袰岩奈々 Nana Horoiwa

学生時代に不登校の子どもたちへの訪問相談を契機にカウンセリングの世界へ。カウンセリングルーム・プリメイラを開室。2011年、ホノルル移住。著書に「感じない子ども こころを扱えない大人」「黒感情の整理術」など。ヘッダーはOahu島西側、モウナファームから見たWaianae山脈。

袰岩奈々 Nana Horoiwa

学生時代に不登校の子どもたちへの訪問相談を契機にカウンセリングの世界へ。カウンセリングルーム・プリメイラを開室。2011年、ホノルル移住。著書に「感じない子ども こころを扱えない大人」「黒感情の整理術」など。ヘッダーはOahu島西側、モウナファームから見たWaianae山脈。

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    田口ランディ著「水俣 天地への祈り」読みました

    久しぶり。 先日、ランディさんの「水俣 天地への祈り」を読んだ。その中に出てくる杉本栄子さんと緒方正人さんのインタビューがあまりにもすごかったので、緒方正人さんの「チッソは私であった」をKindleで入手した。 次の日あたりにお寺に行ってノリさん(パロロ本願寺住職)に「ランディさんの水俣、すごかったよ。特に緒方正人さんと、杉本栄子さんのインタビュー」と話したら、「本、あるよ」と出してきてくれたのが「チッソは私である」と「常世の舟を漕ぎ出でて」だった。 うちでの小槌なのだろ

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      • ハワイにも秋 そしてDeepLすごい

        お彼岸のあたりからハワイでも秋めいてきました。とは言っても日中の30℃前後の気温は変わらないのですが、風がちょっと涼しくなるとか、日没が早くなってくるとか、あとは夕日の沈む場所がだんだんズレて山に沈んでいたのが海に沈むようになるとか(うちからの場合、ね)。 一番わかりやすいのは、鍋物が食べたくなる、というところかも。こっちに住みはじめた頃、冬になるとそれでも24℃とかあるのにみんなが「寒い、寒い」とか言って、フリースを着たりしているのを見て「?」となっていたのですが、5、6

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        • 読み出したら止まらない appreciate

          日本語の本を読むのに躊躇があった。だからと言って、英語の本がスラスラと読めるわけではなく、ましてや没頭して読むというようなことは全くできず。そんなふうに本とつきあってるうちに、乱視と老眼が進んだこともあって、本を読むよりケイタイの画面を見てることの方が多くなっていた。 ところが。やっぱりきっかけはジョアンナ・メイシーだったような気がする。英語版があまりにも難解で。だけど、内容が知りたかったこともあって、480 ページある日本語の本をはじからはじまで読んだ。なんというか、久し

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          • 秋のハーベスト(収穫)

            栗が食べたい。 知人とのおしゃべりで小布施の栗の話を聞いたら、もう、たまらなく栗が食べたい。甘栗はホノルルのスーパーでも売ってるのだが、生の栗・・・特に日本の大きなツヤツヤの栗に出会うことは、ほぼ、ない。 栗、どんなふうに食べたいんだろうと思ってあれこれ考えていたが、栗きんとんが思い浮かんだ。だとすると、栗の甘露煮でもいいのかもしれない。それだったら手に入らないことはない。この頃、日本までの航空運賃を考えれば、多少値が張るものだって、目をつぶってもいいんじゃないかと思うよう

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            瞑想と寺カフェ続いてます

            毎週火曜日の朝のGuided Meditationと第2、第4金曜日の寺カフェ、続いています。お寺を味わういいチャンス。 火曜日の瞑想の後、お掃除をすることにした。Temple morningのパクリなのだけれど、今のところ一人。だれかに声をかける勇気がなく、独りで黙々とやるのが気楽というのもあり、小一時間、須弥壇の上の阿弥陀像周りとかをSwifferとかでパタパタやり、ハワイにあるんだ〜と感心した畳用の箒で黒光りする壇を掃いている。 お掃除しながら、蛾の死骸に出会って生

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            ヒトデを海に投げ込む

            ジョアンナ・メイシーの読書会に混ぜてもらっている。その読書会は「カミング・バック・トゥ・ライフ」の本をはしから全部音読して、載っているワークはその場で、みんなで試してみながら進んでいる。ゆったりニコニコと進んでいく。 p395の「ヒトデの物語」のところをやったとき、「こういう感じのこと、何回も言われて、なんとも言えない気分を味わったよなぁ」という思いがムクッとわきだした。そして、「ああ、こういうふうに言い返せばいいのか」と、えらく納得したような心強いような、そんな思いを抱い

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            生きて死ぬんだなぁ

            お寺の本堂を掃き掃除してると、虫たちの死骸がけっこう落ちている。こうして生きて死ぬんだなぁって、するっと入ってくる。あたりまえのことだよなぁと。そこに生きる意味だとか、生きがいとか関係ないよなぁ、とも。 ただ生まれて、生きて、死ぬんだよねぇ。 だったら、急いで殺さなくたっていいのにね、とも。戦争とかしなくたって、いずれ死んじゃうのになぁって。 そうそう、頭が上がらないなぁ、かなわないなぁと感じたりしていた先輩が亡くなってしまったときにも思った。うわぁ、そうか、上の世代は一

