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手のひらの運命

多分、そういうタイミングだったのだと思う。
今年4月、昨年に続き「星野先達と行く熊野リトリート」に参加した。
「やっちゃんとニシイさんに会いたい」が動機だが、今年はジョアンナ・メイシーつながりの由香とショーン、そしてみかえさんも参加表明していた。

たまたまそこで、一緒だったお一人が手相が見れる人で、私の手相を見て
「移住線があります。くっきり、ここに」と。

確かにくっきり。
「移住は夫さんのプランだったかもしれませんが、ななさんのこの線のせいかもしれません」とも。

コペルニクス的転回。

「な〜んだ、私の手相のせいだったのか!」と思ったとたん、
急に芯から元気になった。ヘンだけど。納得した。
カウンセラーがそれでいいのか、と自分でも突っ込みたくなるが。

移住してからというもの、約10年、
「ハワイすごーい」「羨ましい」と言われながら、「私のキャリアは・・・」とか「日本で築いてきたあれや、これやは・・・」とか、
「英語がしゃべれない!」とか、ずっと、被害者気分。
日本でできることがあったんじゃないか?と、うつうつ。
「なんでここにいるんだろう?」というつぶやきとぼやき。

きっとそういうタイミングだったんだと思う。
諦めがついたというか。

熊野に続き、魔女トレの西園さんのワークショップで鳩尾を触られたら、思わず緩んで涙して、丹田がむくむくっとお腹の中から出てくるような感覚を味わったり、ランディさんのクリティカル・ライティングでディープ・エコロジー界へと引導を渡されたり。急遽、森さんと企画した國分さんの「グリーフと哲学の夜」「緑薬とグリーフの夜」がめっちゃ面白くて、なかなかに示唆的だったり。そうそう、羽黒の大聖坊に泊まって、「村になじむのに十年はかかる」って話を聞いて、「やっと最近ハワイの人です、と言えるような感じがするのは、おかしなことでもないか」とほっとできたり。

会いたい人に会いに行き、行ってみたいところに行ってみながら、やっと納得できるところに辿り着いた気がする。
2023年ありがとう。
まだ、もうちょっとお楽しみは残っているけれど。

2024年も23年にできたつながりで、
湧き出でるプランがあれこれ。
ふふ、動けなくなる前に、もうちょっと面白いことがあるみたい。
よかった、よかった。
楽しみ、楽しみ。








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