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対象者を見つける旅⑨〜宝箱に入れたい三日間〜

⑧の続きです。

親友との時間

毎夜(2日間だけだけど)、翌朝が畑仕事で早いから早寝したいのに、話してると遅くなっちゃって
早寝できなかった(笑) 予想通りというか😅

二日目だったかな?こんな話をしました。
「こんなに喋ってるのに、何喋ったかあんま覚えてないんだよね」
別のタイミングでは、
「こんなにたくさん喋ってるのに、まだ全然喋ってない気がする」
どっちも、二人とも同じ気持ちでした。

※ちょっとここで、親友の表記を変えます。 
mmにしますね。マジでママみたいになっちゃった。
そうそう、お姉さんていうより、ママみたいかもしんないわ。

mmは、仕事のお勉強をするため、私と一緒に勉強する時間を取りたい、そうで…
おぉ、私は勉強することなどないけど、ならばアウトプットの時間に充てようと、快諾した。

というものの、やはり話しちゃうので取り掛かりは遅く、さぁ始めよう!という時、図書館が今出ないと閉まっちゃうと判明、筆を置いて急きょ家を出ることに(笑)

なぜ図書館?
これは、私からの提案でした。
先日イベントで、紙芝居をやった私。
mmの両親に、mmを生んでくれたことへの感謝の気持ちで紙芝居をやり、しばし童心に戻ってホッとしてもらえたら…と思い付いたのでした。
図書館に、イベントで読んだのと同じ作品があるかもしれないし、無ければ他のでも借りて少し練習すれば良いと思って。
近くにある、と聞いていた図書館は、私からすれば結構遠かった。さすが田舎✨
で、私が一番読みたかった紙芝居は、すぐに見つかりました!借りようと受付へ歩きながら、mmが「一つでいいの?」と聞いてきました。「うん」と私。また歩き出すと、また「一つでいいの?」とmm。
私「う、うん」と、受付の目の前まで行きました。
が、こんなに聞かれたことが気になり、、
踵を返し、もう一つ探しに行きました(笑)
もう一つ借りたかったものはなかなか見つからず、諦めて他のものを見ていたら、、見つかりました!
諦めたら開く…時々ありますよね…それをまた実際に見た経験でした。

そして、ひつまぶし。
これも私の希望。mmもすぐ乗った。
mmが行ってみたいと思ってた名古屋のお店を調べると、いつも混んで1時間待ちな上、超超お高い!!
高すぎるね…って、もっと近場の店を探すと、
意外と近くに見つかった♡
mmがいつも通ってる道なのに知らない、とのこと。
それが…とても落ち着いた、良い雰囲気の、お店の方も温かい、素敵なお店でした。
そして…
美味しい!!
鰻に微妙についた焼き目が香ばしい♡ふっくら♡
お吸い物が美しい!!味も絶妙♡
茶碗蒸しも上品な優しい味♡
二人とも、メロメロでした。
ひょっとして、名古屋のお店より美味しいんじゃない? と、話しました。
隠れた名店、でありながら庶民的。
mmは、また家族と来る、良いお店を見つけた、と喜んでました。私も、その役に立てて、嬉しかった。

ちょっと混ぜちゃった😋


さて、やっと、お勉強の時間。もう夜だがね(笑)

私は、日記を書きました。普段の日記帳は、3年分で分厚いので持参せず、でもこれは書き留めなくては!と思ってたので、裏紙をもらいました。
昨日の分も書いてないから、昨日の分から…
A4の紙が1日分でいっぱい。3年日記は一日分が狭いから、こりゃ持って来ても書き切れんかったわ、と納得。
mmは、老眼鏡をかけてお勉強。
そんな年だよね、私達。感慨深く彼女を眺めた。
mmは、私の紙を見て、字や量を褒める(笑)
そして何よりも、無言でそれぞれの作業に一緒に集中してることが、とても楽しかった。

朝寝坊のmmが、毎朝早目に起きて、しかも起きてすぐ朝食を作ってくれた。
私が来なければ、一人でゆっくりできただろうに…と言うと、
私が来てくれたから規則正しい生活ができているんだと、逆に感謝されてしまった。なんてこった。

そうか、なぜ私が彼女に対して自信が持てないかというと、彼女が良すぎるからだ。私を褒めたり讃えたり、愛情表現が大きかったり、私にとって良い人過ぎるからだ。だからきっと不安になるんだ。
書いてる今、そう、気づきました。
でも、もう信じられる。こんだけ重なれば、これはmmのキャラだ。素だ。

朝、私が畑へ行っている間が、唯一mmが一人になれる時間だった。ゆっくりできたかな?
畑から帰ると歓迎してくれる。
一緒に昼寝した日、私だけ昼寝した日。
お昼ごはんも作ってくれる。
もう、泣いちゃいますね😢

とにかく、喋った。
喋らなくても、心で喋ってた気もする。
ずっと通わせてた。
とにかく、世話を焼いてもらった。

一番大事なこと。
私の起業がどんな方向へ向かうのか、その出発点をくれたのが、mmとの電話、会話、もらった一言「ちゃんとご飯食べてる?」なんだよ。
ということを、説明した。力説した。お礼を伝えた。
伝えられた。
彼女は、「泣いちゃう」と言っていた。

だからこそ、
一番気にかけて一番気にかけなかったこと。
ご飯をゆっくり食べることでした。
ご飯を、時間やら何やら気にせず、ゆっくりマイペースで食べることを守りたかった。そこを一番大切にしたかった。
だから、何も考えずにご飯を食べた。
そんな時間の流れが、本当にありがたかった。

続く
次は、彼女のご両親とのことを書きます。

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