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【日本全道人力踏破 JPWEX 熱海市攻略戦 Days312】 2024-3月期(実況版)〈20240419更新〉

◆あらすじ


前回は昨年の12月初旬。
そこでメインカメラが打撃を受け、起動が上手くいかないトラブルに見舞われた。
予算不足が致命的な状態が続く現状で、廃盤モデルを手に入れるのは一苦労である。
…それでも何とか入手し準備を出来た頃は1月下旬だった。

体制は整えたものの、今度は天気に恵まれない期間が続く。
毎週末、散歩に行けないことが続くのであれば、1回を長期に…というスタンスに移ってからさらに間が開くことで、その1回を「より長期に」という命題が生まれ、それによってより「長期間の晴れの継続」という状況が生まれなければ、ロケにいけないという新たな「縛り」が生まれてしまった。

これは逆効果ではないか。

厳冬期をある意味参戦せずに済んだのは「ある意味」では好意的に捉えることも出来ようが、いかんせん限度はある。

しびれを切らした散歩師は3月末を目処に「長期滞在プラン」を断念。
短期でも現地に行くことを提案し了承された。

それが3月31日から4月2日の3日限定参戦プランである。

最前線開拓以外に湯河原の「菜の花」一帯の撮影も行わなければならなかったことから、貴重な初日はそこに注いだ。
まあ結果はアレであるが。(前回のレポート参照)

オリジナルルートトレースをある意味で破棄(オリジナル映像を使う)し、次の日の熱海での行程を重視し、湯河原から移動し、何とか日を跨ぐ前に別荘に到着した一行は短いであろう眠りについたのだが…


深夜0時前くらいには眠りについたと思うのだが…
突如人の声が聴こえる。
二人くらいか?
小屋の前を通り過ぎていく。
それを察して目を覚ました俺は臨戦態勢だけは整え、様子を伺った。

小屋の中には俺持参の照明が基本常に照らしている。
だが人がいるとは普通は思わないだろう。
小屋に向けて蛍光ライトを照らしてくると…
「つけっぱなしじゃね?」
江村さんが小屋の照明をつけたまま帰ったと思っている…ような会話だ。
…俺がいるんですけど。

謎の二人組が去った後すぐに天井にトントンと音が…
最初気づかなかったが…あ、雨じゃないのか?
ウェザーニュースで確認すると朝方5時までの雨降り予報。
うわー、やっぱり雨なのかよ。
6時以降は止む…となっているが本当か?

正直行く場所が行く場所なので、雨上がりは危険度が増すから乾燥時間を置いてから行きたいので、もう余程陽の光が注ぐような状況じゃなければ、今日の山行は中止せざるを得ないと、この時点で半分諦めていた。
まあまだ可能性はゼロではない。少し様子を見よう。

小屋の地面は傾斜になっていて大量の雨が降ると、床が浸水してくるのだ。
その為、通常は床に荷物を置いているのだが、雨を察知すると、テーブルや椅子の上に上げておかないとならない。

…だがこのくらいの少量の雨なら…地面を流れることもないだろうか…
判断が難しいな。

まだ真っ暗の中、お湯を沸かし朝ご飯に昨日熱海市街地で買ってきていた朝食用の半額赤飯&干瓢巻と、カップそばを食べる。
本当は山行く前の食事として準備していたが…
今日は無理かもしれない。
どこで判断するか。日が出て、午前7時くらいまで雨が残ってたら…無理だな。

山に行くなら頭洗ったりするのだが、余程ボサボサでもない限り、下にいるだけなら別にいいか。
割と今日は寒いし、無理に頭と体を冷やすこともあるまい。

昨日は荷物整理しないでとにかく寝たので、預けていたものを引っ張り出してきた。
寝袋とか寝る時一応準備していたんだけど、足突っ込んだら何か痒みがあって、これはやばいかなと下に敷く程度で本来の使い方をしなかった。
四ヶ月放置していたからな。
何らかの虫がいるかもしれないw
山で着る用の装備も同様である。

無駄に時間が空いているので、一連のものを洗濯することにした。
寝袋はともかく山装備は使うかもと考えたが…まあ同じ用に着たはいいが、痒みで苦しむのは御免被る。

代用の服くらい家から持ってきたもので1日くらい何とかなるだろう。
全部洗ってしまえ。

厳冬期を過ぎたとはいえ、水道の水が冷たい。
我慢だ我慢。
洗剤は前回買ったものが残っているのでそれを使用する。

洗ったものは海側のロープにかけて干した。
この曇天で乾くのか?
まあ夜寝る時までに乾けばいいので丸一日あればいけるんじゃないの?

