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【日本全道人力踏破 JPWEX 熱海市攻略戦Days313】 2024-3月期3日目(即時詳細+実況版)〈20240430更新〉

割引あり

◆あらすじ

強行日程の3月期。
重だった3日間だったのだが、初日は湯河原で費やし、2日目はまさかの天気の荒天で中止となってしまった。
しかし予定外の足止めは初日の疲れを癒やすという意味では功を奏したかもしれない。


とはいえ、2日でやり遂げるつもりだった道の復旧計画を1日で終わらせねばならない。

本命である4月期の為にも、今日で完全に通れるようにしなければ…!

◆起床~準備~出発

睡眠時間的には3時間位は寝れただろうか。
まあロケの時は睡眠時間は最低限になるはなー。
1時半くらいには完全起床し、行動を開始する。

出発が5時くらいなら早過ぎないかって?
いやいや、行水・諸々の装備・そして食事を取るとそんなに余裕はないのよ。

数多くこの行程を繰り返してきたからわかる。
大体1時くらいには起きてないと間に合わないとね。
俺の体基本的に動かないんだよ。
それでも動けるようにするには、体の中の血の巡りを最大まで高めないといけない。
それに必要なのは時間だ。

今まで、厳冬期ても冷水で頭を流していたが今回使い切っていたと思っていたガス缶を降ると音が…
つまり、まだガスが残っていた事がわかった。
新しいのは昨日買ってあるとはいえ、前期もあの大型缶は14日は持たなかった。
10日目には切れたんだっけ。

だから長期滞在なら節約が必要かと思ったのだけど、前の残りなら使ってもいいだろう。
まあ今回は短期決戦だから余計にね。

水をケトルに入れて点火する。
起きたら冷水を浴びて目を覚まさせるのも良いが、やはり暖かいお湯の方がメリットは大きいのだと…
洗面器を江村さんたちのを借りて使って頭を洗った。

重い荷物を背負うことで肩などが炎症するので時間がある時は熱湯を浸したタオルを当てて治療に当てることも出来るしね。

頭洗ってる時に爆音がスマホから。
あー、目覚ましか。とっくに起きてるんだよ。
止める手間をかけさせるんじゃないよ。
…まあ設定したのは自分だが…(;^ω^)

宿に泊まってた頃はチェックアウト10時までゆっくりしていた時代が懐かしい。
あの頃に俺は戻れるのだろうか。
戻れるなら戻りたい。
旅ってそういうゆとりを楽しむものでは無かったっけ?

本当に暖かみって大切だと実感するよ。 
水も心もね。

行水を終えた。空を見上げると今期初めてまともに月が見えた。
星空までは見えないか。
ここからでも相当綺麗に見ることが出来るが雲もまだ沢山残っているようだ。

しかし今日一日は予報も完全に晴れで済むようだ。
天気は…明日夜から雨になるらしい。


ストーリー上の設定で銀麦という新たな強力な仲間を手に入れた。そっち方面でも有利に動けばいいのだけれど。

早朝食は麺類という定番だが今回は焼きそば。
昨日マックスバリュで手に入れたものだ。
汁物は別途専用のわかめスープを用意した。

ジェネリックわかめスープだね。
好きなブランドはあるんだけど、コスパを重視した。
食事の幅を広げたいが今の予算状況では食のクオリティは二の次、三の次だ。

…とはいえ、街歩きの時はそれなりに店開拓も進めなければならないので食べるけどね。
ただ今期はイレギュラー扱いだし、今日で帰る可能性が高い。
1回も外食しない?
それも勿体ない気もするが…
まあ無事に降りてきてから考えよう。


さあ、今日一日は完全に山仕様の装備になるので下着からそれ用のものにリニューアルする。
…昨日は寒かったからな。
今日はどうなるか…
暑さ寒さ対応するのが意外と難しい時期である。

まあ暑けりゃ脱げばいい話だからな。それなりの厚着はしておこうか。
荷物を増やすのはデメリットだけどね。


ほぼ荷造りの管理は終わったかな?
最後にトイレ行っておこうとアイドルトイレまで往復する。

今日は腹の調子も…そこまで悪くないから大丈夫だろう。

トイレから戻ると身体の動きの調整に入る。
ここで1時間くらい何もしない時間を取れると調子戻るんだよね。
アイドリングタイムというやつだ。


と、ここで江村さんたちがやってきた。
おお。昨日仕掛けた網の所に出陣ですね!
「あー、起きてたんだ」
万が一寝てたら叩き起してと頼んでいたが、基本的には世話にならずに済んでいる。
無事に起きられましたよ、1時にね。

明日から雨なので今日帰るかもしれませんよ。
と一応挨拶をしておく。
今回は急遽来たので元から直ぐに帰ることになると思っていましたから。
晴れが長期続くことが確定したら、今月中にまた来ます。

俺が山を降りて戻ってきた時は江村さんたちは帰ってるだろうから、本日帰るならこの時が別れの挨拶になるってことだからね。

その後、江村さんときいちゃんは、直ぐに出発していった。
いってらっしゃい。お互い頑張りましょう。

空が明るくなってきた。日の出の時間だ。
前期から間が空いたので出発タイミングを少し見誤ったな。
もう少し早く出ても(4時半?)、良くなってきたかもしれない。

日の出は拝むつもりなかったが結果的に先に上らされてしまったね(笑)

江村さん、めちゃくちゃいいカット撮れましたよ(笑)
※これとは別のベストショットがある。

江村さんに先を越されたが俺も出発だ。
結果的に予定より30分ほど押している。
急ごう。
何度も言うが今回は目的を今日1日でやり遂げねばならない。


◆上多賀市街地~上多賀南西連絡路~伊豆学習会館

港の我が借家(違います)を出発。身体の調子は…んー、6割か。明るくなる時間が早い。
もう出発時間を4時台に繰り上げるべきだ。まあそれが出来れば苦労はしない。目標ね。

ファミリーマート前まで来ると、ファミマ猫が待っていた。
あ、でも以前はすぐ逃げたのにある程度近づいても逃げなくなったな。
少しは安全な人間だと認知されたのだろうか。

…時間が押してるので構う時間が惜しい。
流し撮影だけ済ませると先へと進む。
ここから長い長い坂が永遠と続くのだから。

何往復したかわからない道を進んでいく。
「なで肩の呼吸」歩法を身に着けたので、足取りはゆっくりながら、途中休憩なしでここまで上ってこれた…
とはいえ、さすがにつらい。フラフラだ。
でもせめて、上多賀東西縦断道ルートEの登山道入口までは…休まず辿り着いてやる!

