私がキャリアコンサルティングを受ける理由
キャリアコンサルタントのななまる😊です!
本投稿用にサムネを作成しましたが、面白くて1人で笑そうになっています😂
今回は「私がキャリアコンサルティングを受ける理由」について書きました。先日、キャリアコンサルティングを受けたい欲が出てきたため、「X」で投稿した所、有難いことにコメントやDMをいただき、キャリコンを受けることになりました。
そこで、そもそも私はどうしてキャリアコンサルティングを受けるのか・欲が出るのかについて、記しておきたいと思います。
ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです😄
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キャリアコンサルティングは凄い!
私は、今から数年前のこの暑い季節に、
「キャリアコンサルティングは凄い!」と別の意味で熱くなっていました笑。
社会人になってから「仕事嫌だ!今の会社辞めたい!」と漠然と思っていた時に、ちょうど就職活動でお世話になった方から自己理解プログラム(仮称)たるものを教えていただき参加することにしました。
そこでは、「月1回の全体セッション」+「キャリアの先輩との個別相談」を通して『ビジョン・マインド』について考え、そこに向かうための目標設定(アクション)を定めていくというプログラムが組まれていました。
丸1年かけて行なわれたプログラムでしたが、私は4ヶ月経った時点で自分が考えた『ビジョン・マインド』に自信がありました。当時の自分は、これまでの人生について振り返る「自分史」をひたすら書き続けていました。所々の出来事を端折っても18,000文字は超えており、言葉を削るのが大変だった事を覚えています笑(各年代で記入する文字数に制限がありました)。
私は、就職活動の時にも相当長い自分史を書いたことがあり、自分に影響を及ぼした大体の出来事について今でも記憶しています。そんな状況の中で、自分が実現していきたい『ビジョン・マインド』を捻り出したため、相当な自信を持ってキャリアの先輩にお会いしました。その先輩は、同じ業界の先輩かつキャリアコンサルタントの資格を保有していました(私がキャリコンを目指すきっかけをくれた先生です)。
そこでキャリアコンサルティングを受けたわけですが、
『いかに自分の考えが浅はかだったのか』を思い知らされました。
具体的には、
自分が考えた言葉なのに、質問されると迷いが生じて根拠を持って答えることが出来ない状況。特に『ビジョン』についてはめっぽう弱く、長期的なビジョンが描けていませんでした。
俗に言う「中長期的なキャリアプランが不明確」の状態です笑。
その面談では、先生から色々なことを教えていただきました。
・ジョハリの窓の「盲点の窓」
・ハリィ・ジェラットの「連続的意思決定プロセス」「右脳を使うこと」「直感」
・ロジャースの「無条件の肯定的受容」
・条件を外して「want」で考えること
・「ネガ」から「ポジ」への変換
などなど、今の私を創っている"考え方"や"言葉"がたくさんあります。
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そして、その中で特に当時の私にグサッときたのは
・「そんなに苦しまなくてもいいんじゃないん?」「耐えなくていい笑」
・「休憩がなくて常に走り続けているイメージ」
・「人生という長いマラソンにおいて短距離走を繰り返しているイメージ」
というものでした。
ここで、ちょっと恥ずかしいですが、当時の『マインド』を掲載します。
だいぶ自分を追い込んでいますよね…。今以上に「柔軟さ」がなかったです。ちなみにその時は「毎日走ること」を目標にしており、雨や雪で走らなかった日は翌日に取り返すように走っていました(勝手に"負債システム"と自分で名付けていました…。ドMです…。)
そこから、キャリコンの先生に約半年間壁打ち相手をしていただき、上記とは比べものにならないぐらい素晴らしい『マインド』が出来上がりました。
そして、現在は
「休むときは休む」や「やらない後悔よりやる後悔」ということが新たに大切なマインドとして含まれるようになりました。
そのような出来事・経験から、
私はキャリアコンサルティングには「自分だけでは気づかない所に気づかせてくれる力がある」と思っており、定期的に受けたい欲がやってきます。
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私がキャリアコンサルティングを受ける理由3つ
①自分の中に存在する内的準拠枠を壊す
人は皆そうですが、自分の中に存在する内的準拠枠(自分から見た世界・視点)で物事を判断して何らかの意思決定を行っています。その尖って狭い内的準拠枠に抗うために「自己客観視」をして対策している人もいます。
私も「自己客観視」して内的準拠枠に抗う対策をしている1人です。
具体的には、自分の感情・状況を見える化することを常日頃から行っています。実際に紙やパソコンに書くと、「書いた内容を頭で自覚する自分」と「視覚的に書かれた文字を自覚する自分」を作り出し、ダブルで感情・状況を自覚することで自分自身を客観視しています(2023年は確認できるだけで17回以上の深い思考をしていました笑)。
そんな思考を繰り返し行っている私ですが、
「自己客観視」でいくら自分自身を客観的に見たからとはいえ、把握することが出来る範囲は限られているとも思っています。「自己客観視」はどうしても見る人が自分になるため、思い込みや価値観に偏りが生じてしまいます。そのため、新しい世界や視点を広げていくことが困難なことが多いです。そこで「自己客観視」での対策に限界を感じたら、実際に自分以外の方へ依頼して「客観視」していただきます。
