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「普通」なんて本当は存在しないのかもしれない。

今でこそ、職場での性格がだいぶ丸くなったわたしだけど、入社した当時は「これでもか!」っていうほどとんがってた。

「普通は」なんて言葉、今でこそあまり使わないし使いたくない、嫌いなワードの一つだけれど、その時のわたしはそれが大好きだったみたい。

何かにつけ「普通はこうでしょ」
一般的な〇〇はこうするべき」なんて言葉の端々まで尖らせて。

自分でも気づかないうちに、自分のことも、相手のことも傷つけてきた。

わたしの言葉で言うと、“目に見えない凶器”で相手の心をぐりぐりと抉ること。
それがどれだけ相手の心を傷つけてるか、ってわからなかったのかもしれない。

いじめや差別、暴力的なこととの一線はわかってるけど、環境的なことも大きく関わってるんだろう。

気安く冗談や軽口を言い合える環境で育ったから、それが相手を悲しませてるかも、って思いに至らなかった。

ちょっと考えればわかることなのにね。 

   *

あれから日が経ち、
わたしは就職した。

あの時はできなかったけど、今は意識していること。

「普通」「一般的に」「常識的に」なんて
軽々しく口に出さないこと。

わたしもそんなのを言われるとき、
めっちゃ腹立つし心が苦しくなる。

普通って、なんなんだろう、とも。

誰もが教わらなかったことだから、
正解はなくてもいいし、出すことに時間を要してもいいのかもしれない。

最短距離で答えを出そうだなんて、その方が間違えてる確率が高くなるからさ。

たとえば、
LINEは既読をつけたらすぐに返信するのが“普通”?

朝起きて、満員電車の中会社に向かうこと。
果たして“普通”と言えるかな。

はたまた
学校行きたくなくても嫌々でも我慢して通ってる子は“普通”なのかな。

逆に、“普通”のレールから外れてしまった人達には何が起こってるかな。

いい未来? 悪い未来?
いいことって何? 悪いことって、何があるの?


そんなふうに一つずつ紐解いていったら、
全て自分が正しいだなんて思い込み、
音を立てて崩れていくはずだよ?

この先全ての日を顔晴って生きて行ける日になるように…とわたしはとある方から「大丈夫!」のメッセージを貰いました。

それも、「特別」なできごとなんだ
しっかり感じ取って、明日もまた顔晴れます😌

#顔晴る #頑張らない #全ては思い込み
#普通なんてない #千差万別 #十人十色
#ダイバーシティ #伝えたいが止まらない
#言葉の重みを再認識した日
#心は貰った言葉でできている
#ピンヒールで車椅子を押す #熟成下書き



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