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私の旅路

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#ファンタジー小説

私の旅路No.8

私の旅路No.8

それからも、お日様の話しとお月様の話しを交合に聞いては夜更かしをしていた。こんなに面白い会話を逃すなんて勿体ないと正直思ってしまったから。

時々、ふらっとやって来るコウモリに翼を借りて眠りにつければ満足と考えるようになった。その満足感は旅人にとって眠りの深さと時間が丁度良かった。けれど、たまに色鮮やかな夢を見るようになった。

そういう日は、旅人はお日様に起こされないと起きられないくらい深い海に

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私の旅路 No.6

私の旅路 No.6

逆にお月様は、天空のはなし。あやかしのはなし。静かな音のはなし。をお日様に優しげに話していた。

それは、冒険家になったかのように勇ましさを背負って語っている。

お月様は「春の夜は、目を疑うほど綺麗なものがあるの。特にオススメなのが夜桜よ。昼間の温かい母のぬくもりを感じさせる景色が、夜になると途端に妖艶な雰囲気を放ち、あやかしを招くの。

星たちが桜をライトアップし、風が花びらをちらつかせ、風と

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