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【記録】〜雛森寧子のミステリな日々 コンビ作家の誕生〜を読んでみた

こんにちは。
読書シリーズ第二弾です。今回もミステリもの。
表紙のイラストが可愛くて、パケ買いした作品になります。

今回読んだ作品は、

〜雛森寧子のミステリな日々 コンビ作家の誕生〜


あらすじ

ミステリ作家志望の君島は、文章力を評価されるも謎解きのトリックが弱いと編集者に指摘され、トリックに強いが文章力に乏しい引き籠りで、極度の人見知りの雛森寧子を紹介される。外出を嫌がる寧子を小説のネタ集めと称し、連れ出した先で出会ったのは、喫茶店で砂糖壺からコーヒーに大量の砂糖を入れる女、降りしきる雨のなか傘を壊す男・・・・・。
不可解な出来事に、寧子は鮮やかな推理を披露する!?

文庫本裏表紙より

個人的な感想

  • ストーリーが面白い&読みやすい

  • 殺人事件は起きない「日常の謎」のミステリ。ほっこり感満載

  • アニメにもなりそうな構成

  • ミステリ好きだからこそ作れる作品

要約するとこんな感じです。
とにかく、ストーリーが面白く、読みやすかったです。なので時間があれば
半日で読めると思います。
パケ買いでこの作品を手に取りましたが、こんな可愛い子がどんな殺人事件を解決するのか?とワクワクしていましたが、内容は殺人事件は起きません。
名探偵コナンが好きなので、ミステリ=殺人事件という概念がこびりついちゃってました。笑
「日常の謎」はどこにでもあり、どんなことでも謎解きになるんだな、と
楽しめる内容でした。観察力、頭の回転の速さ、記憶力、こういった能力を持ち合わせると生活のどこにでも、「日常の謎」が落ちているんだな、と思いました。
また、ただの謎解きだけでなくほっこりする人間関係も描かれているので
最後は感動します。

小説としてももちろん面白い作品でしたが、
このストーリー構成がアニメーションにもできそうだなと思う作品でした。
(引きこもり具合が、より表現できて絶対可愛いアニメになるの間違いなし)

読み始める前に【警告】あり

読み始める際に、下記の文面があります。


本作では、下記の作品の内容や真相について触れる場合がございます。
未読の方はご注意ください。

  • 砂糖合戦:北村薫

  • 傘を折る女:島田荘司

  • 黒後家蜘蛛の会:アイザック・アシモフ

  • 赤毛連盟:コナン・ドイル

  • 毒入りチョコレート事件:アントニイ・バークリー


これらの作品の内容にも少し触れることもあって、ミステリ好きな人が
作れるストーリーだなと思いました。
この作品たちも読んでいないのが、恥ずかしいです。
次の読む作品の候補に追加しておきます。

以上
今後もミステリを中心に本の記録をどんどん投稿していこうと思います!
参考にされば嬉しいです🌸

お読みいただきありがとうございました!また次回




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