子どもや生徒との関係改善法〜答えは自分の中に〜
大人になればなる程、小さなプライドや恥じらい、都合の悪いことから目をそらす習慣がどんどん膨れて、自分自身の見たく無い部分を見ないことに慣れていく。
そのクセ、子どもたちには理想を押し付けるようになる。
子どもの声で多いのは「自分も間違ったのに謝らないんだよね」「自分だって出来てないのに」という大人への不信感。「子どもの分際で」とか「反抗期」という大人に都合の良い言葉でその「耳が痛む」言葉をかき消してしまうのは、簡単。でもその時に一緒に切った子どもからの「信頼」や「尊敬」そして自分自身の「成長」にはなかなか気付かない。
我が子が、生徒が「こうしてくれたらいいのに」「こうだったらいいのに」と思う理想は、誰のためのもの?
言葉では幾らでも「彼ら自身のため」と言えるけれど、それを日々言われ続けることが本当に彼ら自身のためになるのか、ただそれを言った自分自身の自己満足ではないのか。自分と子どもたちの間に溝を作る要因になってはいないか、考えてみたい。
今必要なのは、対等に話を聞いてもらえる人。
今必要なのは、自分を丸ごと受け止めてくれる人。
今必要なのは、間違ったらちゃんと謝り、感謝するモデル。
子どもたちとすれ違いを感じたら、自分自身を振り返ってみて欲しい。それは本当にしんどくて辛い作業。
一度「こうだったらいいのに」と自分の理想や自己満足を子どもに押し付けていることに気付いたら、そこから劇的に関係は改善する。子どもが可愛くて愛おしい存在になる。
子どもは大人のゲームのコマではない。
一人の尊い存在なのです。
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