微睡んでは見る幻影。

昔は怪奇現象の一つくらいに思ってた、解離の現象。
夢現にみる。

今日の私も、長年住んでいて今はもう実家とは呼べない家の夫婦の寝室で微睡む夢。
私と兄が小さな頃は子供部屋だった部屋。
その部屋で微睡む。

足音と気配。
押し入ろうとする誰かが扉を酷く叩く音が現実に聴こえる。

意識がはっきりするにつれ、今はひとりで我が家に暮らしてることを思い出す。

あーまただって、思う。

先日は、誰かが何かを私に忠言して、その後に続く長い意味を持った文章たちをすべては読み込みきれなくて。
何かの情報をダウンロードするような現象。
この現象の後に、いわゆるデジャヴが多く発生する不思議。

私の脳がどうなってるのか、私は知らないまま。
私の「あたりまえ」は、普通ではないらしい。
よくあること、で済ませてきた現象は不思議な体験で、私に見えるもの感じるものは、「ふつうは」見えないし聴こえない。

医者には半分冗談半分本気で、シャーマンとかの職業が認められてる国なら活躍できると言われた。

せんせい、ここは日本だ。。、

私は私を使ってお金を稼げる方法を知ってる。
馬鹿げた話に聞こえるだろうけど、私は石(正確に言うと石の中の子)と話ができる。
その石がどういった類いの謂れや能力があるのかも、事前の知識なしで触れば大概わかる。
それは稀有な才能らしいので、そこにお金を払ってくれる方は一定数いる。

だけどこれはとても削られる仕事。
私が私の心に関わる仕事だからだ。

まず自分を信じられなくちゃできないことが前提にある。
自分の感じてること、聴こえてることを信じないと人へ伝えられないからだ。
だけど、生きれば不信は付いて回る、この世界は私にとってそうできてる。

向き合う必要の無い感情が引きずり出される。
何のために人格が解離したのか?という問いの答えは、生きるためだ。

適応するために起きた現象が人格の解離だ。
関わるべきでないことには向き合うべきではない。
命に関わることでないなら、解離など端からしない。

矛盾してる。

生きてくために必要なことどうしが相反してる。
どうしたら上手く共存できるのかわからない。

いつかひとつに収束する日が来るのかな。

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