何時間経っただろうか。
山行準備していたら尚更なのだが、ここでは時間が恐ろしく早く進む。
日が出てきたのか、外が明るくなってきた。

いつも日の出は見ているのだが、今日はさすがに出てないだろう。
はなから撮りに行く気持ちすらないわw

起きた瞬間こそ小雨がしばらく降っていたが、しばらくして止み、だからこそ洗濯してたんだが明るくなってきてから、また雨が降り出してきた。
勢いこそない小雨なのだが雨は雨だ。
干していた洗濯物を一次回収する。
小屋の中に引っ張り込んだ。

30分くらいすると、また雨が上がる。
今度こそ良くなるのか?
ネットの予報では朝が過ぎれば雨自体は降らないって出てるから大丈夫なのか?
山がどうとか以前に洗濯物の処置に困る。

まあ大丈夫かな、と思ったタイミングで、再びロープに干し直した。

一通りやることが終わって気が抜けたのか、何か身体にだるさがあった。
まあ考えてみたら昨日は昨日で結構疲れを溜めていたのに、ほとんど睡眠時間取れてなかったんだな。
江村さんたちは、まだ来なそうだし少し寝ておくか。
そのまま横になって眠ることにした。

30分か1時間くらいはそのまま寝れただろうか。
人の気配を察知して目が覚める。
「あ、来てたんだ」
きぃちゃんがやって来た。
「年末来るって言ったのに来ないから。せっかく寒さ対策したのに」
あ、ごめんなさーい。色々訳あって来れなかったんですよ。
簡単に事情を説明し、理解を得た。
今回は短期だと思いますけど、お世話になりますぅぅぅ。

「しばらくしたら(江村さん)来ると思うよ。今日は山に行かないんでしょ?ゆっくりしてって」
ありがとうございますぅ…優しいのぅ。

きぃちゃんが作業に向かった後、俺も完全起床して、小屋の中の床掃除を始めた。
昨日来た瞬間から感じていたが、前回来た時より内装が大幅にパワーアップしている!
吹きさらしの簡易的な小屋(風)な根本的な構造こそ変わらないが整理整頓が進んでいた。
素晴らしい。
それに石油ストーブあるやないかい!
まあ俺が使うことはないだろうが…
とりあえず強すぎる風と雨さえ凌げれば、あとは何とかなるのだ。

…と思ったら、また雨が降ってきた!?
またまた洗濯物を取り込む。
今度は結構しっかり降ってきてない?
風はないんだけどね…

この時間になって降ってるようじゃ、上多賀東西縦断道のルートDのあの急登上るのは危険だな。
まあ多分俺の予想ではその遥か手前で例によって道が崩壊していて手直しする箇所が相当発生しているのではないかと思っている。

だから奥の一番危険地帯まで辿り着けないのではないか。
そこまでなら雨さえ上がれば手直し程度には最低限行こうとは思っていたんだけど…
だって残り1日だけで、前回の最前線まで進むのは至難の業だもん。
だからその手前までは今日やっておきたいじゃない。

しかしこの状況では、それすらも叶わないかもしれない。
最低限雨自体がやまないと、山どころか、そもそもが動けないんだよ。

そんな手をこまねいた状況でいると…
江村さんがやってきた。

例によって来れなかった事情を説明する。
一応前回ここを去る時、カメラが使えなくなってたら来れない可能性自体は示唆してたんだよね。
結果的にそうなったってことで…

俺が掃き掃除した中でも見たんだけどこの小皿。
「猫がきてんだよ」

この小屋の中に直接入って食べてるってことだよね?
江村さんたちには懐いていてそばに来るんだけど、俺は怖がられてるから来てくれないのかなー?
隣の建物とか裏側にはよく音は聴こえるから居そうな気配はわかるけど、直接は見た事ないなー。
来て欲しいのに…

この間、テンちゃんは俺の脇に突っ込んできたことあったけど、小屋の中に(笑)

二人で話していたら、きぃちゃんが再び現れて石油ストーブをつけてくれた。
「今日寒いよね」
うん、確かに。暖房ありがたいね。

初めてここに来た時は巨大ドラム缶に材木などを突っ込んで直火で暖を取っていたんだけど隣のマンションから苦情が入って、煙出る暖は取れなくなったんだって!
むすぅ。後から来たくせにぃぃぃ。
ブルジョワどもめ…

登るルートE側の山の上は改めて見に行ったが完全に雲の中だ。
終わった…今日は無理ですね。

江村さんとしばらくまた話していると…
「お、誰か来たぞ」
江村さんの友達(でいいのか?)が手土産持参でやってきた。
俺はエムラファイブと呼んでいる、ここによく集まる方の一人だ。
どうも~。俺も挨拶する。
「これ、持ってきた」
甘夏を袋に詰めて結構な量持ってきてくれた。
10個くらいあるんじゃ?