学習会館の入口脇にあるプレハブ小屋には灯りがついていた。
あー、もう起きてるのか。
受付員が起きてるか寝てるかは、俺にとってある意味で重要でペース配分と今後の計画の為の把握に必要な「目処」であるのだ。

学習会館を横目に道を上っていく。
この先はルートE登山道が目の前に待っている。
…そこまで行ったら一度荷物を降ろして休憩するか…
肩がちょっと異常に痛い。態勢を変えねばならぬだろう。

ここに来るまでの間で、相当汗をかいたので全裸になってシャツ1枚になった。
まあここから更なる怒涛の坂が続くので第2オープンワールドに着いたら、また着替える必要性が出てくるだろうが。

そのための準備は出来ている。


◆上多賀東西縦断道ルートE

さあ、一時とはいえ休憩を取ったのである程度回復した。
7時から登山道に突入を開始する。

予定より30分遅れたが、休憩をここまで一切取らなかったことで、ノルマの7時突入は守ることが出来た。
あとはこの4ヶ月の間で俺が整えた道がどうなっているか次第だ…

その異変は登山道突入直後から感じ取ることが出来た。
おかしい。
4ヶ月の間が空いたのに、入口直後の地面に転がる石や岩。倒木が物凄く減っている。
どういうことだ?
俺が一生懸命一人で排除してきた長い間、誰もそんな障害物を除去してきた形跡はなかったのに…
誰かやったのか!?まさか共産が!?

じゃなければわさび関係者…!?

まあいい。腑に落ちないが道が綺麗なのは俺にとってもメリットだ。

ルートEは脇を流れる激しい川の源流ともいえるものが併走しており、その流れの筋といえるものはこのルートをたまに右往左往して横切ることがあるのだが、その際、水の流れが激しく流入する地点がある。

ここもその一つなのだが、今日は水そのものはほぼ干上がっているものの、俺が見た中で一番多くの倒木が流されてきているようだ。

まあ数こそあれど大きなものではないので、今は退かすのを後にして脇から避けていこう。
避けれるものは真の障害とはならない。
「通れない」を重視するので「通りづらい」の処置は後回しでいい。

まずは全体像を把握することが大事だ。
そのうえで「通りづらさ」の解消に考えを割けばいいのだから。

ところが、その「通れない」場所が遂に現れる。

最終水原点を過ぎ、3ゾーン超えた辺りだろうか。
道の中央にかけて左側面から落ちてきたのだろう。
巨大に入り乱れた木と蔦が絡まった集合型異物が塞いでいたのだ。

こいつは…
そう、以前も同じ用に同じ場所で1度瓦解して道を塞いでいた木の群体そのものだ。

あの時はアスファルト部を右から迂回して乗り越えられるように昨年夏に伐採したのだが…
その迂回ルートにさえも群体の端が届くような形で、崩れてきているのだ。

蔦だけならともかく、主線たる木もそれなりの太さだ。
腐っていないのなら、切り落とすのは至難の業だ。

最初、右側の塞がれた迂回ルートの「さらに右」を伐採して通過できるルートを作ろうかと思ったが…
結局それも一時凌ぎで、この木全体がまた何かのきっかけでさらに崩れてきた時、また塞がれる可能性がある。

もうこうなれば、この木の群体全てを取り除くべきではないのか。
後々のリスクを考えればそれが一番いいかもしれない。
時間がかかったとしても…

思い立ったら行動だ。とりあえずやってみよう。
というわけで端の蔦などを鋏で削ぎ落としながら、太めの木そのものに着手する。

だがやはりある程度太いものは手で折ったり鋏だけで切るのは不可能に近い。ならば鋸型で切断するしか…

一度道を通したこの場所で大切な鋸の刃を消耗させたくはないのだがな。

まずは切りやすいように周りの蔦を一つずつ切り離していく。
ただ奥まった所にある塊のようなものは、相当入り組んでいるので取り外すのは至難の業だ。
相当時間かかることを覚悟しなければならない。

時間をかけて蔦のようなものをある程度間引くと太めの本体に着手した。
最初は根元側に切込みを入れて、1度の切断で全てを処理しようとしたが太過ぎて疲れるし刃も削れるので、まずは手前側から排除することにした。

その後、また根元側に切込みを入れて切断にトライ。

一方向からだけだと中心部に届くに従い硬かったりして苦戦するので上から下から、あるいは逆側から同じ切込みを四方から切断するべく入れていくが…

こうみると、やはりまがりなりにも「木」であるが故に一筋縄ではいかない。刃を使うことなく折れないかと、自分の全体重を預けたりなどでへし折りにかかる。

ペキィと大きな音がして折れた!
やったぁぁー!…もう一本太いのがあるけど…

折った木もどかさないと…お、重すぎる…

もう一本の除去に取り掛かる。
こっちの方が太いぞ!
ある程度切り込みを入れるが、時間がかかりそうなので…

先程と同じように木の上に乗った状態で刃を入れる。
幅にゆとりはないのでバランス崩したら下に落ちるから注意しつつ…
落ち方次第ではこの高さでもグキっていくからねー。

先程と同様四方から刃を入れた後、ジャンプするなどして衝撃を与えていく。
少しペキって音がしたのでいけると判断。
さらに体重を乗せていく。
俺は重さがないからな。運動エネルギーで負荷をかけていくよ!

