持て余す状況になっても、自分がやろうとしなければ何もできない。と今となっては思う。

忙しい仕事でも自由な時間はあるし、時間があっても使い方がわからなければ何もできない。具体的にどうしていったらいいのかを知ることで、向上心が生まれてくるのではないだろうか。

具体的なヒントを見つける

当時の私は情報に対して受け身だったので、具体的なヒントを手に入れることができなかった。今、当時の自分に会えるなら「視野を広げてほしい」と頼み込むと思う。

具体的なヒントみたいなものを手に入れることで、より良い方向に向かいたくなり、向上心が生まれると思う。向上心といっても仕事だけのことではなくて、プライベートでもっと充実した自分の時間を過ごせると言うことにもつながるのではないだろうか。

今の私は向上心を大切にしているけど、それが全てではないし、頑張れない時期もあると思う。そういう場合でも、今の自分にとって何が必要なのかを考えて、理解しておくだけで次の一手を見つけられるはず。

いろんな時期があるから、そのときの自分に合う情報を見て、試して後悔のないようにしていきたいと思う。

私のこんなできなかったエピソードも、noteで誰かに読んでもらえることで、意味を持てるといいなと思い、書いてみました。

いつも読んで下さってありがとうございます。それではまた明日。

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