江村さんたちが近況をしばらく話したところで一度きぃちゃんの方に向かったのか小屋を出る。
すると江村さんが、みかんを剥き出して食べ始めた。
「…まあ食べれるな。あんま美味くないけど」
正直ですねw
要は販売にまわせないけど食べるには充分という外傷があったりしたみかんを持ってきてくれるわけですよ。
だから味も基準に満たないものが当然あったりするわけですが…

「ほれ、食え!」
と、剥いたみかんの半分を俺に渡してきた。

はい。いただきます…
まあみかんは好きですしね。
「メシは食ったのか?」
ええ、一応。起きてまだ暗い時間に。それなりに時間経ってますが…。
もぐもぐ。
…うん。確かに少し味が薄いか?
まあみかんとしての味は充分感じれるので腹の足しにはなる。

少し前に三人で国からの給付金の話になり、
「俺はもらってない」と江村さんが言ったので、熱海の友達(先生)がそういえばこの間もらったとSNSで言ってたことを思い出して、熱海市民にも既に配られているはずですけどハガキとか封筒来ませんでした?と促すと知らないという。

きぃちゃんにもその話をして、はじめから自動で口座に振り込まれてるかもしれないと言うので銀行に確認にいってくると出ていっていた。

そのきぃちゃんが帰ってくると、やはり振り込まれていたらしい。
よかったね、江村さん。
「まあだとしても、俺の金は俺が使えないんだけどね」
ああ、家庭の事情ですね…(´;ω;`)

きぃちゃんがその帰りがけに色々買ってきてくれたみたいで…
温かいコーヒーとカステラをくれた。
皆さんにとってはこれが朝食ですかね?
俺も食ったが遥か昔だ。普通に空いている。
それに食べ盛りだからね!いただきます!

江村さんたちが話している会話を盗み聞き。
いや、眼の前で話してるんだから盗んではいないぞw
それによると、国道沿いのファミリーマートが閉店したらしい。
ああ、あそこか。
あんないい場所でも閉店してしまうのか。

でも何やら中国資本に買われて結局また同じファミリーマートとして再開するかもしれないとか何とか。
あ、そうなんだね。
俺も2,3回利用させてもらった思い出。
何より店員さんが優しくて、トイレ使わせてもらったり、夏の暑さに熱中症気味になった時心配してくれたりなどなど…

あの店員さんたちとは仲良くなりたいから、また同じ人が入ってくれたら嬉しいんだけど…

「そういえば山今日は行かないんだ」
ええ、この天気ですしねぇ…さすがに行く場所がそもそも危ないので、今日はもうやめようかなーと。
明日は1日晴れそうなので、明日頑張ることにしました。

「もうそろそろお昼食いに帰るよ」
もうそんな時間ですね。
お友達は家に帰っていきました。
俺はどうしようかな。ある程度食べてるし、昼はあれでということで…
夜はまたマックバで安い弁当でも買いますよ…
今回は臨時出撃なのでいつも以上に予算を削らなければならない。

と、そこへ何故か俺のスマホにきぃちゃんから着信が!
そうか、前回の財布置き忘れ事件もあってスマホの番号交換していたんだっけか。
…にしても何故?

電話に出ると、
「爺ちゃん(江村さんのこと)いる?電話かけてるけど出ないんよ」
あ、いますよ?江村さんに用事?
ずっと一緒にいたのに。サイレントにでもしてたのかな?
電話を渡した。

「お昼買ってくけど何食べる?」
「なんでもいいよ」
ああ、またどっか出かけてて、何か買って帰るって話か。

そして、しばらくして、きぃちゃん帰還。

「今日はるうさんが来てるから贅沢にしてみました」
な、なんだと!?
どうやらお昼3人分買って来てくれたらしい。
あああ、俺の分までとは、ありがたぃぃぃぃ。

これは…熱海市街地のほっともっとですね?