そして、ついに大きな音と共に主力たる木を折ることに成功した。

終わったぞ…
しかしこれは1大作業になってしまった。
1時間近くかかったんじゃないか?

7時に登山道に侵入し、早ければ8時、遅くても9時に…という第2オープンワールドへの到着時間が大きく後退することになる。

下の足場のガラもひとしきり除外した。
ここ結構迂回ルートも作ったとはいえ、竹剣山などもあって、そっちはそっちで怪我の温床になっていたから、一直線に抜けられるようにしたのは良かったんじゃないか?

今後はここでの危険性が減るということだからな。
この手間は後で活きるはずだ。

さあ、荷物を背負い直し、装備を整え、さらに先を目指す。
まだ当面の目標地点は遥かに先なのだから。

さらにゾーンを進めると、このルートのアスファルト部最大の傾斜ポイントが現れる。
ここは常時苔が生えていて滑る危険箇所でもある。
慎重に慎重を重ねて歩んでいたつもりだったが…

しかし足を苔に滑らせ前のめりに転倒してしまう。
左膝を強打し、うめき声を上げる。
ダメージが酷いが、俺の肉体よりもカメラのダメージを優先して確認…
なんとか大丈夫そうか?

膝当てサポーターつけてるんだけど、ゴムの締まりがもう緩くなってるので膝の下に落ちてきてることが多いのよ。
だから肝心な時にガード出来ていないという。

俺の身体などどうでもよい!カメラが大切だ!
なんとか起動を確認。よかった…

しかし今の転倒時、片方の杖に体重を預けすぎたからか、自作の竹の杖が一本途中で折れ曲がってしまった!
あああ、だめだ…
結構耐久性あって重宝してたのに…
今となっては杖2本はとても大切な俺の装備になったのに、こんなことで…
また新しい杖を調達しなければならない。
そんな都合よく適した竹を手に入れられるのか!?

この傾斜&苔には何度も転ばされている。
やはり危険だ。
雨上がりだと特にな。
何とかここを歩かないで済む場所を脇にでも造れないだろうか。

アスファルトを歩くのは危険と判断したのならばどうするか。
道の脇には当然土が露出している部分がある。
ここなら滑ることはあるまい。
しかし当たり前のことながら、そこには多くの草が生えているので相当の数を伐採しなければならない。

言わずもがな、その草は直線上に生えているだけではなく、まったく別の場所から伸びてきて、対象に倒れかかっている…ような状況の草が多数にある。

つまり単純な歩行場所の面のみを伐採すればいいというわけではない。
その倒れかかるタイプの草を除去するために遠方まで足を運び、その根から断ち切らねばならないのだ。

いわゆる「剣山状態」を完全にクリアにするには相当の時間がかかるので、ある程度に妥協する。
雨上がりという極端な状況でもなければ、今日のような転倒からの踏ん張りが効かない…までの状態にはならないだろう。

日が照っていれば、充分に気をつければ乗り越えられるはずだ。
今回の処置は臨時のものだからね。クオリティもその程度でいいということだ。

改めて前を見据えると、最大傾斜を乗り越えた先も、草の伸び方が激しい箇所が続いていた。

また、今はまだ良くても今年の梅雨から夏の過度期において確実に今より伸びて、道の障害になりえそうな種が山程あった。

ここまでで相当のタイムロスを抱えてしまった事もあって、この際次回以降のために少なくとも来年までは手直しが不要なレベルまで草を刈ってしまう事にした。

もう今日は先の開拓を完全に諦め、道中の手直しに注力する。
それも第2オープンワールド程度までの間の手直し限定…になるかもしれない。

アスファルトゾーン全体に言えることだが、それぞれの脇からの侵食が発生しやすいので定期的に伐採自体は行わないと塞がれてしまう。
登山口入口は第三者介入があるようだが、ここまでは誰も来ないようだしね。
俺がやるしかない。

アスファルト最終地点まで先に荷物を運んでおくことにする。
伐採終わって疲労が溜まった状態での重い荷物移動はしんどいからね。

荷物を運び終わった後は手前に戻り、再びアスファルト両脇の伐採を開始する。

懸念を取り払うには正味2~3時間だろうか。
ここまで時間をこの段階で使うことになるとはさすがに想定外。やはり一日で目標までやるには無理がありすぎだ。

アスファルトゾーンの伐採は概ね完了した。
今はこれでいい。
先を急がねばならない。


◆上多賀東西縦断道 核心部~新生ルートE2~3~第2オープンワールド

荷物を装備し直し、森の中の核心部へ入っていく。

ここも今のルールに適応するならオープンワールドになるな。
とはいえ、どこを通れば一番負担が少ないかなどは割り出しているので、そのルートを進んでいく。

ある程度、雑草などは元から少なかったので手直し自体は後回しにしがちであったが、いくつかの場所では倒木など歩きづらい場所、転倒しずらい場所があった。
ここに来るまでに時間を要したので、どうせ最奥には行けないのだから…と、その後手に回っていた不良ルートを少し手直しした。

これで少しは足への負担が減るはずだ。

さらに奥へ進んでいく。
4ヶ月で相当荒れていると予想していた場所へとやってくる。
…が、あれ?

今まであっという間の生え変わりが度々発生していたこの急登ポイントだったが長期の間があったにもかかわらず…まったく生えていない!?
予想外だったが、これはラッキーだ!


