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ねこ用IoTトイレ「toletta」の導入を検討している人に読んでほしい。多頭飼いの飼い主さんには超おすすめ!

ねこ用IoTトイレ「toletta」を1年半使った結論、多頭飼いで、家を空けることが多い家庭には全力でおすすめします!

この記事では、多頭飼いの我が家でtolettaを1年半使っている様子、主に最新のアップデート内容と、子猫との相性についてお伝えしたいと思います。

我が家のtoletta利用状況

我が家では3匹の猫を飼っています。そのうち2匹の猫(けだまさん9歳、るんるんさん12歳)は腎不全の経験があり、2匹とも歳をとっているため、自動でトイレの回数やおしっこの量が管理できるIoTトイレ「toletta」を2018年から使っています。

導入して2ヶ月頃(2018年12月)の様子はこちらを読んでね:https://edge.tsumug.com/entry/iot-home-hack-06

もう1匹の新入りの子猫(ころにゃさん)は、2020年2月22日(猫の日)生まれ。まだ3ヶ月で、腎不全の経験はないのですが、我が家に来て数日後にはひとりでtolettaで用を足すことができるようになっていました(なんて賢い子なのかしら)。ですので、すぐに子猫用のトイレを撤去し、子猫が来る前と同様に、自宅のねこトイレを全てtolettaに置き換えました。

ねこ用IoTトイレ「toletta」とは?

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tolettaは、ねこのおしっこと体重の変化を自動で記録してくれるIoTトイレです。飼い主や獣医さんがデータを通してねこの様子を深く理解し、ねこの体調変化にいち早く気づくことを目的に作られています。

ねこを飼っている方は皆さんご存知かと思いますが、ねこは腎不全や尿道結石になりやすい動物です。その初期症状として現れるのがおしっこの量や回数です。多頭飼いだと、普通のトイレを使っているとどの子がどのくらいおしっこをしたのか分かりにくいのですが、tolettaを使えば、外出中や就寝時など関係なく24時間365日の管理が可能となり、病気の早期発見につながるのです。

ねこのおしっこの回数を正確に把握するためには、自宅で使っているねこトイレを全てtolettaに置き換える必要があります(我が家の場合は3つ運用中)。重量センサで毎回体重測定されるとともに、トイレの重さの変化からおしっこの量が記録されます。側面にカメラが搭載されており、トイレにやってきたねこを撮影し、その画像からAIで識別するため、多頭飼いしていても、どのねこがいつどれだけの量のおしっこをしたのかを確認することができます。

詳細の機能やスペックを知りたい方は公式ページをご確認ください(https://tolettacat.com/discount/nanamin)。


tolettaの最も良いところは、首輪が必要ないところ!画像認識で自動判別

toletta以外にも大手メーカーからねこのIoTトイレが発売されていますが、多頭飼いの場合、個体を判別するために首輪にタグをつける必要があります。一方、tolettaは、首輪のタグではなくカメラでねこの顔を判別するため、ねこにストレスを与えないところが気に入っています(子猫はともかく、首輪をしたことがない成人猫に首輪をさせるのはほぼ不可能…)。

おしっこだけを判別するの?

答えはyesです。

tolettaはシステムトイレ用の猫砂を使ったトイレなのですが、おしっこはすのこを通ってシートに吸収される一方、うんちはトイレに残ることを利用し、おしっことうんちを判別しているようです。

うんちの時もトイレシーンは録画されますが、おしっこの回数にはカウントされていません。

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うんちの時は排尿回数にカウントされない!

tolettaのこれまでの進化(toletta→toletta 2)

tolettaは発売開始当初(2018年8月)からバージョンアップしており、現在、toletta 2として販売されています(これから購入される方は自動的にtoletta2になります)ハードウェアと共にアプリも進化しているのでご紹介したいと思います!

toletta 2になって変わった点①:アプリ上で尿量と尿回数など分かりやすく表示

アプリの起動画面で、それぞれのねこさんの体重、尿量、排尿の変化、入室回数の変化、滞在時間、(前回のトイレからの)経過時間が一目でわかるようになりました。

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例えばこの場合は、何らかの理由でけだまさんの体重がうまく取れていないこと、排尿が減っていること、入室回数が減っていることが分かります。

アプリを起動してすぐに分かるので、多頭飼いの家庭でも、時間のないときでもささっと確認できます。

toletta 2になって変わった点②:用を足すシーンの動画が確認可能!

個人的に、楽しみながらねこの健康管理ができている理由が、トイレシーンが一部始終動画として残っていることです!(以前は画像だけでした)

尿量や尿回数を管理するためのtolettaですが、動画で見てみると、うまく猫砂をかけているかどうか外出先からでも確認できますし、それぞれのねこさんのトイレのやり方の特徴が分かったりと、とても楽しく見られますよ。

toletta 2になって変わった点③:獣医師相談ができる!

