先生

 ある本に「先生が何を教えなくても、モゴモゴ言ってるだけでも、響く生徒には響く。その子は先生の表情や言葉から何かを感じ取って「ということは、〜ですよね」と教えてもないことまで学び取る、というのがあってとても好きだと思った。内田樹さんの本だったと思う。

 そしてこの記事も大好きだった。やっぱり指導者大事。

 え?前のと後の、内容逆やんって思うでしょう?
私も自分の中のこの2つの考えが対立してる気がしてずっと気分悪かったけど、まさにさっきこの記事読んでて気付きました。

 大事なのは本人に考えさせること。

 考えさせない人、考える邪魔をする人、たくさんいるでしょう。プロになってたくさんのプロを見てきたけど、だからこそ、そう思う。与え方、引き出し方、人それぞれだけど。出会ったら遠回りになる人もいる。

 それは「子どもから思考を奪う指導者」

 でも、私たちはそれを正しいとどこかで思い込んでいる節がある。そういう人をたくさん見てきたから「先生ってのは先回りして教える人」というイメージが強い。私だって、そう。

 だから、私は毎日毎日自分に問いかける。人はすぐに流されていく。今までしていた方法、今まで良いと言われていたこと、誰かが言っている「良さそうなこと」。自分が考えないと子どもたちに考えさせることなんて出来ない。

 考えてるかい?

私は、毎日自分に問いかける。流されないために。

読んでくださって、ありがとうございます。 もし気に入ってくださったら、投げ銭していただけると励みになります💜