ここは素通りできそうだぞ…と思ったのもつかの間、目線を上げると、想定外の部分で藪の群勢が迫り出していた。

なんじゃこりゃあ!
ここは元々小さい獣が通れる程度の隙間しかなかったのを俺が通れるように時間をかなりかけてこじ開けた場所である。
最初に徹底的にやったので、それ以降まったく新規に手を入れていなかったが…
このタイミングで一気に草が伸びた形だ。

中でも一番厄介なのが棘を伴ったものだ。
それがこの群勢の中に紛れている。
これは処置を後回しにしていると厄介なので、ここも徹底的に除去すべきと判断。
装備をすべて外し、特化装備を編成して取り掛かった。

最初は下側から膨れ上がった藪の塊を削っていったのたが、あまりにも量が多いのでキリがないので、横から隙間を抜けて塊の上側に存在する隙間に飛び込み、そこから刃が直接根付近に切り込める場所を見つけては切断していく。

だが根を切っただけでは落ちたり倒れたりしない。
塊の上層では草同士が激しく絡み合い、支え合っているのだ。
これ自体をやはり細かく切っていかねば全体排除は出来ない。
…これは相当時間がかかるな…

相当の時間をかけて何とか進行に邪魔になる部分だけは何とか切り落とすことに成功するも、落とした先がバッグの上で完全に埋もれてしまう。

 慌てて落とした塊の場所まで降りていき、バッグの救出に挑んだ。
その塊も棘の蔦が大量に絡まってるので痛みを伴ったが何とか邪魔にならない脇へと投げつける。
腕を露出してるからダメージでかいな💦

早朝9時辺りに第2オープンワールド到着を予定していたのが度重なる整備で遅れたので、行程全体の遅延はやむを得ないとしていたものの、それでも正午を廻ることはないだろう…と思ったが気がつけば、その時間をも超えていた。

今ここで昼飯を食べるしかない。
丁度下側を削ったことで一定の広さの空間が出来ていたこともあって、ここに座れる場所を確保する。

かなり陽射しが強烈だったが、丁度影になっているしね。

一見綺麗になって見えるが、草の切り残しがあって座るとおしりに刺さってくる!

改めて最低限部分だけ切ってそれらを排除して何とか環境を整えた。

マックスバリュで2日前(初日)に買ったチョコクロを食べる。
追加のパンもあるけど、そこまでガッツリ食べる時間は取れないか。
ここまで遅れてしまったとはいえ、最低限第2オープンワールドまでの道は確保しておきたい。

座って食べてたんだけど、周りに虫が沢山集まりだした。
甘い匂いでも嗅ぎつけたのか!?
噛む虫にまとわりつかれたら厄介なので立ち上がって食べる。
陽射しが暑いー!
ここでは落ち着いて食べることも出来ないのか。

やはり第2オープンワールドのベースキャンプ周りは最高の環境なのだと改めて思った。

昼食を手短に済ませると上着を1枚羽織った。
ここも完璧では無いが通る隙間は開けることは出来たからね。
先に進もう。

ただ、今後も道の手直しが必要な場所はあると思われる。
肌を露出してると伐採時に影響出そうなので防御出来る装備でいないと。

隙間はこじ開けたが、なんか以前より土肌の起伏が大幅に乱れている感じがする。
 前まで足の置き方も特定出来たくらい完璧な足場だったのに、それが土砂が崩れたのかリセットされた感じだ。
非常に登りにくくなってるので注意。

急登を過ぎ、左に進むと新生ルートE1からE1-2分岐へ。
この分岐点でE2側の方へ木が崩壊して落ちてきていた。
そこを伐採する。
まあここは今までに比べたら小規模の手直しで済んだ。

新生ルートE2の進行は雨などで地盤が崩れてる箇所こそあれど、致命的な新たな障害はなかった。
まあ踏み固めはしたほうがいいかな。後回しでいいけど。

そしてE2-3分岐に辿り着くと、E2上方側(第1オープンワールド方向)は結構崩壊してる様子が見て取れる。
頑張って開拓したんだけどな…

まあ今回はE3を使っていくので、あっちは別にいいや。

新生ルートE3へと入り、暫くは大きな乱れが無かったが、中盤に差し掛かり急降下地点まで来ると、周りの木々が崩れてきている箇所を発見する。
やはりあったか…

近くまで来ると、その崩壊の様子がよくわかる。
仕方ないので除去を始めるが何しろ足場が悪い。
とんでもない傾斜角度なので足の負担が激しい。
それでもやるしかない…!


急降下傾斜を最低限処置で乗り越え、獣道五叉路地点を過ぎた直後、新たな障害が現れる。

ここでZ進行で登っていく3段差ルートで、崩れ落ちた木を足場として今まで利用してきたのだが、それ自体がさらに崩れ落ちてきていた。

中段5層へ。

一本木にやっと到着。
ここのルートも生え変わりが激しいかと思われたが今までの崩落箇所よりは変化はなかった。
今回は対処必要ないかな。
ここまで来たら第2オープンワールド目の前だ!


◆第2オープンワールド

第2オープンワールド到着!
いやぁ、遅くなった。
もう日が影ってきたじゃないか…
今日はここまでなのか?

しかしウッドストレージ近くにまとめていたペットボトルがバラバラに散らばっている。
風雨なのかイノシシがやらかしたのか。
さすがに美しくないな。

いい機会なので片付けるか。

日照時間がある程度伸びてきたこともあり、もう少しここに居ても大丈夫ではないか。
さすがに降りるには時間早いかな…
とはいえ最奥までは行けないと思うけど…

ではどこまでいくか…

俺が懸念してる次の大規模藪群生箇所は上多賀東西縦断道ルートDと合流し、即死キレットを超えた先にある半ロッククライミングのある超急登地帯だ。
前期開拓で3日掛けて伐採したあの場所が、この4ヶ月で藪復活の可能性があるのでは?