他の方の内的準拠枠(他人から見た世界・視点)で自分のことを見ていただくことにより、新たな発見や気づきがあります。お互いに異なる価値観を持っているため、時には共鳴・時にはすれ違いが生じます。ただ、それが元々自分が持っている内的準拠枠を壊し、『新しい自分』の発見につながると思います。新しい自分の内的準拠枠が生まれ、新しい世界・視点を持つことで、自分自身が持つ『可能性』を広げていきたいと思っています。
②アウトプットすることで自分の考えを整理する
こちらは言わずもがなだと思いますが、実際に自分が思っている事を声に出してアウトプットすることで自分の考えを整理することが出来ます。
キャリアコンサルタントは良い意味で相談者との距離が近くありません。職場関係でも家族関係でも友人関係でもありません。第三者として相談者と応対します。その関係が私は好きです。
関係性が深すぎると、人づてで話したことがバレるかもしれない心配や偏った価値観からのアドバイスをされる心配が発生します。相談したことによって、逆に悩みが深くなることや状況が悪化することも少なくありません。
そのため、私は関係性が深すぎる人には相談せず、縦でも横でもない「斜めの関係」や「弱い繋がり」を持っている方へ相談するようにしています。
その最たる存在がキャリアコンサルタントです。「X」や「note」を始めて、資格保有者と関わる機会が増えましたが、素晴らしい考え・知識・スキルをお持ちの方が本当に多いと感じています。
「自分の言葉をアウトプット→キャリコンの応対→自分がアウトプット」のサイクル、そしてノンバーバルを含めて対話をする。キャリアコンサルタントは相談者の話を聴きながら問題を見立てていきます。そして、1つ1つ確認しながら相談者が抱えている悩みや問題を明らかにしていく。そんなプロセスを得ていく中で考えが整理されていきます。
この整理された時の「そうだったのか!」となる感じが私はたまらなく好きです。自分の中で腹落ちする・納得感が出てきます。そんな瞬間に巡り合うことにより、進むべき道に対して覚悟が決まり意思決定することが出来ます。
③自分の今後について考える
私がキャリアコンサルティングを受ける理由の大枠はこちらです。
相談をしていく中で「現在」や「過去」の状況や気持ちについて語る場面がありますが、最終的に「自分がどのような事を大切にして意思決定を行い、今後の人生を生きていきたいか?」を考える時間にしたいと思っています。
システマティックアプローチで行くと『具体的展開』の段階になります。
抱えている悩みや問題を明らかにした後、それに対する課題を解決するために「目標設定」をどのようにするのか、「方策」としてどのような行動をしていくのか、キャリアコンサルタントと壁打ちをしながら考えていきます。
私自身、数年前にキャリコンの先生との面談で「長期ビジョンが描けない」ことが弱点であると露呈したため、そこから自分の今後について意識して考えるようになりました。ジョブ・カードやGoogleドキュメントに長期ビジョンを記すようにしており、事あるごとに変更しながらアップデートを繰り返しています。ただ、こちらも「自分の中に存在する内的準拠枠」の中での思考に留まっています。なので、キャリアコンサルタントとの対話を通して枠にハマっている偏った歪みをほぐし、長期ビジョンのメンテナンスも同時に行っています。
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私を支えてくれる存在、それがキャリアコンサルタント
この見出しだけで1記事を書き切れる自信がありますが、長編は別の機会にしたいと思います。
私にとってキャリアコンサルタントは『支えてくれる存在』です。
私は大きな決断を行う時に、相談したキャリアコンサルタントの方を思い出すことが多いです。今はキャリコンの先生が大きな支えとなっていますが、これからどんどん思い出す方が増えるのではないかとワクワクしています。
来るべき時に覚悟を持って決断することはどうしても不安がつきまといます。決断したことにより、状況が悪化して負の気持ちになることもあるでしょう。人は恒常性維持機能(ホメオスタシス)により現状に居続けようとする生き物です。そのような性質上、我々が既存の箱の中から飛び出して、外の世界へ出るには相当なエネルギーが必要になります。
人間、1人では意思が弱くなるものです。すぐに逃げの決断をしてしまいます。だから私は『覚悟の決断』をする時に支えてくれる存在のことを思い出します。その存在にキャリアコンサルタントが含まれています(友人・仲間・家族も含みます)。
自分の心が折れそうになる時、辛く苦しい時、何かを決断する時、やらない決断をする時、振られると分かっていて好きな人へ告白する時…など
自分が意思決定をする時に背中をそっと押してくれる存在、それがキャリアコンサルタントなのだと私は思っています。
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最後に
またもや超大作が出来上がってしまいました笑
非常に「キャリコンへの思い」が込められた内容になったと思っています。
そして、これだけの価値を自分がキャリアコンサルティングを行う側として与えることができるようになれば良いなと思いました。
冒頭でお伝えした通り、近日中にキャリアコンサルティングを受けますので、その感想についても記していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました😊
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