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#11 (家を片付ける)人からもらったモノを手放すときに考えること

マゼルお片付けアドバイスサービス
しおじまあいこです
主におうちのお片付けをお手伝いしています

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人からもらったもの

自分が家に置きたいもの
は区別した方がいいと思っています

そうは言ってもなかなか手放しにくいのがこのタイプのモノ

「人がくれた」という包みやレッテルを取らないと
そのモノが自分にとって使いたいモノなのか
とっても判断しにくい

お片付けを手伝っていると
「人からもらった」と言うだけで〝手放せない人〟の多さを目の当たりにします

くれた相手の思いを考えてみると
* 捨てられないからとぽんぽんとあげる人
* 自分の購買意欲を満たすために買いあげる人
* 誕生日だからと一生懸命考えてくれる人
* 気軽にくれる人
などなど

素敵な箱も手放しにくいモノの一つ

私の場合
この仕事を始めて「人にモノをあげること」が格段に減り

*モノをあげるとみんな喜ぶ
*相手の喜びになるにはモノ(お金を払わないと)をあげないと
と言う自分の中の設定が変わった

みんなもらったモノに困ってる

昔 樹木希林さんのインタビューを見ていた時
彼女は「何ももらわない」と言っていた 
あげるって言われても「いらない」と答えるそうな
確かに彼女の自宅は彼女の感性が研ぎ澄まされた素敵なお宅だった

樹木さんみたいな勇気はなかなか持てないけれど
人から何かもらったとき
その後は自分の判断に委ねられた強く思うといいと思います


では
あげる側
自分があげたモノを人がどう扱うか考えてみる

それはまるで
自分がどう扱われるかみたいに思えるかもしれない
けれどここでも
あげた時点でそれはもらった人のモノになったという強い思いが大切
私があげたというレッテルをあげた本人がはがしておく

自分がもらった時自分があげた時
どちらも同じ考え方ができるとシンプルになります

そして
自分のあげたモノは潔く忘れる
あげたモノを深追いしないのも優しさ


自分があげる時のおすすめ
* 食べ物や芳香剤や生花やシャンプーなど消えていくものにしたり
* 相手が手放しやすいように
 「いつでも手放してくれていいからね、私全く気にしないから」
  と一言添えたりする

込めた気持ちで必ず心は伝わるもの


そして更に
相手を喜ばせるのはモノを贈るだけではなくて
頼まれごとを引き受けたり
元気かな?と相手を思うメールを送ったり
寒い時にショールを貸すような
本当に色々な手段があることも思い出してほしい

もらい物一つをとっても「モノ」を通して考えていくと
自分もやたらと人に「モノ」をあげなくなり
あげるときは相手がその先困るかまで考えて選ぶようになる

そうなると自分のあげる「モノ」が変わり
自分が変わると周りも変わっていく
そしてなんだか
自分の「取っておきたいモノ」も変わるから面白い

「モノ」は自分が持っている思いこみ観念も教えてくれる

「モノ」を片付けることはやってみたらやっぱり面白い


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