袰岩奈々 Nana Horoiwa

学生時代に不登校の子どもたちへの訪問相談を契機にカウンセリングの世界へ。2011年、ホ…

袰岩奈々 Nana Horoiwa

学生時代に不登校の子どもたちへの訪問相談を契機にカウンセリングの世界へ。2011年、ホノルル移住。2021年、ジョアンナ・メイシーの著書に出会い、The Work That Reconnects にぞっこん。著書に「感じない子ども こころを扱えない大人」など。

マガジン

最近の記事

復権する夜 関野吉晴✖️國分功一郎

森さんの謎のネットワークで第4弾の企画が叶いました。 話題のドキュメンタリー「うんこと死体の復権」の監督、関野吉晴氏と國分功一郎氏との対談です。 以下、いつも素晴らしいお誘い文を書いてくれるニシイさんの文章です。 多分、すごく面白い企画なので、ぜひ、いらしてください。 お申し込みは https://20241130gritetsu2023project.peatix.com/ からどうぞ。

    • 3回目は坂上香さんと國分先生の対談

      画像が美しくなくて残念。 今回は自作じゃなくて、企画協力はなえさんに作ってもらってもので、しかもメッセンジャー経由でもらったもので、こうなってしまいました。 ありがたいことに3回目も開かれることになりました! 嬉しい❤️ 詳細は下記のリンクからご覧ください! https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/20208284430106

      • 手のひらの運命

        多分、そういうタイミングだったのだと思う。 今年4月、昨年に続き「星野先達と行く熊野リトリート」に参加した。 「やっちゃんとニシイさんに会いたい」が動機だが、今年はジョアンナ・メイシーつながりの由香とショーン、そしてみかえさんも参加表明していた。 たまたまそこで、一緒だったお一人が手相が見れる人で、私の手相を見て 「移住線があります。くっきり、ここに」と。 確かにくっきり。 「移住は夫さんのプランだったかもしれませんが、ななさんのこの線のせいかもしれません」とも。 コペ

        • 日本であれこれ(宣伝)

          9月末に水口先生と國分先生との対談。むっちゃ楽しみです。 5月にはグリーフをテーマにお願いしたのですが、今回は環境をテーマに。 グリーフサポートの仲間である森さんの「緑薬」という造語、これから広まるといいなぁ。 10月5日にはオンラインで「世界の痛みと個人の痛み」について話したり、 シェアしたりする会を開きます。ジョアンナ・メイシー・ジャパンのウェブサイトを作る資金を集めるためのイベントで、どなたでもご参加いただけます。グリーフこと、話します。 もう一つ、朝日新聞厚生文化

        復権する夜 関野吉晴✖️國分功一郎

        マガジン

        • ecomom掲載記事
          26本

        記事

          9月28日(木)夜7時からです

          環境をテーマに 「緑薬と哲学の夜」〜企業・行政はどう責任を担い、個人はどう関われるのか と題して対談をお願いしました。 この企画、またまた不思議ないきさつで実現しました。 5月に國分先生にグリーフをテーマに講演会をお願いしました。國分先生が小平市でグリーフサポートに携わる友人、森さんの友人であることが判明するというラッキーなつながりで、快くお引き受けいただき、大盛況でした。 その時、講演会の直前に小平市の都道についてのお話会があったらしいのです。それもあってか「水口先生

          9月28日(木)夜7時からです

          「初秋」読了

          ロバート・B・パーカーのEarly Autum、一気読みした。携帯もPCもない時代の話で、今時からしたら「なぜ、そんな?」と思うような部分もあるのだけど、最後まで、一気にいける。スペンサーのディシプリンをしっかり言語化してあるところが、好き嫌いはともかくとして面白いのかな。 引用やジョークはところどころわかんないのだが、まぁ、ジョークっぽいな、とか何かの引用だなぐらいの理解で困らない。 ストーリーでは15歳になる男の子が離婚した両親の間で、お互いに嫌がらせをするためだけに

