見出し画像

【5/9 情報追加】家庭菜園士ななおは、いろんな耕地生態系の極相(クライマックス)がみたいのです。雑草の放任栽培ではなく、草=カバープランツ(地被植物🌿)、緑肥🌱として使いながら畑を育てる方法。いちばん「(いろんな)極相(の種類)をみた家庭菜園士」になるぞ🥰


草(植物)を雑草と括らず、地被植物(カバープランツ)か、緑肥として利用する栽培を「耕地生態系の極相(クライマックス)」と呼ぶという木嶋利男先生の教え。

わたしがよく、「雑草をみて歩いている」というのも、雑草がそのまま野放し状態(放任)になっている場合と、極相、どう違うのか、できるだけ数多く見たくて。なのです。

貸し農園で極相を「作る」には、まず不耕起(半不耕起)が最低条件。(そのあとで、連作に。不耕起や連作は植生を攪乱することが少ないためです。)

徐々に不耕起にしていくコツ、タイミングは区画(畑)ごとに違います。=出ている雑草や土も違います。
木嶋先生に習いましたが、土(ちょっとした条件の違い)によって、よく育つ野菜が違います。
この区画(畑)ではマメがダメ、この区画ではアブラナ科が弱い、強いなどが明らかに違います。ひとつの農園のなかでも、野菜との相性、雑草との相性があるので、見極めていくのが、ものすごく面白いのです。

あと、連作にしていく方法もあります。初期は特に問題が起こりやすいので、問題が起こった場合は、(その問題によって)

👆画像のようにして、麹菌 乳酸菌を発生させたり、記事のリンクで紹介していますが、アブラナ科を鋤きこんだりしながら、調整していきます。



耕作放棄地再生農園(マイファーム松戸千駄堀農園)では、不耕起栽培の実現を目指している複数組みの利用者さんが。
不耕起を実現するには、まずは、多様な雑草が出る基盤は必要で、その基盤を作っている利用者さんが複数組いらっしゃいます。(一部畝たて、一部不耕起と徐々に様子をみている方も。)
初期、メヒシバ、オヒシバ、エノコログサ(単子葉類。荒地雑草?)、ノボロギク(双子葉類。荒地雑草?)、ナズナ(双子葉類。荒地雑草?)しか出なかった区画にも、菜園雑草の双子葉類雑草が出始めて、野菜と共生しやすいスベリヒユ、ハコベ、シロザが出てくるようになりました。



👆いつでも遊びにきてください🌱👇

👆5月26日(日)には、初の農園開放イベントがあります。農園利用者さん以外も参加できますので、よかったらぜひ。当日、農園アドバイザーが三人おりますから、ご自身の栽培相談も自由にどうぞ✨

空き区画、たい肥を作っている場所にシロザが出た。2024。その向かって右ななめ横のナガミヒナゲシも根を残して管理してみたり。模索。

カバープランツ、緑肥として使う草の紹介はここで。
雑草(カバープランツではなく、緑肥でもない草たち)はここで👇紹介していこうかな。


必要な草、不要な草(あきらかに有害、あるところまでは使えるが、あるところからは有害になるなど。どこまで”使う”かは畑により応相談)を選別して、畑で利用します。放任栽培(雑草残し放題)とは違い、初期は特に、手間暇がかかります。

草の使い方もいろいろあります。草マルチ、草たい肥。
使うにもあまりよくない説がある草も。木嶋先生に習いましたからみなさんもどうぞ。👇👇👇



極相では、コマツナのそばに自然とシロザが出てくるようになり、キャベツのそばにはハコベが出てくるとのこと。
マイファーム松戸千駄堀農園では、キャベツ(ほか、アブラナ科野菜×ハコベが仲良し)のそばにハコベが出る区画も増えてきました。
いい兆しです。

とはいえ、コマツナ×シロザ、キャベツ×ハコベ以外にも、これって相性がよさそうと、わたしが勝手に「(仮)」で観察している相性もいろいろあったりします。どうかな?

毎週日曜日に、さまざまな草(地被植物、緑肥)の活かし方、特性、現在地などを投稿していきます。
農園の成長を見守ってください🌱♡🥕😉♡