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好きなことやるために好きなことをやめる

“好きなことをやるために好きなことをやめる”

一見、矛盾しているように見えるけど、
私はこの言葉は的を射ていると思う。

これは、第16回高校生RAP選手権でRed Eyeくんが放った言葉。
彼の音楽に対する想いが一瞬で伝わる。

私は最近、大学も夏休みに入り、カレッジワークスでの活動を中心に充実した日々を送っている。
投資関係の勉強やバイトなどで移動が多く、ごはん時に家に帰れないことも多く、交通費や食費などの出費で財政的に厳しいのも事実。
このような財政的に厳しい状況の中で、このお金を何に使うのかということをよく考えるようになった。

お金は稼ぐより使う方が難しい。
前に前澤さんが言っていたような気がする。

私が今、一番力を入れているものは『学び』
本を読むことや講演会に行くこと、様々な人に会うことなどがそれにあたる。

一番力を入れているものに一番お金も時間もをかけたい。

そう思うのは必然的ではないだろうか。

私は、大学一年生。
派手に遊びたい気持ちもある。

しかし、優先順位を考えたときにこれは『学び』よりも下位に来る。

時間とお金『学び』に充てるために、以下のことをやめるまたは減らした。

①月2くらいのペースで行っていた食事会
②週1のバレーボールサークル
③ライブやクラブに行くこと
④友達と遊ぶこと
⑤映画を映画館でみること

が、特に雰囲気や空間が大好きだった食事会をやめたことが自分の中では大きいと思っている。
食事会は1回3000円ほど。
本に換算すると2,3冊。とても多くのことを学ぶことができる。
そして、映画を映画館で見るとドリンクやフード代も込めて1回2000円ほど。
しかし、少し待ってTSUTAYAで借りてみると10分の1程度に収まる。
これはどうしても映画館で見る必要があるのか。
よく考えるようになった。

好きなことのためとはいえ、苦しい時もある。
できることなら全部やりたい。
しかし、今は出来ない。

私が尊敬する落合陽一さんは時間のなさのあまり、大好きなお酒をやめ、ついにはTwitterもbot化してしまった。

‟好きなことを努力と呼んでいるうちは一生変われない”
‟身を削り必死こいたって簡単には登れない”

17歳のRed Eyeくんの言葉の数々に身が引き締まる。

やはり前田裕二さんも言うように
‟努力は夢中に敵わない”
と思う。

カレッジワークスにはそんな学生がたくさんいる。
私も負けじと熱狂し続けようと思う。

ようやくバレーボール以上に熱中できるものを見つけた。
好きなことを投げ捨ててまで実現したいこともある。
まだまだこれから。


松坂 菜々子 / Nanako Matsuzaka
Twitter→ https://twitter.com/lien_nana5

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