          グループの力と子どもへのまなざし

          A Circle of Children、読了! 文脈的にこの本でCircleはちょっと子どもっぽいものとして登場し、restorative practiceで出てくるCircleとは全く違うモノだった。それにしても、子どもをどう見るかという視点がとてもrestorativeだし、後半、チーム・ティーチング を始めて、グループの力に目をむけてる。具体的に何がどう影響したかが書き込んであって、リアル。子どもどうし、教員どうし、管理職や学校環境との関係という面でも示唆的。 私自

          グループの力と子どもへのまなざし

          40年前に読んだ本

          Kids Hurt Too Hawaiiで特別研修があり、創設者シンシアの娘さんのミシェルが講義をしてくれた。ミシェルはオレゴン州の学校で特別教育に携わっている。テーマはrestorative practice。日本語だと修復的実践と訳されることが多い。主に司法関連の分野で広がっていて、徐々に福祉や教育分野にも広がっているアプローチだ。 この内容を聞いて、「あ、プリズン・サークル!」と坂上香さんの顔が思い浮かんだ。彼女はハワイ大学の法学部に千葉大学の後藤弘子さんとともに招か

          40年前に読んだ本

          自作サワドーパンが美味しい

          ハワイでサワドーパンを買おうとすると、7ドルぐらい。1ドル140円換算だと980円。1000円近くもするパンを買いたくないなぁと、自作することにしました。 元KCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)哲学教授、ロビン先生に教えてもらった天然酵母サワドーパン。 これが、捏ねないパンなのです。作るのがむちゃくちゃ、面白い。 この動画の3分21秒からのstretch and foldsのところを見ると分かりやすいのですが、小麦粉に酵母が行き渡ると、小麦粉どうしがくっついて、こ

          自作サワドーパンが美味しい

          環境をテーマに対談、お願いしました

          「柄谷行人『力と交換様式』を読む」を読んでます。 「え、そんなことも知らないの?」ということになるのかもなのですが、歯が立たずに諦めたのを素直に認めます。20代初め、ぜんっぜん、分からなかった。知らなくても困らなかったので、そのまま過ぎること数十年。 國分先生の文章を読んでたら、この本にたどり着いた。おお、これだったら理解できそうなんじゃない? 國分氏も斎藤幸平氏も登場してるし! と思って買っておいて忘れてた。そんでもって、昨日、「精神の生態学へ」の読書会で柄谷行人の話に

          環境をテーマに対談、お願いしました

          「家族遺棄社会」読みました

          サンフランシスコからの帰りの飛行機で、菅野久美子著『家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。』(角川新書)読みました。 土地とのつながりが薄く、親戚や友達が少なく、ヘルプを言うのが苦手な私にとっては身に染みるものがある。ひとりぼっちで死にそうになったら、どうすればいいんだろう…。 「家長」という制度は、むっちゃ問題はあるものの、家族が遺棄されてしまうことを防ぐ形で機能していた。戦後「家族」を解体したあと、代わるもののないままになっている。それでもまだ、終戦後ある程度は、団

          「家族遺棄社会」読みました

          とんでもなく坂の上

          とんでもなく坂の上

          +3

          フィッシャーマンズ ワーフ ケーブルカーで来ました

          フィッシャーマンズ ワーフ ケーブルカーで来ました

          +2

          いつもだったら読まない本

          「ステイホーム」がもう、遠い昔の流行り言葉みたいになってしまったけど、まだ、最近のことだ。ステイホームの間、日本に帰ることもできず、そこらに出かけることもできないとき、YouTubeを見まくっていた。 こんなに面白いものがなんでも揃ってるとは知らなかった。学生たちの「YouTubeから離れられない」「宿題ができない」という相談に「さもありなん」と今更ながら深く共感できる。 はじめにハマったのはストリート・ピアノ。みんな物凄く上手いが、私の推しは菊池亮太さん。「どこに行っち

          いつもだったら読まない本