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【鬼滅の刃】OP考察④日本を飛び出した炭治郎🗺 浅草編🏮炭治郎、インドで神々の洗礼を受ける🐘🛕其之壱

狭霧山後半~沼鬼編のテーマがチベット(天竺)でした🏳‍🌈
シルクロードの旅で次に進む先は沼鬼とトキエちゃんである三蔵一行が示したインド
🐘🛕‼

何と言ってもインドのヒンドゥー教は多神教🙏✨✨
今回も炭治郎は色んな神様に出会います👀
一体どんな神様なのでしょうか❓

最近ガッツリした内容が多かったので、今回はゆるっと書いていこうと思います🐘🐘🐘🐘🐘🌴

人がいっぱい💦人口大国インド👪👪👪浅草の雑踏バックソングがインド風🎶

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早速ですが、何故浅草がインドなのか見ていきましょう📝
インド編は丹念にワードを拾っていくというよりも、テーマごとにザクザク進めたほうが分かりやすいかと思うのでザクザク行きます🏃‍♀️ 💨

浅草に着いた炭治郎。田舎出身の炭治郎は「人がいっぱい、夜でも明るい(;・∀・)」とびっくりしていました✋💦

夜でも明るいはさておき、浅草には人がいっぱいいるんです👪👪👪
「人がいっぱい」…人口大国の匂い。
そこにアニメではインド風の曲が挿入されています
🎶

間違いなくここはインド🐘‼
アニメのサウンドはヒントをいっぱいくれるので本当に助かりますね…🙏✨✨

日本のうどんと仲が良いインドのカレー🍛✨✨豊さんのうどんは「カレーうどん」❓

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日本の国民食・うどんはカレーと親和性が高く、単体でインスタント食品としても売られているくらい人気です🍛

このカレーうどんは日本風にアレンジされたものですが、鬼滅の浅草編では実にインドと日本との繋がりをヒントとして出してくれる素晴らしい存在です✨✨

幕間にうどんを食べる禰豆子のカットまであります‼
ここで登場する「うどん」は日印を繋ぐ、とても意味のある食べ物です🍴

カレーうどん以外にも、本当はもっと深い意味もあるのだと思いますが…(ここで書くと混乱するので、元気あったらいつか書きます🤐)

「惑血・視覚夢幻の香」の和柄花模様🌸インドの花飾り「マーラー」🌻🌸🌻そして「白日の魔香」はインド産アヘン=モルヒネ…💉

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👆暖簾のような華やかな装飾品「マーラー」。神様の像の首に掛けるハワイアン・レイのようなものもある🏝

珠世様の美しい鬼血術「惑血・視覚夢幻の香」✨✨
ぶわーーーーっと雅な和柄花模様の幻想的な世界が広がります🌻🌸🌻
対照的に実際に血を流す生々しい自傷行為の描写がある血鬼術。

他の異能の鬼はどうやってるのかわからないけど、殆どが血に見えない血鬼術で戦います。妓夫太郎の血鎌も血だけど、いつ血を出してるのかわからない‼

この珠世の血鬼術、和柄花模様なので初見では全くわかりませんが、これはインドの「マーラー」と呼ばれる花の装飾品です。寺院や神様にお供えするものだそうで、生花と造花の二種類あるそうです🛕🌸

朱紗丸に使った「惑血・白日の魔香」は文字通り「お香」なのでしょう👀
…と言いたいところですが、嘗てイギリスと清で勃発したアヘン戦争。
清へ運ばれていた阿片(アヘン)はインド産でした。
阿片は終末期医療で利用されるモルヒネです。

この医療用モルヒネの効果を調べてみると。「脳みそ働かなくなる」そう…なので「惑血・白日の魔香」は阿片で間違いないのかなと思います🔍✨✨
いやいや随所随所でゾッとするものを入れてくる吾峠先生…🐊

珠世のお香の血鬼術の正体は「マーラー」と「阿片」でしたが、「お香」そのものはヒンドゥー教にとって、とても神聖なもの🙏🙏🙏

最高神シヴァは全ての悪を焼き尽くして灰にしたため、インドでは「この世のものは全て灰に戻る」と信じられ、「灰」になる「お香」が神聖なものとされています
🛕

珠世を崇拝する「孔雀色の美少年」愈史郎。羽の目玉模様は血鬼術👁インドの国鳥・クジャク✨✨

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👆目玉模様と愈史郎カラーの美しい孔雀さん👁👁👁👁👁

愈史郎のカラーがインドの国鳥・孔雀です🪶
ずっとこの儚げな配色が好きだったので、何かなーとは思っていたのですが、目玉模様いっぱいの孔雀様でした(多分)✨✨

孔雀はインドではスカンダ(韋駄天)の乗り物です。
スカンダと言えば、以前考察したアニメオリジナル「炎柱 煉獄杏寿郎」のアニオリ鬼のモデルが韋駄天でしたね💡


スカンダ自体が物語の鍵を握っているのか、炭治郎シルクロードの旅の移動速度を示しているのか、未だにちょっとわかりませんが、「孔雀」が重要なカギを握っているのは確かなようです🔑