その状況によっては、スケジュールが大幅に変わるので伐採を今日は取り組めないとしても、次回での予定を考える参考にするために様子を見に行くくらいは、今回やっておきたい。

そこまで行こう。


◆第2オープンワールド~新生ルートE8~上多賀東西縦断道ルートD

第2オープンワールドから新生ルートE8を使って、上多賀東西縦断道ルートDを目指す。
ここは僅かに草の侵食はあったが、大規模崩落は無い。
…とはいえ地面の軟度が上がっている。これが厄介。

何とその途中で、アイガードが落ちていた!
以前の探索時に落としていたのかもしれない。
(伐採時に目をガードするメガネ式の防御装備)

ここに来るの俺しかいないだろうから、俺のだよねこれ。
でも本筋から少し下だし、今日はもう激しい伐採しないから要らんだろと放置。
いや投棄したんじゃないよ?
次回来た時使うから、ここに置いて保管しとけばいいと言うだけの話。

放置したから劣化する素材でもないから下界に持ち帰る必要がないのだ。
それなら置いていけばいい。

新生ルートE8は目立った修正は必要としなかったが、より視野が広くなる滑落危険箇所に至ると、その土の脆さが際立つ。

ここで滑り落ちると7、8mは下に落ちるのでリカバリが大変だから何とかバランスを保ちながら進行する。
…が、それは足と体の負担が大きい。辛み。


それでも気合いで上多賀東西縦断道ルートDの尾根筋を発見。
足に相当のダメージを受けつつも到達することが出来た。
風がほぼ無いという好条件。

これで時間が早ければ最高だったのだけど。

ここで一悶着があったんだよね。
実はサブスマホがすぐ見つからなくて大慌て。
まさか途中で落としたのでは…!?
逆探知にも手間取ったので荷物を全部探す羽目になった。

トートバッグが破れていて、その生地の間に隠されただけで10数分後に見つけることが出来た。
もう!時間の無駄だよ!この土壇場で忙しい時に!

改めて装備をし直した!
ここで360℃カメラの出番である!

事前に家のそばのロケハンで試したような固定の仕方でリュックの右肩に360℃カメラをマウント。
ここから別視点でも撮影する。

新生ルートE8の露出型傾斜地点でさえも地面が崩壊しつつあったので、この絶壁急登地帯でも相当登りづらいのではないかと想像するが…
何回か登っているのである程度ルートは割り出せているけどね。

急登地帯の途中ではやはり姿勢のバランスを保つのが苦しく、上下左右に振られてしまう。
その際、どうしても360度カメラ部分がずれていき、抜け落ちそうになってしまうのだ。
何回か修正しようとするが、どうしようもない。
しまいにゃ手で持ったりしてみたが、それだと登坂自体が手を使うのでカメラを持つ余裕がない。

リュック自信に挟んで固定する…というより、背中との間に差し込んで疑似固定する…という形で何とか上まで登りきるしかない。

変な位置で外れかけたので、ここでしっかり固定しなおすなんて状況ではなかったから(;´∀`)

急登を超えると即死キレットである。
ここ毎度強風に煽られるが本当に今回は無風だなぁ。
惜しい、実に惜しい。開拓日和だったのになぁ。

即死キレットを超えた後の尾根筋は概ね安定している。
草の生え方にしろ、瓦礫などの散見さにしろだ。
もう見えてるが、この先は新たなウッドストレージとマーキングポイントがある。

マーキングポイントのある新たなウッドストレージに到着。

おお!ここから先の急登ポイントが、最初久しぶりに来た時に藪がすさまじく存在していた場所で、再生していたらヤバいと感じていた箇所なんだけど見た感じ全く生え変わりが起きていない?

全然大丈夫だ。
ここが完全やりなおし…になるとしたら、その排除だけで半日以上使うかもと恐れていたので、その必要がまったく無さそうなのは良かった!
これなら次回ここに来た時に伐採一切せずとも、ルートD最奥尾根筋まで上がることが出来るはずだ!
それは助かるなぁ…

というわけで今回…というか今期の道開拓はここまでで撤退する。
さすがにもう時間切れだろう。

課題はできちゃったね。
360度カメラの固定方法についてはモンキーテールよりも、やはり硬い自撮り棒のカスタマイズで対応するしかなさそうだ。
まあ次回以降また考えていきましょう。


◆撤収開始~

撤退開始。
登ってきた道をほぼトレースで降りていく。
ルートDから新生ルートE8に降りる際の下りで、態勢を崩し、足に相当のダメージを負う。(´;ω;`)

ゴミ結構片付けたんだが、こう見るとまだ結構あるな。
どのタイミングで下ろすかな。
今後は少しずつ下ろしていくようにするか。
1回にまとめて下ろすのは現実的ではないので。

杖がひとつ折れてしまったので下山時結構姿勢制御が難しい。
落ちている竹を拾い、新たな杖として使えないかと試したりしてたんだけど、長さだったり強度だったりでベストなものが見つからない。
まあそりゃそうだよね。

暫定的な一本は一応確保し、核心部を経てアスファルトゾーンまで降りてくると、上る時に折ってしまった杖を再び手に取った。
折ってしまったといっても真っ二つに割れた訳ではないのでテープなどでつなぎ直して修理すれば使えるのではないかと…

代理で拾った一本は何か物足りないのよ…
とりあえず下まで持ち帰ろう。

下山行程は大きな乱れもなく、ゆっくり目に降りたこともあって滑落や転倒はなかった。
杖は計3本手持ちになったので、煩わしさはあったけどね。

登山口まで降りてくる頃には足のダメージも限界が来ており、休まないとしんどい状態になっていた。
そこで目に入ったのが登りでも一次休憩した学習会館奥の謎の新設スペースだ。

なんでここが造られたかは想像出来るのだが、俺的にも有効活用させてもらおう。

段差が大きいので完全に腰を落とすことなく座って荷物を委ねられる場所というのは貴重なんだよ。
余計なものもないしね。

酷く体力を浪費していた。
いやー、キツイキツイ。
体力もさることながら身体のそれぞれの箇所のダメージが尋常ではないのだ。
とりあえず痛みが落ち着くまで10分少々横になった。

ここまで体力的にキツいと、港に帰って帰り支度して全ての荷物を持って夕飯食べて…温泉はどうするか未定だが…さらに夜そのまま帰るという一連の流れをこなせるのだろうか。