なんか、ほっともっとって相当昔は利用してたけど、最近は全然でね。
何があるか詳しく知らないんだけど、きぃちゃん曰く高いやつ選んでくれたらしい。
「特選弁当」だって。
いくらなのかは知らないでおこう。

そう。俺は熱海でのロケのために全精力、全資材をほぼ投入するために全て犠牲にしているので家ではろくなモノを食べていないこともあり、ロケに来ていた方が食べるものがちゃんとしているのだ。
※一般の「ちゃんと」とは差異があるがねw

お昼を食べ終わると、きぃちゃんはまた作業に港へ向かう。
江村さんは基本漁師網を編んだりしている。それはここでも出来るからね。

「洗濯物ストーブあるから、この中で干せよ。外こんなんじゃ乾かんだろ?
そこ使っていいから」
気を利かせてくれたので、お言葉に甘えて洗濯物を小屋の中へ。
特に大きな寝袋を広げて小屋の屋台骨的なものに引っ掛けて干した。
あとはシャツとか…
靴下はまあどうにかなるからいいや。

明日の天気が安定的で問題ないことは概ね正しいようだ。
きぃちゃんと江村さんは明日漁を行うべく、本日中に目的地に網を仕掛けることにしたようだ。
きぃちゃんに呼ばれて江村さんも出陣するみたい。
「手伝うか?」
あ、いいんですか?
俺に出来ることなら喜んで…
「ははは、足手まといになるだろw」

…まあ、そうでしょうねぇ。
俺の手が上手く細かいことに長けて扱えない身体なのは言わずもがな。
痛みが常に発生する状態では、時に動けなくなることがある。
俺一人の裁量で俺一人が被害を喰うことならば、どうにか出来る自信もあるし、仮に何か失敗や事故が起きても俺一人の責任と損害で済む。

しかし他者が絡むことで迷惑がかかるのは望ましいことではない。
ましてや海の上ともなれば命に関わる。
大切な方たちに自分のせいで何か起きては申し訳ないからね。
一方的な善意の押し付けはよくない…というわけだ。

本当に俺の力が必要なときがくれば、本気で頼んで頂けるだろうと思う。


そして出発していきました。
お見送り~。いってらっしゃーーい!

俺も明日のための資材整理などを済ませたり、雨風対策として小屋の周囲の防壁をつくったりしていました。
いや、結構穴があるのよまだまだね。

きぃちゃんも俺の寝る場所の斜め上から雨が吹き込むことがわかっているらしくて、なんとかしたいとは言っているがどうしたらいいか悩んでいるようだ。
今回も少し寝てる時に頭の位置に雨来てたらからなw


その後、アイドルトイレを借りに行くついでに長年疑問だったことを解決に向かう。
それは、支援物の受取についてだ。
たかさんみたいに直接持ってきてくれる方は別にして、郵送で送ってくれるタイプの方について。

この小屋にダイレクトに送ることは出来ないので、その解決手段だ。

近くにクロネコヤマトの集配所があり、いわゆる郵便局留めみたいな扱いがクロネコヤマトさんでも可能なのかどうか。
それを直接聞きに行った。
きぃちゃんや江村さんもよくわからなかったみたいなので…

窓口に行き、係の人に直接確認してきた。
クロネコヤマトの熱海(多賀)事業所留めで大丈夫みたいですよ!
※ここあとで正確に調べて訂正するかもしれません。
よろしくお願いしまつ!


おかしいな、なかなか帰ってこない。
網を仕掛けるってそこまで時間かかる作業なのだろうか。
素人考えだから実際は1大作業なのかもしれないけど…
事故とかなってないといいが…
心配になって沖を見に行くと、丁度返ってくる小舟が見えた。
あー、よかった。

で、しばらくして一旦きぃちゃんだけ戻ってきた。
「出かけてなかったんだ?」
(仕掛けが)終わるまで待ってますよ。
出かけるとは夕飯買いにマックスバリュに行く時間のことである。
まだ作業自体は何か残っているようなので買い物は終わりを待つことにした。

…だが、それから1時間経っても小屋に戻ってこない。
あれ?なぜだ?
網を仕掛け終わったのではなかったのか?
帰った後の雑務…というには遅すぎる。

明日は確実に山行に挑むので早く寝たいこともあって、あまり買い物行くのを遅くまで待つ訳にもいかず…
せめて帰り時間の目処がわかれば…
電話するか?
いや、何かの作業中に俺のくだらない電話で作業の邪魔をしてしまうのも忍びない…
夕方6時まで待って帰らないようであれば申し訳ないが買い物に行こう。「待っている」と言ってしまった手前、考えてしまったが理解してくれるだろう。

