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土日の休みは盛り沢山。

土日休みをもらい
ひさびさに
都内まで足をのばした。


人…人いすぎる。
たくさんの人の群れへの耐性が減っていた。

とりあえず足元の靴を観察し、ナイキの多さに『ナイキ多いなオイっ』とツッコミつつマーチンもチラホラ見かけ『いい値段の靴履いとるやん』と思ったり。

ポケセンへいくも人が多すぎて5分で撤退。
「やはり…平日に限るな…」

水族館に行ってみて驚愕の事実。
日にち指定チケのみになっていた。
「な…んだと??」

そしてガチャガチャをする私。
「ミルキーはママの味っ!!」

きゃわわ

ゲーセンで1つの台に釘付けになる。
「お野菜っ!お野菜っ!!」

つぶらな瞳シリーズ可愛い。お野菜、人参しかとれなかった。恐竜可愛い。珈琲は夫がとった。


夫がガンプラみたいと電機屋に行く。
トイレから出た夫氏、私を見失い売り場へ行ってしまう。私はトイレ付近うろつく怪しい女になる。tweetして陽だまりさんがコメントにくれたガンプラを眺める。
「夫トイレで倒れてるの??」


そんな具合でヘトヘトになったのでお気に入りの甘味処に行こうと歩く。しかし…暫くお休みすると張り紙が…
「な、んだと〜………」

どうする?夫に聞かれ、絞り出したのが高野フルーツパーラー。やはり並んでいる。
「疲れた…」 

夫が並んでる間に猫カフェを提案してくる。今かよっ!!と思いつつ私はこたえる。
「いいよ…じゃ、猫カフェ…いこうか」

もふもふ
黄金の瞳
ツンデレちゃん
猫アイスなるおやつ。人気。ツンデレちゃんの瞳には聖なる泉が湧いているのだ。
夫の推し。食べるとき目つぶるタイプの美形。
お鼻がぴんくでかわいいね
眠いのですね
全部くれよっ!!と手を置いてくる。さすが、おやつ
君もか…ってなる。手を置いてくる。
どこ見てるんです?
必死の形相。

長毛種は大きくて穏やかな子多いよね。
我が家のサクは和猫……短毛系、しかもエキゾチック系は激しい性格の子多い。
サクなら…爪引っ込めた猫パンなんて甘ちゃんな事しない…。何時だって鎌のような爪は出してくる。爪切り?それがほぼ出来ねぇーのよ。たった2.5kgの身体に勝てないのよ。

野生を忘れぬお婆ニャン。

まったりのんびり癒やされて夜ご飯に狙ってた店に行くも、団体予約が入ってて注文が滞るといわれる。
「マジか…予約しときゃ…諦めよ………」

そして焼き鳥屋に行った。
白レバーとか希少部位を食べられる。

お通しの卵黄…うまっ
白レバー塩です
因みに私は砂肝とハツが大好き
シメの肉みそうどん。お出汁がついてくる。味変できる。美味しい。

そして、お隣の席の人の会話を聴いてしまう私。
遅刻してくるイトウさん…(短時間に3回遅刻すると話題にされていた)みたかったな…どんな人だったんだろう?

昼に行ったカフェでは隣の席が男女でカップルかと思いきや
「今日自転車で来たんですよ!」
「あ、そんなお近くに住んでるんですか?」
なんて話はじめて
『あー、リアルでははじめましての人達かぁ』
と。

都会の楽しいところは他人の会話が聴こえてくることかな。

そういやイベントあったらしく、久々にガッツリとしたコスプレイヤーさんたちを見ました。
しっかりロボ系コス…あれはなんのキャラだ…とりあえず聞きたかった。
「暑く……ないですか?」
って。

あとウマ娘いっぱいいた。
おじたん(ツイステッドワンダーランドというスマホゲームのキャラ)のコスは顔塗るの大変だなぁとか思った。
アーニャとヨルさん多いなぁとか。

都会は色々なカッコの人が見れて面白い。
疲れるけどね。


そして日曜日。

ヘアアイロンが壊れたから買いに。
サヨナラ。10年来の友よ。有難う。幾度となく私のうねる前髪を救ってくれて。

あと、夫に靴を買ってあげた。誕生月だから。
しっかり計測してもらう。
やはり3Eですか。そのくせ踵細とか…
私の愛用してる靴と同じやつと、ニューバランスの新作を買う。