もう1日ここで過ごし、体力を回復させた後に明日帰った方が楽ではないかと。

ただ問題は天気なんだよね。雨は予報では昼過ぎか夕方頃には降るらしい。
なら午前中に撤退すればいいのか?
しかし平日の朝は通勤通学ラッシュにぶつかってしまうかもしれない。

そんな車両に乗れば俺は完全に邪魔になるし俺自身も地獄を見ることになる。

ううむ、どうしようか。
まあとりあえず何にしても港に戻らなくてはな。

下山を再開する。

上多賀南西連絡路ではミカン畑が多いので道の溝には木から落下したみかんが大量に詰まっていたりする。
…勿体ないよー。
落ちたのだったら食べていいのかしらね。
落ちた=食べられないじゃないよね。

さらに道を降りて行き、南西集落に入る直前。
道の脇にバイクが1台留まっていた。
以前も何回か見たことがある。

ガードレールの下におそらく持ち主らしい人がいて何かをしていた。

その光景も以前と同じであった。
いい機会だから何をしてるのか聞いてみることにした。

下を覗き込むと青いジャンパーを着た男性が何かをしていた。
思い切って話しかける。

 以前から度々見かけていたんですが、ここで何をされてるんですか?と。 

聞くとこの土地自体は親が購入した場所で、俺は畑でも作るのかと思っていたが決してそれに限定したものではないが、せっかくの土地なので「何か」を造ることを模索しているという。

そのために色々植樹したり作物を植えたりしているようだ。

「ほらアスパラとか!」
何が採れるかも教えてくれた。
そうなんだー。
応援してますと声をかけてその場を去ったが今後も見かけたら声をかけていこう。

地元民と接点を持ちたいからね。

上多賀の街に降りてくる。
とりあえず下り坂地帯は何とか乗り切ったか。
途中の無人販売所を見てみるが甘夏は置いてなかった。
江村さんとこには届いてたのに市場の流通はまだなのかな。

戸又港に帰還。
やはりこの時間でもまだ視界が保っていられる明るさがある。
ありがたい。
え?
ならもっと山に居れたんじゃないかって?
無茶を言うんじゃない!

荷物を降ろすとやっと色々解放された感。
あー、これで安心に包まれる。
下の街で行動するには…最終日なら温泉行きたいけど…
やっぱり緊急で来たから予算の消化は最低限に抑えなければならない。
なぜなら、もっといい「長期化の晴天」が続く時がやって来たなら、月も変わったしまたすぐに戻ってこなければならないのだから。

あああ、予算が自由に使えなすぎるから行動が自由にならん…
今期の最終日に温泉も入ることが許されないのか…

温泉に入らないなら…行水するか。
…と、港の水道を借りて頭を洗う。(行水)
厳冬期と比べたらだいぶ苦じゃなくなってきたな。それはありがたい。

温泉に入らないで帰るなら…んー、夕飯はどうするか。
予算をあくまで節約徹底するならまたマックスバリュで見切れ安価弁当にするか?
それともすぐに駅に向かって撤収の移動中に食べるとか?
熱海駅の爽亭とか小田原駅まで移動して箱根そば…とか?
旅の〆に今回の唯一の外食として駅前そばは寂しい気もするが…

迷いつつも着替える。
その中で体の疲労をより強く感じた。
ああ、ダメかもこれ…。

と、そこへきぃちゃんが現れた。
「今日帰るの?泊まって明日ゆっくり帰ればいいのに」
うーん、でも今日はもっても明日雨降るってのは確実みたいだし、降られないことを重視するなら今日のうちに家を目指したほうがいいのは間違いない。
今の予報では明日昼過ぎから雨が降るらしい。
雨を避けるには始発に近い時間で帰れば家に無事着ける。

しかし下山途中でも考えたように早い時間に帰ると、明日から平日だから小田急線は確実に通勤ラッシュに巻き込まれる…
んー、どうすべきか…!

散々考え抜いた末…よし、もう一泊しよう!
無理だ!今から帰り支度する気力ないよ…
無理だよ!温泉入って回復もしないってのなら余計に!
疲れたんだよ!寝かせてよ!

少しだるさを取るために横になって休んでいたら、いつの間にか寝ていたらしい。
やっべ。
夕飯食べなきゃ!


◆夕飯~就寝

体が動けるようになるまで、相当時間がかかってしまった。
今からマックスバリュまで歩くのキツいなぁ…
実質最終日なのだから、もう外食してもいいんじゃないの?
今回予算本当に最低限しか使ってないじゃん。
だから最期の日くらい食べさせてよ!

とはいえ既にかなり遅い時間になってしまった。
今から食べに行くとして開いてる店があるか?
…もちろん下多賀の端まで行けば、すき家かガストはあるがそこまで遠すぎる。
この時間で近くて開いてる店。
思い当たる店はあそこしかない!
多分日曜は開いてるはずだ。
日曜だから早く閉めるっていうのは中心市街地のみだと思いたい。
あそこは観光客目当てが中心だから揃って撤収する日曜は早く閉めるのは理に適っている。
だがこの上多賀は…その限りではないと思いたい。

よし、開いてたああああ!
というわけで、松福 長浜海岸店到着!
まつふく…あ、いやまつふくじゃなかったっけ。
しょうふく?まつふく?なんだっけ!?
いつもど忘れしてしまう。
今日こそ覚えて帰るぞ!

閉店が22時だと確認。到着は21時。あと1時間あれば食事がゆっくりな俺でも落ち着いて食べれるだろう。
さて、というわけで今回場所が近いという事が最大の理由で選んだ松福さんだけど、実はよりここを今回選んだ理由がある。

それは前期の時判明した「平日」限定のラーメンがあるという事実だ。
それを今回食べることなんだよ、大事なのは!