 【追記💡 2022/02/04】
 👉スカンダの別名に「すばる星団」を意味する「カールッティケーヤ」
 次の鼓屋敷からギリシャ神話編が始まりますので、どうもお星様の
 「すばる星団」を指しているようです
🌟🌃


怒った時に「雀」のチュン太郎と同じ眼をしますね💡
チュン太郎も愈史郎もあの顔可愛くて大好きです😂💖💖

ちなみに愈史郎は見た目が美少年なので、年齢的にはおじさんでもタイトルは美少年にしました✨

愈史郎の血鬼術はインド女性のおでこの聖なる印「ビンディ」👁真実を見極める第三の目👁

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愈史郎の血鬼術はインド女性がおでこにつけている印「ビンディ」です👀
お札の形になっていますが、炭治郎がおでこに貼っていましたし、最終決戦の無惨戦で皆やはりおでこに貼っています👁👁👁👁👁👁

ビンディはサンスクリット語の「Bindu」が語源で、「点」という意味があります。ヒンドゥー教では眉間は特別な場所…皆さんもよく知る「チャクラ」と呼ばれる場所であり、「真実を見極める第三の目」とも呼ばれています。インド女性のオシャレポイントにもなっており、シールや布など素材は様々。

お札の第三の目「ビンディ」で「見えないものを見えるように」しているのですね👁✨

また額につける赤い粉の印で既婚女性がつける「シンドゥール」があり、夫の長生きや健康を祈って毎日つけるのだそうです。

こちらの意味だと長生き…元々病気で死にそうだった愈史郎は愛する珠世とずっとずっと一緒にいたくてこの血鬼術を…(ノД`)・゜・。わーん💦

あと多分ですが、この愈史郎のお札のビンディ「第三の目」はインドも主要なテーマとなっている遊郭編の堕姫の額に開いた目と同じものだと思います👁👁👁👁👁

「神」と「神」の戦いが鬼滅の刃全体のテーマであると思いますので、鬼舞辻サイドと鬼殺隊(愈史郎と珠世含む)両方に形を変えて出しているはずなので…(私の個人的な見解です✋)

朱紗丸と矢琶羽は妖怪「座敷童」「手の目」✋👁その実態はヒンドゥーの神々🙏✨✨「最高神・シヴァ」と「三叉槍で殺された盲目のアンダカ」

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👆先端が矢印のような形の三叉槍↑↑↑ 刺されたら絶対痛い😨

朱紗丸と矢琶羽は外見は日本の妖怪です👀
朱紗丸は可愛いと言われているように「座敷童」。そして矢琶羽は妖怪「手の目」。
「手の目」は「手目坊主」とも言われ、盲目の座頭姿で描かれ、両目が顔ではなく手の平についており、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」でも描かれています✋👁

しかし、その実態は朱紗丸は「インドの最高神・シヴァ神」であり、矢琶羽は「三叉槍で殺された盲目のアンダカ」です(勿論推測です😇)。

舞うように戦い(シヴァは舞踊の王)、途中から手がいっぱい増える朱紗丸。女性として描かれているのはシヴァの妃の一柱である女神「カーリー」から来ているのだと思います。彼女は血と殺戮を好む戦いの神であり、生首を持った姿で描かれます。ですので毬はきっと生首なのでしょう😨

愈史郎もしっかりと首から上を毬で落とされていますし、朱紗丸は「首を4つ持ち帰ろう」と言っていたので、間違いないのかと🤔💡

矢琶羽はシヴァとパールヴァティの息子の「盲目のアンダカ」です。そして手の眼球で操る矢琶羽の矢印は、親の最高神シヴァに三叉槍で突き刺されて殺されたものが由来だと思われます。三叉槍の先っぽ矢印みたいですし👀↑

シヴァはアスラ神族にアンダカを里子に出し、「実の母親を結婚相手に選んだ時には殺害する」としました。国王にまでなったアンダカですが里子だったので、パールヴァティを実の母親と知らず結婚を申し込んでしまい、他の神々を巻き込んだシヴァとの長い戦いの末、三叉槍で胸を突き殺されてしまいます。

また、盲目のアンダカは潔癖症だったようです✨数珠を付けているのは盲目の琵琶法師から❓矢琶羽の「琶」は琵琶の「琶」ですね。

最終選別で生き残った5人のやり取りが、「盲僧が琵琶を弾奏しながら語った『地神経』がモデル」というお話がここで出ているのでしょうか💡

「鬼舞辻の呪い」で殺された朱紗丸。口から出た手はガネーシャの鼻🐘聖なる動物・象によるインドの獣刑

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👆インドの神様と言えば「シヴァ」ですが、名前がわからなくても頭に浮かぶ象さんの神様「ガネーシャ」🐘元々は美少年だったそうです🌸

