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ヘルシーなココアを探し続けたら自作ココアに行き着いた


英語ではホットチョコレートと呼ばれている『ココア』。

小さい頃から飲み続けている私の好きな飲み物だ。


カフェインに敏感な私は「1日に飲むコーヒーは2杯まで」「最低でも飲んだ次の日は休みにする」と決めている。毎日コーヒーを何杯も飲んで急にやめた時に、日常生活に支障が出るほどのひどい頭痛(離脱症状)に悩まされたからだ。

そんなコーヒーをあまり多く飲めない私にとっては、ココアはカフェインを気にすることなく楽しめる有難いドリンクなのだ。


しかし、市販のココアにもひとつデメリットがある。美味しいがゆえに飲み過ぎてしまうことだ。

特に、スーパーで売られているような、白砂糖が多く入ったココアは、飲むと、「もっと!もっと!」とすぐにまた欲しくなってしまう。

血糖値が一気に上がってすぐに下がる、白砂糖の効果によるものだ。血糖値の乱高下(らんこうげ)といったところか。

カフェイン中毒にまた陥らないための代替手段(だいたいしゅだん)のはずが、別の中毒を起こしてしまう。「これではただ中毒が形を変えただけではないのか」とある時気付いてしまった。


以来、白砂糖をあまり含まないココアを探すあてのない旅が自分の中で始まった。


お手軽に作りたいなら黒糖ココア。こだわりたいなら自作ココア。


では、白砂糖を含まないココア、あるいは少ないココアはあるのだろうか。

結論から言うと、ある。


黒糖ココア、または無糖の純ココアだ。

黒糖ココアは何ヶ月か前にたまたま成城石井で見つけたけど、これは美味しい。塩がまたいいアクセントになっているのだ。溶けやすいのもGOOD。


特に、ホットミルクで作る黒糖ココアは本当に美味しい。

ホットミルクで作るとカフェで飲めるココアに近い味が楽しめるのでオススメ。電子レンジで温めた牛乳でも十分すぎるほど。お湯だけで作る時は少なめに作るとおいしく作れます。


都市部に出ることがあれば成城石井で月1ぐらいで買ってもいいかなと思う黒糖ココアだけど、正直、なくなる度に毎回取り寄せているかというとそんなこともない。

しかも最近はコロナの影響もあって外出は極力控えている。このためだけに買いに行くのも躊躇われるし、かといって市販のミルクココアは飲み過ぎてしまう。

さて、どうするか・・・


そんな考え事をしていた先日、目にしたのが、純ココアを使った自作ココア。

純ココア(ピュアココア)とは、白砂糖などが全く入っていない純粋なにがーいココアだ。森永やバンホーテンのピュアココアなど、見たことがある方も多いのではないだろうか。



そうか!苦くて敬遠してたけど、そのための純ココアか!

「なるほど、満足のいくものが近くで買えないなら作ってしまえばいいんだ。」とまた世界が拓けたような気がした。


自作ココア探求の旅が始まった。


ということで、自作ココア探求の旅が始まった。

せっかく自作するなら少し値が張っても体にいいものを取り入れたい。病気をしてからというもの、健康には人一倍気を使うようになった。

原材料を妥協しなくていいのが自作の最大の利点だ。


【材料 (普段用はこれで十分)】

・純ココア
・オリゴ糖 or 蜂蜜
・塩 (少し加えることで味に深みが出る。黒糖ココアも塩味が利いている。)
・牛乳 or アーモンドミルク
・お湯 (溶けにくい時に)

【オプション (本気で作りたい方用)】
・生クリーム (フレッシュクリーム)
・シナモン(スティック、パウダー)

ここでいう蜂蜜とは、水飴が入っている大容量のものではなく、少し高価な国産蜂蜜を指します。(ものにもよるけど、だいたい600~1000円ぐらいの瓶詰めされたもの)


今回買ってきた純ココアはこのバンホーテンのピュアココア。


そして、甘み要員には、このオリゴ糖『てんさいオリゴ』を使った。


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塩がいるかどうかは好みの問題もあるので、基本セットはこの3点。


オリゴ糖は糖分控えめかつお通じをよくする効果あり。

蜂蜜は血糖値を緩やかに上げるので満足感がより長持ちする。そして脳の栄養にもなるし、疲労回復効果もある。その時の気分で使い分けたり、両方混ぜてもいいかもしれない。今度やってみようと思う。


【作り方】

1. 純ココアを小さじ2~4杯入れる。

(容量はカップやタンブラーの大きさに応じて変えてください。)

2. 少量のお湯を入れて混ぜていく。

3. オリゴ糖を加えながらさらに混ぜる。(あとから調整してもOK)

4. カップ1杯分の牛乳を電子レンジ(700W)で約2分温めてホットミルクにする。

5. ホットミルクを入れて、純ココアを溶かしていく。

6. 十分に溶けたら完成。(お好みでオプションを追加)

 

大まかな作り方の流れはこんな感じ。

スチームミルクが作れれば理想ではあるけど、うちではスチームミルクは作れないので、ホットミルクで代用した。



そして、作っていく中で私は純ココアの問題点を突きつけられることになった。


・・・溶けにくい。

も の す ご く 溶けにくい。


濃いめが好きなので、小さじ4杯分ぐらいを入れたら、小さじ1杯分ぐらいの塊が溶けずにそのままスプーンに引っ付いてしまっていた。

少量のお湯を入れて溶かそうとしていたけど、お湯だけでは溶けず、ホットミルクを入れた後もしばらく引っ付いたままだった。

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なにこれ!って思うぐらい溶けにくいです。


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お湯を入れて混ぜたはずが、ただのビターチョコレートと化した純ココア。


(スプーンを縦に動かすと全体に混ざりやすくなるという情報は出てきましたが、誰かすぐに溶かせる方法を知っていたら教えてください。)


自作ココアのお味は?


今回は『純ココア』『牛乳』『塩』『オリゴ糖』でシンプルなホットココアを作った。


「で、味は?」


ひとくち飲んだ瞬間「あっ、これいいわ」と口にするぐらい美味しかった。

てんさいオリゴで癖のある味になるかと思いきや、全然そんなことはなく、塩を加えたおかげもあってか、黒糖ココアと遜色ない深みのある味になった。


そして、お通じがよくなったのか、2時間ぐらいしてからお手洗いへ。

少し手間はかかるけど、自作ココアは材料がシンプルで余計なものが入っていないので、健康にはいいかもしれない。


また作っていく中で良いレシピを思いついたら記事にしてみようと思う。


さらに、飲んだ後で検索をかけてみたら、クックパッドだけでもこれだけのココアのレシピが出てきた。

ラムを入れたり、お酒を入れるものもあって、自作ココアにも沼はあるようだった。この機会にいろいろ試してみるのもいいかもしれない。


ちなみに、お酒を入れるココアで私が試したことがあるのは『ベイリーズ』を加えたココア、あるいは、ベイリーズのココア割り。

最近は飲んでいないけど、よりクリーミーな味わいになって本当に美味しかったので、ベイリーズが好きな方はぜひ試してみてください。


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