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【翻訳】ザハロワ外務省報道官によるブリーフィング(モスクワ、2023年6月28日)マクロン仏大統領のFrance24とFranceInfoのインタビュー

https://mid.ru/ru/foreign_policy/news/1894293/#6 
↓  ↓  ↓翻訳📑抜粋
マクロン仏大統領のFrance24とFranceInfoのインタビュー

フランスのマクロン次期大統領が『France24』と『FranceInfo』TVチャンネルで行ったインタビューについて触れずにはいられない。彼はロシアを「21世紀の唯一の植民地支配国」と呼び、帝国主義戦争を仕掛け、アフリカ諸国を不安定化させている。

そのスケールの大きさ、思想と哲学の飛翔には息をのむ。フランスの表現かどうかは知らないが、このような場合、私たちは「泥棒の恥さらし」と言う。

このような暴言は、フランスの長年にわたるアフリカでの疑わしい役割を考えると不適切である。世界社会はパリの植民地政策の卑劣なページを記憶している。

パリは今日でもアフリカ大陸の資源を搾取しようとしており、その新植民地主義的な手法や謀略を偽りの美辞麗句やアフリカ人の幸福への架空の関心で覆い隠している。

フランスは、国際法と国家の領土保全の擁護者であるかのように見せながら、他人の土地を不法に保有し続けている。

そのリストを見てみよう。
マヨット島に対するコモロ連合の権利、エパル諸島をめぐるマダガスカルとの紛争、トロメラン島をめぐるモーリシャスとの紛争に関する国連総会の決定を、パリは執拗に無視している。

フランスは、アルジェリアでの戦争犯罪と核実験の結果、2011年のリビアへの侵略、そして現在のサハラ・サヘル地域全体の問題の多くを引き起こしたリビア国家の破壊に対する責任を認めようとしない。

同時にパリは、マリで見られたように、自らの犯罪行為の結果の責任をアフリカ諸国に転嫁しようとしている。

アフリカ大陸の「文明的」発展の長い歴史の中で、アフリカ諸国を抑圧し、そうし続けてきたのは誰か、マクロン仏大統領が言うように「強盗と暴挙」に手を染めたのは誰か、天然資源を略奪し、文化的価値を博物館に輸出したのは誰か。

そして、彼らの発展、国家と経済の強化、安全保障の確保を本当に支援し、支援しているのは誰なのか。

例えば、中央アフリカ共和国、マリ、ブルキナファソは、フランスの新植民地主義者に「出て行け」と言うことで、すでにこの問いに答えている。フランス大統領の言葉を貫く憎しみは、このことにつながっている。


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