あれ?でも券売機のどこにボタンがあるんだ?
…迷っていると店員の女の子が教えてくれた。
左上か!
物価高騰で少し値上げしたんだって。まあやむを得ないよね。
俺には痛いことだけどもw

発券して女の子に渡し、迷ったけどコーラを頼むことにする。
いいじゃん、最期の1日くらい…!
コーラは松福さんは券売機ではなくカウンターで支払います。
200円だっけか。
財布の中に小銭が無くて焦るも別途封筒にあるのを思い出しカバンの中から引っ張り出す。

閉店1時間前なのに結構客入ってるんだね。
さすが人気店。
俺としてはこれで3回目?
この企画入る前に1回来た気がするけど。

まだ全メニュー制覇まで余裕があるからまだまだ通うぞー!
(そもそもロケ来る機会自体が減りすぎてるからなー)

コーラは瓶コーラ。
瓶は美味いというのが定説だが俺的には拘りはそんなにないのよね。
今はもう量こそ正義。コスパこそ正義!
…になってしまってるのは哀しいことだよね。
何とかこの状態を脱したいが現状は難しいなぁ。

冷えていて開封直後のコーラを久しぶりに口にしたが美味しいなぁ。今となってはこの幸せも少ない機会となってしまった。

コーラを楽しんでると、すぐにラーメンが提供された。
速い!
さあ、今回頼んだ待望の夕食は「ワンタン麺」!!
何故これを外を排して選んだかと言うと、先程も述べたが「平日限定」メニューだからだ。

基本今の俺のロケのスタンスは平日は山開拓に入り、土日に下の街を歩くを取っている。
平日限定メニューを食べれる機会は、かなり絞られてしまうのだ。

だからこそ、今回訪れた機会を逃すわけにはいかない!

正直昔の俺はワンタン好きじゃなかったんだよね。
でも大人になって食べれるようになった系の食べ物。
(´~`)モグモグ
あ、美味ぁ!ナニコレ俺が食べた中でかなり上位の旨さ!
いや、そんないい店でワンタン食べ比べたことないけどさw

いつも簡素な食べ物で済ませてるから余計に?
あー、それはあるかもねw

もちろん残しませんよ!スープも完飲です!
すっごく美味しかった。
…うーん、大盛りにしてもよかったかな?
サイドメニュー頼んだわけでもなし…
ああ、でも緊急出動だから予算割けないから無理か。
それに大盛りにしたが故に食べきれないとかは避けたいしな。

店を出る前に、キッチンサイドにいる店員さんに大盛りの物量を聞いたら2玉分らしい。
ならお腹空いてる時ならいけそうだな。

今度来る時はチャレンジしてみようかしら。

松福から我が家に帰還。
マックスバリュとの往復が多いからか、松福からの距離がえらく近く感じる。
そうなのよ。食べに行く店としては、松福さんはとても優秀なのよ。

コスパとかバリエーションを考えると、のぐち食堂を通い詰めるべきなんだけど、ひとつだけ欠点があって閉店時間が20時ということ。
俺が山を降りてきて、なおかつ行水など諸々の行程を踏まえてから出撃すると大抵は早くても18時なのよ。

え?それなら余裕で間に合うって?違うんだよー。

次の日がまた山奥に向かうとなると翌日の早朝飯から昼から食料をマックスバリュまで買い出しに行かないといけないわけじゃないですか。
俺としては食事は全てを終えて、ゆっくり食べたいのよ。
だから買い出し遠征を終えた後で食べたいのね?

でもマックスバリュって片道1時間かかるのよ。
速歩きでいけば多少短縮出来るとはいえ、それでも1回やったことあるけど
間に合っても19時半とかにしか店に行けないわけ。

残り閉店まで30分って忙しなくて落ち着けないんだよ。
店側にも負担になることをさせたくないし。余計な配慮だと思うけどさ。

だからそういう食堂さんとかは、街歩きの日に限定せざるを得ないわけさ。
特別な事情がない限りはね。

でもその下街歩きも今はメインが下多賀より南に以降してるから、この港近くの食事処って戻ってくるのが結構難しい距離感なんだよね。
難しいところです。

もちろん全メニュー制覇が基本なので、外の店食べ尽くしたら最優先事項でこっちの店戻る時間を確保するけど…

今後の課題だね。

さて、真っ暗の小屋に戻ってまいりました。
こんな風に余裕ぶっこいてるのは帰るのを明日に延期したからですが。
さあ果たして予報通り雨は午後から降るのかどうか。
そこが狂えば大変なことになる。

そう、今の俺は傘が不良なのに加え、そもそも傘があろうと両手に大きな荷物抱えた状態ではその傘の範囲に収められないから荷物が濡れざるを得ないんだよ。

だから絶対に雨が降る前に帰宅しなければ!

なんだかんだ結構時間遅くなったので早めに寝袋
に入ることにした。
これだけ疲れてれば、何とか寝られるだろう。
おやすみなさい…
(疲れすぎて実況も大して出来なくてすいませんw)


◆追加の1日延長戦~帰路

2時23分起床しました。
やはり大して寝れてない(笑)

まあ、今回はもう山に行かないからな。
帰るだけなら回復は最低限で良いや。

カメラも特にまわさないでいたら明るくなった(笑)
午前6時前から撮影を開始したよ!

結構朝は寒い…までいかないけど涼しかったので、お湯沸かして湯たんぽに詰めた。
あったかーい!
寒さもそうだけど、痛い患部を熱すると多少痛みが和らぐのよね。

血流も増して回復が早いかもしれない。

帰り支度をのんびり開始する。
今回は短期滞在だからとはいえ、それでも2日目潰れたせいもあって道具とか飲み物余らせてしまった。

まあ開封してないならペットボトル次回飲めるだろう。
ガス缶も新しいの全く使わずに済んだ。
o(`ω´ )oオケオケ

沸かしたお湯でわかめスープと、昨日のチョコクロは一昨日のを食べただけだったので昨日追加で買った方のチョコクロを朝食として食べた。

あとは帰るだけとはいえ、食事無しで大荷物移動は酷だからね。
食べておかないと…

時間にしてそろそろ8時。 
始発は通勤ラッシュをかわすために敢えてスルーした。
午前8時頃に移動を開始すれば小田原駅着く頃には10時過ぎくらいか?

