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日経新聞・経営・セミナーレポート

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日経COMEMOのハッシュタグに投稿した記事一覧です。日経新聞に関連したもの。
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記事一覧

テレワークの孤独感を掘り下げると、帰属意識にたどり着いた

#日経COMEMO から、#テレワークに効くコミュニケーション というお題が出ています。 当社も、ここ1年半ほどコロナ対策としてテレワークをほぼ100%実施し、昨年末は50%50%くらいまで戻しました。オフィスの座席数はリノベーションにより50%まで落としていますので、以前のような出社前提の働き方に戻ることはありません。(ちなみにフリーシートなので自分の専用の座席もありません) テレワーク100%の時には、孤独感の問題は緊急の課題でした。私自身も、2回くらい「つらい」と思っ

五感を使って発想を広げるアート思考

Art thinking weekというイベントに参加しました。今流行りの「アート思考」が気になるビジネスパーソンには打って付けのイベントです。ロジカルシンキングやデザインシンキングにどっぷり浸かっていると、自分の感覚や独自の発想を抑え込んでしまいがちですが、一方で「新しい価値を世の中に生み出せ」と要請されるのが昨今のビジネスシーンでもあります。そこで「アート思考」を学ぶのはいいのですが、そもそものアートの鑑賞を敬遠していると、せっかくのアート思考を使いこなせずに終わるわけで

ガチな会社員が、まさかの副業を始めてしまった成り行き #コロナ禍で変えた働き方

日経COMEMOの #コロナ禍で変えた働き方 というお題。 私の場合は、副業を始めたことです。会社員としてフルコミットしていた自分が、コロナ禍での心境の変化を経て、noteで発信を始めて、ひいては副業につなげてしてしまったという話です。具体的にはUdemyという動画講座プラットフォームで、自分で制作した動画講座を販売する、というささやかな副業をしています。 自分には関係ないと思っていた副業が…大手企業のエクゼクティブ的な役割をやっているのと、諸事情により会社名を出して発信

男性が肩の荷を下ろせる世の中に #女性に活躍してほしい理由

#日経COMEMO から #女性に活躍してほしい理由 というお題がでています。 はい、活躍してほしいです。なぜなら男性も肩の荷を下ろせるから。 私自身、この時代に女性として生まれてキャリアを積み上げていこうと思った瞬間から、女性活躍というテーマには無縁ではいられない宿命を背負っております。就職活動の時に厳然と存在するジェンダーギャップに打ちのめされてから、「男性より2割増し優秀でないと同じ処遇は得られないのだなぁ」とう強い諦念とともにキャリアを積み上げてまいりました。当時

KPIを緩めないとDXは進みません

#日経COMEMO から「 #DXに失敗する理由 」というお題が出ていました。 私自身、そこそこの大組織でDXの渦中でもがいてきた人間でしたので、失敗する理由は痛いほど良く分かっております(笑) 結論からいうと、KPIを緩めないとDXは進みません。 今時は、どこの組織もガチガチのKPIでがんじがらめになっているのではないでしょうか。大量のKPIを達成するために、ギリギリの攻防戦を闘っているというケースが多いと想像します。(うちの会社もそうでした) 一方で、KPIを満た

オフィスワーカーの働き方改革は終わりかけてるのかも

働き方を考えるカンファレンス2021 働くのこれから - 「働く」は変わったのか?働き方の未来をつくる - At Will Workの働き方イベントを視聴しました。 5年シリーズのカンファレンスの5回目とのこと。働き方改革、その先へ進んでいる企業もあり、そうでない企業もあり。とはいえこの一年で一気に変化が加速したというのが共通認識のようです。 働き方改革を声高に叫ぶ時代は終わり、不可逆な方向の渦中に放り込まれてしまった、そこから逃げる事はできない。そんな事を感じ、愕然と

例の発言を機会に、翻って自分のバイアスに気付いた話

現在、ジェンダーバイアスの発言をめぐって各所で議論が巻き起こっています。 いろんな言説・異論反論がありますが、つまるところ、性別だけでなく年齢やバックグラウンドという大きなくくりでレッテルを貼ってしまったり、個人の違いを無視して一律に決めつけてしまうところに問題があるのだと思います。 今回の件では、私自身は、バイアスをかけられる側(女性)でありつつ、そもそもバイアスに直接晒される機会が多かったこともあり、例の出来事をみて、げんなりしました。 とはいえ、この騒動でひっそり

