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対象者を見つける旅⑧〜宝箱に入れたい三日間〜

⑦の続き=《一日目の続き》の続き》です。
わかりにくー!
一日分だけでこんなに長くなると思わんかったぁ!

待ち合わせ場所の名古屋駅ロータリーを先に確認。
少し時間があったので、トイレがてら地下街をブラつく。
こういう時って、イイ物に出合えちゃったりする予感がある。で、最後にやっぱり出合っちゃった。リュック。納得行くものに出合えず探し続けていた。名古屋にしかないお店。高いしかさばるので、オンラインショップの情報をゲットした。

ロータリーは車でいっぱい。
自分が着いていることをLINE。
目立つ場所に立ちながら、黒い車・黄色ナンバーを探す。
今入って来た黒い車、ナンバーが見えない、移動、黄色だ!お互いに気が付いた!同時に手を振る!
車は動けない。ゼスチャーで「こっちへ来て」と、瞬間、私は小走りで近寄り…他の車の間を縫って…
車に乗った。

(だめだ、もう泣けて来た ←今書いてる私)

わー、きゃー😆 って感じです。
あぁ、この子やっぱ綺麗だな…前より綺麗になったかも…綺麗に年とってるな… と、
私は一瞬彼女に見惚れた。

私は、中3の時に彼女からもらった手作りのかばんにお土産を入れていて、「これ覚えてる?」と見せた。
中3の時、彼女の誕生日に「親友になってください」と、愛の告白のような手紙を付けて、手作りのラケットカバーをプレゼントした。(彼女はテニス部)
そのお返しに、私の誕生日にくれたのが、そのかばん。

ここまでの人生の間に、何度、“親友”って「なってください」とかじゃなくて、自然と気付いたらなってるもんだよね、、、と自己ツッコミしたことか(笑)
でもそれを機に、本当に親友になってこうして関係が続いているのだから大したもんだ。
今思えば、あの時から、この類の勇気を持ち合わせていたんだな…私。そんなところに、やっぱり彼女のところに、出発点があったのか。

スーパーに寄り、夕飯何にしようか、明日の朝食昼食も相談しながら買い物。少し気を使ってる自分がチラ見えし、あ、それはイヤと思った。
でも超久しぶりだし、人の家に厄介になるわけだし、当たり前か…と、とにかく自分をあるがままに放流、気に留めるのをやめた。

私はいろいろと手伝う気まんまんだったが、
結局、夕飯もほとんど彼女が作ってくれ、お風呂も洗ってくれ、
ベッドも、彼女の一人暮らしの息子さんのを用意してくれた。
悪いな…と思いながらも、甘えたい気持ちもあったから、甘えさせてもらった。
彼女は長女で、私は末っ子、彼女は背が高く、私はチビで、昔から彼女は優しいお姉さんみたいだったな。

そこから、二泊三日、どこかに出かけるわけでもなく、朝は彼女の両親の畑仕事を手伝い、昼寝したり、話したりして、彼女の家で過ごしました。
出掛けたと言えば、2日目の夕方図書館へ行ったのと、夜に二人で“ひつまぶし”を食べに行っただけです。

続く
次は一日ずつ追わず、彼女とその両親との時間を
総じて書きたいと思います。

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