で。結局時間になっても帰ってこない。
余計な心配なのかな…
日が沈んでしまいそうだったので買い出しに出発することにした。
ごめんね。

買い物に行くだけなので最低限装備でマックスバリュ多賀店に向かう。
とはいえ、それなりの距離なので往復だけで2時間はかかる。
いつもは山降りてからこの行程を繰り返すから地獄だけど今日はいつもよりは楽かな。

国道沿いに南下していきながら、海をチラチラ見ていたのだけど…
なんといつもの漁場と全然違うところに江村さんたちの船を発見!
え!?なんであそこに!?
いつもと違う場所にその姿があった。

あそこも管轄なのか。
俺が勝手にあそこだけと思っていた場所以外にも、もっと内側にも仕掛ける場所があったらしい。
あー、でもよかった。ご無事で。心配したよ。
これで安心して買い物行ける。

さすがに俺が戻る頃には帰港して、家に帰ってるだろうからな。
次に会うのは明日の早朝だろう。漁に出るだろうからね。

早く寝るために早く来たから仕方ないんだけど…
そんな割引商品選択肢ないだろうな…
と思いつつ丼ものが幾つか安いのがあった。

あとは明日の早朝食と山で食べる用の食料を買い揃える。

レジに行くと、向こうから声をかけていただいた。
何回も来てるので顔なじみになった方だ。
「ずっと来なかったので心配してたんですよ。店に来た時に後ろ姿でわかりましたよ」
バレてましたw

申し訳ありませんね。軽く事情を説明して、今回の短期滞在の件も説明した。
多分今回はここに来るの今日だけになると思います。
また晴れが続く期間があれば当月中に来れると思いますのでー
またよろしくお願いしますね!

弁当は店のレンジを借りて温めて後は帰るだけだー。

実況投稿用に店の駐車場入口辺りでスマホを操作していたのだが、熱海の知り合いの先生がこの時の俺を見ていたらしく、後で教えてくれた。
声かけてくれてもいいのにw

その後、ウェルシアにも寄ったのだけど、後から聞いた話で江村さんときぃちゃんが車でここに来ていたらしい。
「俺達に気づかず行ってしまったよ」
いや、わからないってw
「なんだ。わかってれば帰り車で乗せてってあげたのに」
いやいやいや(笑)

その帰り道、当然歩きだったんだけど、以前から把握していたとある中華店が体調不良なのか店を閉めていつつも看板は健在だったから再開を待っていたんだけど、それが全て取り外されていた。

ああ…あのまま閉店になってしまったのか…残念。
食べたかった豚丼…(有名だったみたい)
ご主人が健康であることを祈ろう。

小屋に帰ってきた時には既に真っ暗だ。
江村さんたちは帰ったんだろうな。
(まさか買い出し先に行ってたとは知る由もない)

早速夕飯に。
今回買ってきたのは回鍋肉丼。ミニサイズ。
これしか買えなかったんや…
明らかに足りないだろうがキューリのキューちゃん他でカバーしよう。
予算がないのだから仕方ない。

まあ後は寝るだけだしね。
肝心なのは明日の朝と昼の食事だ。そっち優先。

マックスバリュ熱海多賀店では何故か月曜と火曜はキューちゃんが安いらしい。
これは大事なことなので覚えておかなくてはな。
それだけ俺にとってはキューちゃんは希望の食料なのだ。

金欠なだけ…真実を言うんじゃない!

寝袋は完全に乾いたので、使えそうだ。
痒みもおそらく取れているだろう。

ただ空気が冷えるのでこういうのがまだ必要だ。
さすがに俺一人で石油ストーブを使うわけにもいかないからね。

沸かしたお湯をゆたんぽに入れて服の中にしまうことで、強力な暖房効果を生むのは既に多く経験している。

持っててよかったね。

熱海編のJPWEXのストーリーのアップデートを行ったことで予告をつくることになった。
簡単に作ろうと思って最低限のもので構築したが、1時間近くそれでもかかってしまった。
いやはや大変だ。寝る時間確保しないとならない時にやる事ではないな。

いざ寝ようと横になると床をうごめくでかいものが…

厳冬期は大人しくなると思っていた「G」だったが、フナムシは既に活動出来るのか。
というか奴らはそもそも冬に大人しくなるんだったか?
まあ彼らは何かに上ってくるまではしないからいいや。
床に素足さらさなければ噛みつかれもしないだろう。

寝よ寝よ、明日は早いんだ。
おやすみなさい。

3月期2日目の夜は更けていく…

さあ、明日は予定通りいくのかな?
というか、それも道の状態次第だな。


>>>>つづく NEXT 熱海市攻略戦 Days313

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