心のオートロックを外したら
「心の壁」という言葉は、一度は見たり聴いたりしたことはありますか? それと同じように、わたしには「心の鍵」がありました。部屋にわたしはいて、誰にも侵入させまい、されまいと。何重にも入念に鍵をかけていたのです。
そんなふうですから、誰も中には入ってこられません。安心、安全の空間でしたが、代わりに、仲間もいませんでした。
「心の鍵は、頑丈であるほどいい」というわたしの概念がぶち壊されました。
鍵がかかっているからといって、安心ではない。
ひとりぼっちで留守番している方が『不審者来ないかな』と不安になるように。
そんな孤独は、わたしにも確かにありました。
でも、あるときに思い切って、鍵を開けよう
そう思えた出来事がありました。
そこから、徐々にわたしの心は。
鍵がかかった状態から解放されたのです。
今でもたまに、あるときの思いが蘇って、話すことが急にできなくなったり、話そうとすることでキュッと喉の奥が締まるような感覚になることもあります。
そうなると、話すのに時間がかかるから、「待っていてもらうのが申し訳ない」という考えに陥ってしまいます。
考えること自体は悪くありませんが、それで自分が疲弊してしまわないか。わたしにそれを教えてくれた大切なひと。
「考えるの、止める練習しようよ」
当時のわたしには、できない…ことでした。
でも、ある時からそれを試してみると、頭が、心が、軽くなりました。
「こんなことで悩んでたんだ」「あんなドロドロな感じ方、手放してよかった」と思えるほどに。
スーッと、わたしをがんじがらめにしていた何かから解放された感じがしました。
こんな感覚、初めて❣️
足腰が痛いと、そのことばかり気になるように、考え方がマイナスになっていたわたしは、少し感じ方、捉え方を変えることができた自分にびっくり。
大袈裟かもしれないけど、その日から生き方が変わりました。
自分らしくあるためには何が必要?
わたしがワクワクすることってなんだろう?
笑顔になれる瞬間はどんなとき?
自分に問いかける質問が、明るくなりました。
自分にこうした問いかけを繰り返すことで、得られたもの。それが、【ひととひととの距離を縮める】
初めは、苦手としていたこと。
今も、わたしから話をするときは、敬語が抜けない職場の仲間。歳下・歳上・同年齢… 言葉遣いを変えるべきなのかフラットでいいのか…迷うときもあるけど、人によって態度を変えたくないから、基本は「敬語」と決めている。
『相手がどう思うか』ばかり気にしていると、話ができなくなって、心ここにあらずな状態になってしまう。
それはイヤだから
〈あなたに関心がありますよ〉
〈もっと話が聞きたいな〉という気持ちを込める。
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