そして、食品を買いに行きましょうと車を走らせていたところ夫が
「犬がいる」

え?と見ると車道にでそうなギリギリをトボトボ歩く柴犬。車がノロノロだった理由はこれか。
「ちょ、、え、、どうしよ…いや、私のことおろして」

車からおろしてもらい、暑い中をひとり散歩している柴犬さんに話しかけてみる。
「ひとりで暑い中なにしてるん?お散歩?どこの子?」

ガン無視された。
人懐っこいタイプではない。
でも、警戒もされない。
マイペースタイプとみた。
「ちょっとさ、道路危ないからこっちおいでよ〜」

迂闊に手は出せない。
どんな子かわからないから。
リードもないし。
でもなんとか小道に入ってくれたので暫くついて歩く。声かけながら。
「君どっからきたん?暑くない?休憩とか…どう?」

下手なキャッチか。
柴犬さん歩み止めず。
夫に電話して我が家からリード(なき愛犬の遺品)持ってきてという。
家から近いところだった。

匂いを嗅いでもらったあとで撫でてみる。
触らせてくれる。
でも止まる気はない。
「いやぁ、とまって〜。体ぎゅしてもいいかわからないから、とまって〜」

目線を合わせ静かに語りかけ続ける。
田んぼを覗き込む。
水路を覗き込む。
喉乾いてる…でも自販機もないし
紐もない。
「こまったなぁ………」

自転車のご婦人。
私と犬を不思議そうに見つつ家に。
そちらに向かう柴犬。
進みながらご婦人に声をかけた。
「あの、この子の事知りませんかー?」

お宅のワンちゃんじゃないの?と聞かれて
迷子だと説明。
とりあえず、主人にリード頼んでるけど止まってもくれないしと話す。
ご婦人のお宅にも柴犬いるらしい。
そして、もしかしたら近所の犬かもよと。
なんにしてもリード無いと。
水もあげたい。
どんどんご婦人のお宅から離れる。
「なんとかしてみます!有難うございます!」

少し進んだ先で
ふと思いつく。
「マテ」

止まった。
号令がきくのか。
じゃあ…
「おすわり」

きかない。
「すわれ」

きかない。
「Sit down」

きかない。
うーん…柴犬は気まぐれだからな。

じゃあ…

「おさんぽ」
無視。

「病院」
無視。

「ごはん」
無視。

反応薄いタイプかー。
ボケ…てはないかな。
静かなる意志がありそ。

とか思ってたら先程のご婦人自転車で再登場。
ご婦人の家のワンちゃんの使ってない首輪とリードを持ってきてくれた。
因みにもう一度お家前まで行ったときホースからお水もくれた。
女神か?

大人しく首輪をつけさせてくれるあたりイイコ柴さん。
ご婦人、近くのそれらしいお家を一緒に訪ねてくれた。暑いのに。
おばさまのご近所付き合いってこういう時いいよね。みんな親切な方ばかりだった。

しかし……ここでは?というお家は違った。
暑いし、柴犬さんは、とりあえず我が家へ招待しよう。
ご婦人にお礼を言って別れた。
「まぁ、とりあえず、家においでよ。」

柴犬は抵抗もなくついてくる。
大人しい。
いいこ、いいこ。
草むしりをしているおじさんにも声をかける。
「この子知りませんかー?」

わからないという。
とりあえず我が家へ保護すると話すと
優しい人もいたもんだぁと感心された。
いやぁ、道路で轢かれて帰ってこない犬なんて、私の初代愛犬だけで十分。
あ…後輩の犬もだ。脱走して轢かれて遺体も帰ってこなかった。

綺麗な身体をしている。
爪も短いし、目やにもない。
お尻も汚れていない。
きっと脱走したてに違いない
号令をきちんときける。
きっと可愛がられている。
柴犬さんを見ながらそう思う。