これは比較的新しいサービスです。2020年2月22日(ころにゃさんの誕生日でもあります)から、獣医師みまもり機能と、獣医師へのLINE相談機能で構成される「オンライン獣医師サービス」がスタートしました。

オンライン獣医師サービスは、tolettaのデータを獣医師が毎日分析し、tolettaが収集する体重・尿量など6つの項目のデータを元に、ねこに異常がないかどうかをチェックしてもらえる便利な機能です。異常が発見された場合は、すぐにLINEで知らせてくれます。LINEでアラートを受けたら、そのままLINEで獣医師とやりとり可能。アラートに関してだけではなく、日々の細かい相談にも対応してくれます。

我が家のねこに関しても、一度アラートが来ました。この時はちょうどころにゃさんを迎えたばかりの頃で、ころにゃさんがtolettaに入ったり出たり遊んでいるのが誤検知されていた、という顛末でしたが、いつでもtolettaデータを元に獣医師さんが見守ってくれているのは非常に安心感があります。

わたしはここ3ヶ月以上リモートワークを続けており、ねこさんたちの健康を気にする時間的な余裕があるのですが、今後また会社に行くことが多くなったら、獣医師見守りサービスがより一層役に立ちそう。

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LINEでアラートが来ました

また、ねこの往診や健康診断ができる「トレッタねこ病院」というサービスもあります(https://tolettacat.com/pages/about-toletta-hospital)。これについては、次回の記事で紹介したいと思っています。

他にもtoletta 2に関しては細かいアップグレードがあります。詳細はこちらをご確認下さい(https://toletta.jp/news/20190808/)。

tolettaと子猫の相性は!?

さて、このように進化しているtoletta 2を2019年12月頃から利用しているのですが、4月末からころにゃさんが新しく家族になりました。当時まだ2ヶ月だったため、子猫用のトイレを用意し他の2匹と別々に管理していたのですが…数日目には、ころにゃさんが勝手にtolettaで用を足すようになりました。

tolettaは、ねこの体重が1kg未満の場合、正確なデータが取得できない場合があるため、1kgに近づいてから登録した方が良いかと思います。ただ、ころにゃさんの場合は、我が家に来た時は440g(!)だったのですが、tolettaに何度も入ったり出たりを繰り返しているのが検知され、獣医師さんに相談したところ、他の猫のデータと区別するためにも登録した方が良い、とのことでしたので、登録しました。


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500g弱でも測定されました!かわいいな〜

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tolettaアプリでのねこの管理画面

tolettaは、前面のカメラの撮影データから、AI画像識別技術を使ってどのねこがおしっこしているかを自動で判別しているのですが、新しいねこさんを追加すると一時的に認識精度が落ちます。間違った識別がされている場合は、正しい猫の名前を教える必要があり、何回かアプリ上で修正し続けると認識精度が安定してきます。

子猫の体重管理にも便利!

もともと2匹の成人猫で使っていた頃はあまり恩恵を受けていなかったのが、「体重」のデータ項目です。

もちろん、成人猫の場合でも、例えばストレスや病気、もしくは食べすぎが原因の体重変化が考えられるため、体重の記録は便利かと思います(tolettaを数年単位で利用する前提ですが)。

一方、子猫の成長スピードは凄まじく、ころにゃさんの体重は当初と比較して倍以上(!)になっています(4月末で440gだったのが、1ヶ月後には800g超え)。子猫の成長を感じるためにも、tolettaがトイレのたびに勝手に体重測定をしてくれているのは便利な機能だと感じています。

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1ヶ月でこんなに大きくなりました

今後もtolettaの進化に期待したい

tolettaは2018年のローンチから、ハードウェア、ソフトウェア共に日々進化し続けています。もちろん、現段階でも改善点が見つかるのですが、tolettaニャンバサダーや利用者さんの声を元に、確実に進化を遂げていると感じています。

テクノロジーを使ったねこさんの健康管理に興味のある方は、ぜひtolettaの導入を検討してみてください。

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ここから先は、子猫の様子を見てムフムフしたい方向け…!ころにゃさんのトイレ関連の困った点を挙げていきます!

困った点①:tolettaの中で長居をする

トイレが済んでもtolettaの中で自分のしっぽを追いかけて遊んだりすることがあります。楽しそうなので良いのですが、データ上、トイレが長い子になっています。


成人ねこの場合はトイレの滞在時間の長さでおしっことうんちが分かったりするのですが、子猫の場合は一筋縄ではいかないですね〜。

困った点②:人間がトイレ掃除をするとtolettaに入って遊んじゃう

わたしがトイレ掃除をしているとき、高確率で寄ってきて、tolettaの中で遊んでしまいます…。

この場合も、tolettaのデータ上、たまに尿回数にカウントされてしまうことがあり、頻尿アラートの原因となるので、ころにゃさんには猛省してもらいたいところです(無理)。


困った点③:他の成人猫がトイレをしているときに邪魔をする

他の2匹がトイレをしているときに、ころにゃさんがしっぽを追い回しているのが、2匹にとってストレスになってないかと心配していたりするのですが、tolettaで撮影された動画を確認すると…


どうやらおしっこに猫砂をかけてあげていることが分かり、なんとも微笑ましいですね〜。ころにゃさんは特にきれい好きなのかもしれない。

※tolettaはシステムトイレの砂を使うのですが、我が家ではまだ普通の猫砂から移行できておらず、尿量の測定が正確にはできていない状況です

ともかく、tolettaがなければこのようなレアなシーンを動画におさめることはなかっただろうと思い、良い動画が撮れたらこまめに保存するようにしています。

楽しくねこのヘルスケアが出来るtolettaを全力でオススメしたい

多頭飼いの飼い主さんにはオススメのねこ用IoTトイレtoletta、ぜひご検討くださいね!

#ねこ #多頭飼い #tolettaニャンバサダー #ベンガル

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