朱紗丸が「鬼舞辻の呪い」で殺されるときに、口と胴体から大きな手が3本にょきりと出て握り潰されてしまいました。3本手が出ているのでなかなか思いつきませんが、この口から出た鼻は多分ガネーシャの長い鼻なのだと思います。

このガネーシャの長い鼻で握りつぶされて殺された朱紗丸🐘💥
これは恐らく「象による踏みつけ」という名前の処刑方法を示唆しているのだと思います。

インドでは聖なる動物「象」が死刑執行役として使われ、長らく象が罪人を踏みつける処刑法(獣刑)が採用されていました。象はあっという間に襲い掛かるライオンや熊などと違い、躾ができるので殺すタイミングも命令でき、処刑前に祈る時間を与えたりなど臨機応変に対応でき大変重宝されていたようです🐘🐘🐘🐘🐘

18~19世紀にかけてインドでこの処刑方法は下火になりましたが、インドの他にアジアや古代ローマにおいても施行されていたようです👀

日本では象による処刑は歴史的にもないので、ちょっと特殊な感じがしますね。

タチの悪い酔っ払い「やっちゃん」に神の鉄拳‼ヒンドゥー教五大罪の一つが「飲酒」🍺

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インドでは「お酒は悪いもの」と宗教的な意味で教育されています。
人口の8割がヒンドゥー教徒、2割近くがイスラム教徒。
この両方の宗教では「お酒は悪」です
✖🍺

ンドゥー教で規範とされている「マヌ法典」。お酒を飲むことは「五大罪」の一つとされています。イスラムも禁酒で有名ですね。

浅草編での「かませ犬」代表格はサイコロステーキ先輩に次いで人気の「酔っ払いのやっちゃん」😂😂😂

「酔っ払いのやっちゃん」は無惨にうっかり絡んで「死」の制裁を加えられています。やっちゃんの連れと思われる女性が溶けるシーンのトラウマ級インパクトがあまりにも強すぎて、飲酒というキーワードが霞みますね…😂
うちの子未だに怖すぎてあのシーン直視できませんし。

インドでは特に年配の方に飲酒に対する不寛容な文化は未だに根強く残っているそうですが、若い世代はインターネットなどの発展、そして出稼ぎや国際的な人の移動などにより禁酒は古い習慣であるという意識が芽生えているそうです🌍💻

炭治郎が路地裏でうっかり遭遇した「わ~お💖」なカップルはタントラヨガを暗喩❓

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チベット編で「インドとチベットの性ヨガ」について書きましたが、炭治郎がうっかり遭遇した路地裏のイチャイチャなカップルは多分インドのタントラヨガ(性ヨガ)を表わしているのだと思います。

インドにはパートナーと性行為によってスピリチュアルパワーを高めあうタントラヨガというものがあるそうで…。

本当に一瞬しか出ませんが、性ヨガはちゃんとテーマとして遊郭編までしっかりと生きているものなので、発祥の地であるインドの「浅草編」でチラっと描写したのだと思います。(※私の個人的な解釈です✋)

珠世に服従しているように見えて不服従。暴力を振るう愈史郎は「インド独立の父・ガンディー」のヒント❓

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世界史で習うインドの聖人と言えば、植民地支配から解放するために非暴力・不服従、そして「塩の行進」で有名なガンディーだと思います。

珠世に何度諫められても炭治郎に暴力を振るう愈史郎は、多分ガンディーのヒントであると考えられます。ここでは誰かが「ガンディー」というわけではなく、ヒントとして出ているだけですね。

強いて言えば、うどん屋の豊さんが髪型が見かけ的には似ているのではないかとは思います…それだけじゃ全然ワカンナイヨ(*'ω'*)🪐

鬼も神様、鬼殺隊も神様の集まり。「神」と「神」の争いがテーマの鬼滅の刃🙏

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鬼滅の刃には様々な神様が出てきます。
冨岡義勇、錆兎、真菰、鱗滝さんは中国の神様。
刀鍛冶の鋼鐵塚さんはチベットの毘盧舎那如来。

(鋼鐵塚さんは正確には仏様ですね。)

お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、鬼滅の刃のテーマは「神と神の戦い」です。

鬼殺隊の柱もまだ全員は解明しきれていませんが、神様か仏様です。
(ギリシャ神話ではみんな神様でしたね💡)

沼鬼の首を絞めあげた無惨、そして酔っ払いやっちゃんに制裁を加えた無惨。

鬼もまた神様か仏様。
特にインドの神はよく殺します。
生首をもって死体の上で踊ったりもします。
ギリシャ神話の神々も神にもよりますが信仰しない者の命を奪います。
穏やかに見守ってくれる神だけが神ではありません。


神とはいったい何なのでしょうか。
哲学の世界になってしまいますが、本当に考えさせられる作品ですね…🐏


🌟Special thanks🌟
無惨が神と教えてくれた親愛なる友人(*^ω^人)🎀✨✨

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