知らないお宅に物怖じしない子。
階段を疑いもなくあがる。
去年失くなった愛犬のサークル。
とっといて良かった。
入ってもらう。
「さーて、どうするかな?」

とりあえず食品買いに行きたい。
ついでにトイレシーツ、犬のご飯等も買ってきた。
「アレルギー…体質ではないといいな。皮膚綺麗だから、多分平気でしょ…」

帰宅後、ご飯をあげてみた。
歯がきれいめだからカリカリフード派と踏んでカリカリにしてみたがあげる前から興奮。
食いしん坊だとわかった。
吠えた。
お手とおかわりを高速でやった。
おすわりで座った。
目が輝いた。
「食いしん坊め…」

亡き愛犬も食いしん坊だったので
思わず笑みがこぼれる。
少なめにご飯をあげておく。
性格が掴みきれないため食べているところは見ないようにした。
見るだけで唸る子、見られていると食べない子、逆に見ててくれないと食べない子様々なのだ。
まずは静かに距離を取る。
ひとりでガツガツ食べていた。

暫く休憩。
暑かったから。

サクは
「フニャエェェ…」
突然の居候にご不満。
ごめんよ。
ごめんよ。

私はその後とりあえず交番へ行ってみた。
居ない。
パトロール中。
備え付けの電話で電話。
家に帰ったあと連絡が。
飼い主さんらしき人が確認に来てくれると。
警察署へ連れて来てくれないかと。
ゲームしてる夫にお願いして警察署へ。
車にすんなり乗ってくれてよかった。
車酔いする子だったらどうしようなんて思った。
それは昔飼ってた車が苦手なゴールデンの吐きっぷりを思い出したから。

警察署には同年代くらいのご夫婦がすでに到着していた。
すぐに駆け寄ってきた。
「あーっ!そうです!うちの子です!!」
「心配したじゃろっ…!!」
と。
奥さんは涙ぐんでいる。
方言。
こっちのじゃない。
引っ越してきたのかな?

とりあえず
こんなに心配されているから
脱走癖ではないなと思った。
話をきいたら網戸を開けてしまったとのこと。
普段は家の前でウロウロしてるらしいこと。
今日は気づいたら遠くまで来ていたらしい。
網戸は幼児用のガードつけた方がいい。
犬猫は器用だ。


有難うございます、有難うございます。
というので
見つけたときの状況を説明して
「よかったです。本当によかったぁ」

それから
「勝手にあげてしまってごめんなさい。合わなくてお腹ゆるくなるかもしれません。こちらです」
とあげたご飯とおやつを見せると、やはり食いしん坊で何でも大丈夫だと言われた。
だから、残りもよかったらあげてくださいとフードとおやつを渡した。

警察署で書類製作。

そして帰ってきた。
いやぁ、色々あったなぁ。

久々に犬に触った。
やっぱり犬、いいなぁ。

とりあえず
部屋にいても首輪しとくか
マイクロチップいれとくかは必要かな。

普段から
今日の子みたいに号令はきくようにしておくと
私みたいな飼育の経験者は試せるので、危険が減る。


犬がひとりフラフラしてることも減った現代。
小型犬しか扱ったことない人も多いと思う。

まずは遠くから観察。
すぐに手を出すのは駄目。

目をみないように
大きく蛇行しながら近づく。

様々なボディランゲージがある。
敵意がないことは示してあげたい。
大きくあくびをしている時は緊張している時だ。
暑くないのに舌を出してハァハァとしている時は敵意がないことを示していることも多い。

においを嗅いでもらうところから。
嗅いでくれたら下から撫でる。
上からは怖がられるし
どうしても口が上を向くので人も怖いと思う。

色々な子がいるので見極められない、怖いというときはその場で警察に電話してもいいと思う。


しかし。
久々に脱走犬にあったなぁ。


以前あった時は近所の子で覚えがあって、連れて行ってあげられた。
何より人懐っこく自分からついてきてくれた。

今日の子みたいにマイペースタイプの場合、読みにくい。表情も疲れててあまりなかった。

我が家の亡き愛犬達は、みな大喜びで他人についていったことだろう…。
今まで見送ってきた犬達の顔を思い出しながら、今日、保護した10歳の柴犬「マイ」ちゃんが長生きしてくれることを願った。

ボリュームたっぷりの土日休みだった。


サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。