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            「傷つき」から戻ってくる

            「世界の痛みに目を向ける」というステージがある。ジョアンナ・メイシーのワークショップの組み立てだ。一つ目が「感謝から始める」。二つ目が「世界の痛みに目を向ける」。3つ目は「新しい目で見る」、4つ目が「前へ進む」だ。 一緒に学んだ仲間でジョアンナのワークをいろいろ試す時間が続いている。今度は、「世界の痛みに目を向ける」ワークにトライする。なんとなくビビるけど、トゲの刺さっているところをみることなしに、トゲを抜くのが難しいみたいに、まずは「わぁ、ここから血が出てる!」「トゲが刺

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            ティクナットハンからジョアンナメイシーへ

            Thich Nhat Hanh からJoanna Macyへ サンガ読書会第4回目が終了。 身体ほぐしで始め、「愛と慈しみの瞑想」をみんなで体験して終わりました。一般的な読書会のイメージからするとちょっと違う感じだったかもしれないけれど、オープンセンテンスも全員で体験してからBreak Out Roomで少人数で本の中の好きなところをシェアする形に。 私の入ったBORでは「一人で祈ることと行動することと、どう関係するのか」という質問が出たりして、Thich Nant Ha

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            サンガ読書会 第4回、明日です

            いよいよ明日、最終回となるサンガ読書会。  ファシリテーション・スキル講座の仲間で「自分を語る」というシリーズが始まり、先日、自分のこの10年を振り返るチャンスをもらいました。その中で、どうも自分のミッションは「痛みのかたわらに居ること」らしいと気づきました。  そして「痛みのかたわらに居る」ってのは、ほぼ動かないし、働いているようには見えないのですが、結構なエネルギーが必要なのではないか、と気づきました。  そして、そのエネルギー充填には「痛みがどこに続くのか」というビジョ

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            ジョアンナ・メイシーの理論的柱は3本。仏教とシステム理論とディープエコロジー。中でもシステム理論を援用した「痛み」に目を向けることの意味に惹かれた。 ジョアンナの本には「世界の痛みを大切にする」の部分がしっかり書かれている。  痛みは、危機と苦難に溢れかえった世界の中で意識的に生きるための代償だ。これは自然であるばかりでなく、集合体としての癒しに無くてはならないものだ。全ての有機体にとって痛みには意味がある。痛みは一種の危険信号であり、修復機能のスイッチをオンにする役割を

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            Kids Hurt Too Hawaiiでは、親や大事な人との死別を経験した子どもたちや離別を体験した子どもたちのグループを行なっている。 月に1回か2回、ウィークディの夕方に集まり、一緒に食事をしてそれから年齢別にさらに3つのグループに分かれて「オープニング・サークル」をする。オープニング・サークルではトーキングスティックを使い「自分がなぜ、Kids Hurt Tooに来ているのか」を話す。「私はアイリーンです。6歳です。お父さんがガンで死にました」のように。もちろん、言

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            what appeals to you about her ideas 2

            2011年からジョアンナ・メイシーにつながったもう一つの線。 それは友人からの「末期ガンが見つかった」というメールだった。彼女には幼い子どもがいた。自分が亡くなるということについては納得したけれど、残される子どもについてのサポートが欲しい。どこか無いだろうか、というものだった。 娘の学校が夏休みになり、日本に戻ってお見舞いに行くと、病床からもパワフルに彼女は自分で親を亡くした子どものためのNPOの設立に動き始めようとしていた。私もあれこれ探して、夏前にはオレゴンにダギーセン

            what appeals to you about her ideas

            ジョアンナ・メイシーの「つながりを取り戻すワーク」ファシリテーション・スキル講座に出ていた。 それが8月6日(日本時間だと7日)に終わり、ほっと一息ついているところだ。まさか、こんなに引き込まれるとは思っていなかった。いったい、どこにこんなに惹かれたのか、書いておいた方がいいように思う。哲学の先生、Robinに興奮状態でJoanna Macy, Joanna Macyと言っていたら「what appeals to you about her ideas」という宿題が出ている。

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            歯痛でした

            6月の末に歯が痛くてどうしようもなくなった。鎮痛剤を飲んで3日待ち、予約の取れた歯医者さんに行ったら「虫歯ではなく神経が弱っている」と言う。ストレスで神経がやられて痛むことがあるらしい。 レントゲンを撮ると痛い歯の根っ子はかなり曲がって生えていて、もともと無理がかかりやすいところにさらなるストレスがかかった模様。物理的なストレスなのか、メンタルなストレスなのかは謎なのだが。 一番早くできる根管治療はさらに10日後だった。その間、タイレノールという痛み止めで病人のように過ご

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            ものがたりが湧きいでる

            毎月、友人と運営しているLiving Ohana Hawaii主催で「英語えほん連続講座」をzoomで開いている。英語の絵本を一冊か二冊とり上げて、深掘りしてみたり、テーマについてお互いの気持ちや考えをシェアしてみたり。ブレイクアウト・ルームを使うとそれぞれが自分の思いをゆっくり話せるので、より楽しい時間になる。1時間45分があっという間だ。 多くても20見開きほどの、あのスペースと枚数に「伝われ!」とぎゅぎゅぎゅと思いが詰まっているのだから、魅力がないはずがない。絵本の表