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秋の酒処神戸灘・姫路ひとり旅
2022年秋、酒造めぐりと姫路城と紅葉と音楽!
ひとり旅は詰め込むのでいつも濃密。
神戸三ノ宮→魚崎〜御影
中学校の修学旅行。
神戸は阪神淡路大震災によって壊滅的な被害を受けて、街が整備されたのだと学んだのを覚えている。
じつに、10年ぶりの神戸。
なんとなく横浜に近いものを感じるけれど
実際にこの目で街がどうなっているのか
旧きものが残っている場所や地形や暮らしやすさも見てみたくて…
三ノ宮から灘区・兵庫県立美術館までレンタサイクル!
で、走ってみて分かったのは六甲山から扇状地になってるので高低差がすごい。
遊歩道の整備がされている場所が多く、狭く入り組んだ道も多いので電動自転車天国であること。
この後は阪神本線で岩屋〜魚崎へ!
灘五郷
西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の5つの地域からなる日本を代表する酒どころ
魚崎と御影の酒造五カ所を巡る。
駅からのアクセスがよく、資料館もいくつもあるので私のような初心者が日本酒の文化的価値を知るにはとてもよい。
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宮水と呼ばれる地下水から造られる酒
が美味しい理由が分かる
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最近は都内でもあん食をよく見かける
ずっしりと美味しい
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オープンを待つ間に…
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カレーパンおいし!
浜福鶴酒造さん
軽い見学と無料試飲をいくつもさせて頂き朝からふわふわご機嫌。
日本酒で仕込んだ柚酒と梅酒があまりにも美味しくて自分用に買って帰ることに。
秋限定のひやおろしも買いたかった〜!
最初に訪れたためまだ素敵な出会いに期待してセーブしたけれど、結果的には浜福鶴酒造さんがいちばん好みの酒造でした。
ぜひまた行きたい!
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時代による瓶の違いを見るのもおもしろい!
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菊正宗酒造記念館!
震災後に造られたこちらも
さすが…立派な建物です
他にも安福又四郎商店さんと福寿の酒心館へ。
震災によりぐっと減った酒造。
さらにコロナやそもそも少子高齢化社会で酒を飲む人口が減っているといった課題がある。
インバウンドや輸出に期待する声もあるけれど、特に小さい規模の蔵だと大変だろうな…と思いつつ。
20代・女性・日本酒好きもおりますのでね!
本当は西宮のほうまで行って酒造まわりたかったけど、たくさんお酒を買い込んで疲れたのでこのまま姫路へ。約1時間電車でゆらゆら。
余裕があれば行きたかったスポット
・横尾忠則現代美術館
酒飲んだあとみたら最高だろうな〜!
鮮やかさにギャンときてギュンとなるでしょうね!(酔っ払うとこれくらいの語彙しかなくなる)
・兵庫県立美術館
安藤忠雄建築だし、素敵な企画展があれば行きたいな〜のきもち
・ 灘五郷酒処
灘五郷26蔵の日本酒と「旬、地元、相性、発酵」をテーマにした食が楽しめる立ち飲み屋。予約必須。友達と行きたい。
お腹すいたよ姫路着
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駅前のグランフェスタの地下にある
この明石焼き姫路バージョンは
出汁に加えてソースもつけます!
これがおいしい!
本日泊まるドーミーイン姫路でひと休みして、向かうのは書写山!バスで向かう。
書写山・園教寺
訪れる前は山の中にある寺が好きなので行きたいなあ。しかもちょうど、もみじまつりの週末で限定のライトアップ期間!くらいの軽い気持ちでした。あとは下記のように多くの映画のロケ地になってるのか〜くらい。
ですが、一番この旅で感情を動かされたのは間違いなくこの山を訪れた体験。
近年では、2003年公開のハリウッド映画『ラスト サムライ』のほか、NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年)や『源氏物語千年の謎』(2011年)、『天地明察』(2012年)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)、『駆け込み女と駆け出し男』『黒衣の刺客』(2015年)、『本能寺ホテル』『3月のライオン』『関ヶ原』(2017年)、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021年) のロケ地になった。
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ここらからが長い…長い山道
ひとり黄昏時の急な山道を登っていくと、笛や太鼓の音がどんどんと近づいてくる。
理由は明らかで翌日に控えた曼荼羅-MANDARA-特別奉納公演のリハーサルのためで。理由を分かっていても、山道の脇に等間隔で仏像が並んでいるのがさらに「出来過ぎ」な状況を加速させていく。
京極夏彦の小説なら私はもう匣に詰められてるはずなので…私ははやく誰かとすれ違わないと!と足を早めたのでした。
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舞台の上からの景色も美しいですが
下からの紅葉とのグラデーションは言葉にし難い美しさ
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舞台で演じられる能や音楽は
向かいにある本尊に奉納される
コの字型に建物が並んでいるのには意味がある
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普段は夜間の観覧がないので当然街灯もない。
足場の悪い中スマホのライトで照らして歩く。
市街地のあかりが眩しかった。
夜の姫路市街
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という気持ちを込めた一枚
世界遺産・白鷺城…姫路城!
姫路城へ向かうのもレンタサイクル。
姫路の街はほとんど空襲で焼けて、古い街並みは残っていない。
のに!姫路城だけは残った!!
なぜなんだろう…そう思いながら走り抜けた。
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石垣の重さ、天守の華やかさ
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城は攻められない作りになっているから
歳をとって膝を悪くすると行きたくても行けなくなる
Creepy nuts@神戸ワールド記念ホール
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飛んだ!
神戸→梅田 明石焼きと比較するのは!
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たどり着いたはなだこ!
やっぱりおいし!
梅田から深夜バスにて帰宅
お疲れ様でした!!
終わりに
新潟に酒を飲みに行くきっかけとなった旅
私は旅はある程度計画するし、街の様子やらも想像と妄想を練り上げてから向かう。
それが裏切られたときが嬉しいのだ。
たとえば、灘でお酒を飲む。
蔵が幾つもあるみたいだ…想像は白壁の蔵。
でも実際は工場地帯で、やっぱり川の水の綺麗さから水資源の豊かさが分かる!とか
明石焼き風たこ焼き食べるなら、帰りに梅田寄ってはなだこでたこ焼き食べて比較しよ〜と考え、食べてみてどっちも中毒的うまさがあるな!何かヤバい粉入ってません?おいしすぎる…とか
あと、この旅の気付きで大きかったのは音楽の力。
お寺の境内で聞いた奉納される音楽もcreepy nutsのライブも人を鼓舞する力があった。
信仰とは音楽であり、逆も然り。
日本人が音楽にお金を落としがちなのは、特定の信仰を持たないから…確定的な拠り所がないから音楽という異常な力を持ったコンテンツに依存するのでは?
なーんてね、思ったりしました〜。
また旅をします。楽しいので!
閲覧ありがとうございます! 貴方も私も今日が素敵な一日になりますように!