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クロアチアまで泳いで行って

昨日行った岐阜の古民家カフェで出会った、わんぱく看板息子のあおくん(小1)にカフェの向かいにあるダムを案内してもらった。

ダムというより川のようで、水辺に向かって大きな石が段々の積み上がってて、そこに立ち山を水を眺めるのがとても心地よい

そんな気分に浸ってたらわんぱく小僧に

「ねえ、飛び込んでクロアチアまで泳いで行って!!!」

なんて言われて、彼からもこの時間の中にも異国の地名が出るなんて想像もしてなかったから、一瞬クロアチアが微生物か何かの名前かと思えた。

ああ、クロアチアね。なんて思いつつ「よく知ってるね」って呟いたけどそんな返答は一方通行で彼の話は続く

「でもさ、泳いで行ってもきっと猿と間違えられて焼かれて食べられるよ!だって言葉話せないもん。」

そう言われて、彼にとって異国とは別世界。クロアチアはとっても遠い宇宙のような存在なんだなぁと思った。

いつかあおくんが旅に出ることがあれば、異国の人も言葉が伝わらなくても同じ人間だから、耳を傾けて優しさを片手に接してくれるんだ!って発見してくれたら嬉しいなぁ。

なんて思いながら歩いてたわたしだけど

あおくんは、どんぐりが落ちてる場所を教えてあげるからって、今度は川辺で拾った木を振り回しながら草木をかき分けて猛獣のように暴れながら進んでた。

そんな昨日の岐阜の午後。

2020.7.13
Kaupili nana.

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