その時間なら、さすがにラッシュは終わるだろうと天気予報を見ると熱海の雨は朝8時かららしい。
今は丁度その時間。そろそろ移動始めないとね。

まあ駅に着いてしまえばしばらく電車で天候の心配は不要。

あとは地元駅に着いてから家に着くまで降られなければOK。
そっちで降るのは午後2時くらいという話だ。

小屋内に溢れ返っていた私物を全て片し、置いていくもの、持って帰るものをわける。
そしてそれはを身につける。

江村さん達来るかな…と思ったけど、この後雨だがら漁出ないだろうし、来ないかー。

まあ次に晴れる期間来ればすぐまた帰ってくるから、その時にまた会おうね!

小屋の外に出ると割と風が強めだ!
空の雲行きも怪しい。
明らかに天気下り坂だね。
あー、もう帰らなくてはならないのかー。
物足りないよおおお!😭

じゃあまたねええええ!江村さん!きぃちゃーーん!
またすぐ戻るからぁぁー!
最悪でもゴールデンウィーク辺りには!
(余程悪天候でない限り)


小屋を出発する。
戸又港の縁を進んでいく。
さて、あとは帰るだけだが坂嫌だから網代方面まで歩くか…
それとも伊豆多賀駅に向かうか…

内地側に渡ってしばらく歩くと…
げ!
雨がポツポツと降り出してきた!
おい、本当に予報通りかよ!

これは網代駅まで行く余裕はないぞ。
坂はキツイが伊豆多賀駅に逃げ込むしかない!

伊豆多賀駅の方が圧倒的に近いが、何故嫌なのか。
それはずっと続く坂である。
ここで相当体力を奪われるのだ。
俺の場合荷物多いからさー。

高台に上がる頃には息も絶え絶えだ。
時間的に急いでる訳じゃないけど、雨降ってきてるから途中ゆっくり休めない。
帰りに小屋にあった甘夏を結構な数頂いてきたのが重しになってしまっていた。

ひええ、きっつ!

何とか伊豆多賀駅まで来ると、桜が結構満開な木が残っていた。
おお!綺麗!
熱海は早桜だから、とっくに見頃は過ぎたと思っていたんだけど楽しませてくれたじゃん!

…とはいえ本命の花見は今年も逃す結果となった。
本当に今の長期滞在の弊害が極めて大きい。

何とかならんのかー!(´;ω;`)
まあもう来年に賭けるしかない。
…毎年言ってません?

伊豆多賀駅の構内はほとんど人が居なかった。
まあ一般の通勤通学者はもう出払っているだろうしな。

伊東線が程なくしてやってくる。
心配した車内の客もそんなに多くなかった。

まあ熱海以降の東海道線と小田急線か、問題は。

狙った訳では無いが、飛び込んだ車両が車椅子の方が利用出来るようにと椅子などが取り払われた広いスペースのある車両だった。

おおお!こういう運だけは持ってるんだよなー。
このラッキーを他でも使ってくれよ頼むからさー!
俺の人生偏りすぎだろおおお!

伊東線の終点、熱海で乗り換え。
さすがにここは人が多い。
…とはいえ土日の客数とは雲泥の差だ。
海外のバックパッカーもいるなぁ。
荷物量だけなら俺が上だぞ(笑)
※張り合ってどうする

東海道線のホームもそれなりの人。
でもまあ普段よりは少ないよ、さすがにね。
座れはしなかったけど、どうせすぐ小田原駅で乗り換えるから、いちいち座るのも逆に面倒になるから立ったままでいい。

荷物で背中と肩が痛い…
これら一切合切を下ろせるのは小田急に乗り換えてからだ。
そこまでが地獄。

さすがに小田原駅程のターミナルとなると人の数は一気に増える。

…とはいえ、ラッシュさえ回避出来ていればどうにかなるさ。

小田急線のホームに入るとロマンスカーが留まっていた。
乗りたいよおおお!
最後に乗ったのいつだっけ!?
前は帰りだけはと、それなりの頻度で乗ってたんだけどなー。

くそおおおお!

真ん中の車両はそれなりに人は乗っていたものの、端の車両まで行けば人は少なそうだった。

後部車両の人がほぼ居ない場所の席を確保。
荷物をすべて降ろした。
ここで初めてやっと安堵出来る。
お疲れ様でしたー!
(まだ家に着いた訳では無いけどね) 
 ロケの終了感は毎回このタイミング。

短い滞在ながら、よくやったよ…
今回出来なかった事は次回頑張ろう!


地元駅着いたら普通に雨降ってた。
勢いは無いけどね。
 でも粒が大きい!
途中で俺が持つ最後にして唯一の折りたたみ傘が遂に壊れて開かなくなってしまった!

節約のために追加で購入することはせず、最後の最後で結局ずぶ濡れになって帰りましたとさ。

電車でも少し寝たが帰って昼過ぎだったけど寝たよー。
そりゃ向こうでは大して寝れんからさー。

はい、というわけで3月期ロケ完遂です!
いやぁ、本当はこんなに短い期間ではなくて長期滞在希望だったのに、なんでこうなった!

全然目標に届かず悔しいったらありゃしない。
しかし天候には逆らえないから、どうしようもない。

ただひたすら機会を待って、その機会に最大限努力して、計画を進めていくしか俺に出来ることは無いのだ。

今回も江村さんたち含め、協力・支援してくれた方ありがとうございます!

次回も晴れてさえくれれば、今回以上の努力で目標達成を目指して精進していきます! 
また力を貸してくださいね!

大きな力があれば達成のスピードもクオリティも上がります!
俺の取り組みは今までの歴史で示せていると思うので!


>>>>つづく NEXT JPWEX 熱海市攻略戦 Days ATAMI 314 (4月期?)


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