「自分にやさしい時間」×「社会にやさしい時間」 重なるところを見つけよう

日経COMEMOのお題「 #やさしい時間 」。コロナの猛威が高まり、自粛疲れも極まったこの時期。ちょうどそんなようなことを考えていました。 コロナ禍・・そろそろ1年たちます。初期段階からリモートワークの導入を急ぎ、急激な変化への対応に追われ、仕事面でも気苦労が多い年でした。プライベートでも人と会う機会が激減して、孤立感や閉塞感でパンクしそうになった時もあります。感染症のような自然の猛威は理不尽そのもので、政府の対応を責めてみるものの、人間のできることの限界を感じることもしば

コロナ禍で変わる住処の判断基準 #それでも家を買いますか?

20年近く、東京の都心に賃貸で住んでいた私ですが、春の緊急事態宣言が明けた直後に埼玉の郊外にマンションを買いました。「 #それでも家を買いますか? 」、まさしく私に問われているようなお題。コロナ禍がなかったら家を買っていなかったはずの私がどうして踏み切ったのか、振り返ってみようと思います。 部屋の役割を厳格にしてルーティンを作りたいコロナ禍によりテレワークが9割になりました。さらに職場の方針により、今後も出社比率が5割以上になる可能性がなくなりました。要は今後もテレワークが

肩書は複数必要か? 肩書を足して潜在能力を引き出す

日経COMEMOのお題、「 #肩書を複数持つ必要ありますか? 」。 肩書。なんと魔力のあるものなのか。 実際、昇格したときに、肩書が変わるだけで周囲の反応がこんなにも違うのか!とあきれ返りました。椅子に座っている人の中身は変わらないのに、座っている椅子が変わるだけでこんなに違うものか、と、今でも慄いてしまいます。(だから悪用する人がいるのですね・・・) とはいえ、「立場が人を作る」という言葉もある通り、肩書の持つ魔力をプラスの方向に使うと、自分の潜在能力が引き出される場

複業(副業)は長期投資の姿勢で

今日は、日経新聞社主催のオンラインセミナーに参加しました。テーマは複業(副業)について。このテーマについて、自分が何を知らないのかもわからないようなレベルでしたので、全体感がわかったのが非常に大きな収穫でした。 私自身は副業した経験はありませんが、本業以外にもこのようにノートに記事を書いたりしていることを考えると入り口にはいるのかなと言う気もしていました。そこから実際にお金を稼ぐ副業と言うゾーンに入っていくには何が足りないのかを知りたいと思っていました。 以下、参考になっ

共鳴を体感するビジネスセミナー~アートシンキングの学校

(2020年2月20日のイベントレポートです。当時noteをやっておらず、Facebookに書いたものを転載します) 日経COMEMO主催、若宮和男さんのアートシンキングの学校に参加。 オフィスでは視覚と左脳しか使ってないよね…という問題意識を出発点に、山崎阿弥さんという声のアーティストの方のパフォーマンスを通じて「共鳴」を体感する。聴覚を身体から切り離すエクササイズで音の位置と形と響いて戻ってくる感覚を開発した。新しい感覚が開かれると、音がどこに動いてるか、そのベクトルや

非日常ではく、日常から地続きの旅に

年1~2回の海外旅行(出張)が何よりの気分転換だった自分にとっては、特に、日本から国境を出て、目的地の国境に入るまでの無国籍な解放感は、ストレスを吹き飛ばしてくれる、とても大切な時間でした。なので、コロナ禍で向こう数年は気軽に海外出来なさそうな未来には喪失感しかありませんでした。 残念ながら国内旅行一択となった昨今。密を避けるという観点では、一人旅の自由をこよなく愛する私のような人間が、今こそ観光業に貢献しなければ!と奮起して、国内旅行をすでに5回、Go to travel

リモートワークでできた隙間をうめる大切さ

すでに私の職場でもリモートワークを100%として数ヶ月経つ。従業員調査をしたところ、リモートワークの満足度は極めて高く、ほとんど問題が無さそうだった。 とはいえ、これが長期化・定常化したときに想定外の副作用が無いかというと、そんなことはないだろう。想像力を膨らませて、リモートワークをうまく活かせるコツをリストアップしてみる。 この記事は日経COMEMO企画に投稿して、日経新聞本紙に採用されました。 「習うより慣れろ」を捨てるうちの会社は中途入社メインだが、他業種から入っ