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なにぬねんっ!!


あなたにはありますか?身バレしそうな言葉。

***
なにぬねんっ!な、君へ。

君は今、画面の前で懐かしすぎる言葉に珈琲または、緑茶を吹き出していることでしょう。牛乳だったらドンマイ。

ごめんなさいね。
あの時のことは、私もよく覚えています。

あれは…えーっと…小4?小5?
どっちだっけ?そもそもどっちかだっけ?(よく覚えているとは?)

なんの授業の時間かも忘れましたけど(よく覚えているとは?パート2)

君と私、隣の席というか謎にこの字型の席にしてクラスの人達が繋がっていた気がします(よく覚えているとは?パート3)

いい加減、よく覚えているとは?ってカッコのツッコミもウザくなってきましたね。

詳細には、そう、覚えていないのです。てへ。

ただ、当時の君は面白いワードを生み出したり、謎の怪しいドラえもんを描いたりして、面白い人でした。そういうことは覚えています。

私は君含め、周りの子達と遊ぶのが好きでした。

たぶん、私の感性に、君のワードセンスはぶっ刺さっていたのです。

だから、あんな奇跡もおこせた。



忘れもしない。
なんかの授業中。

先生の話を真剣にきいていた私達は、先生がした有り得ないような発言に素早く反応しました。

それはエヴァの9話のような、見事なユニゾンでした。

先生の発言に対し、そこそこ大きめボイスで2人ピッタリ揃って

「なにぬねんっ!!」



私達はクラス全員の視線を浴びましたね。
机をバンッとしてしまったのもあって、めっちゃ目立ってしまいました。

だって、ほんと、もう、それ以外のツッコミがないような話しだったのです。(たぶん)

なんなんだよ!とか、なにそれ?!とか、全部「なにぬねんっ!!」でいける所が気に入っていました。 

いま、久々にちいさく「なにぬねん」なんて、言ってみたりして。うふふ。なにぬねんって、なにぬねんっ。うふふっ。

なにぬねんっは君が作ったものだったでしょうか?それも実は曖昧です。

なにしろ、あの日々は、謎の言葉が生まれる率が高くって、出処が怪しくなるのです。


でも、間違いなく、私と君が見事なハモリをしたのは覚えています。


いやぁ、恥ずかしかったですね。
なにぬねんっ!!て、なかなか叫ばない言葉ですしね。
そのあと、お決まりのように冷やかされて、うんざりした記憶。


でも、楽しかった。
他にもたくさんの言葉が生まれ、その大抵が意味不明だし、冷静に考えればそんなに面白くもない。

それでも、それを使ってわちゃわちゃしているのが楽しかった。

私は大人になった今も、末永くディアゴスティーニだの、クリームソーダは液体石鹸だの言いながら楽しく過ごしています。

君と過ごしたあの日々は、確かに今の私に繋がっているようです。

ありがとう。ネタとして最高です。


あ、すっかり大人になったんだから「あしばらい(妙にゆっくりした謎のイントネーションでいいながらスローモーションのようにゆっくり足払いしてくる)」は、やっては駄目ですよ。もし、やってても面白いけど。


君が今も元気で楽しい日々にいますように。

                私より。
***

これが私の身バレしそうな言葉の話です。(いやぁ、ほんと、クラスメイトの中ではたぶん、覚えている奴いると思うよ。薄っすらと。なにぬねんってすげーワードセンスだもんね。私を見つけちゃった元クラスメイト諸君。生暖かい目で「オマエか」しといてくださいねー!!)

驚きのシンクロ率でした。
面白かったろうなぁ。端から見たら。
私はもう、顔から火が出るほど恥ずかしかった。
面白くもあったけども。

言葉のシンクロってなんであんなに笑いがこみ上げちゃうんですかね。楽しいよね。単純に。

ある日突然、画面の前のあなたも私とシンクロニシティったりするのかな。
その時は…そうですね。
思いっきりユニゾンしましょうね。



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