〔漫画感想〕ブルーピリオド相変わらず泣かしてくるなぁって話
ブルーピリオド10巻出たんで、買いましたー。
いや〜〜〜、泣きました。
ブルーピリオドはね、ページ捲った瞬間いきなり涙が出てくるんですよね。ほんと最高。
美大編、結構キツイところあったけど、ようやく落ち着いた感じですね。
世田介くんにようやく光が差してよかったです。
今後は、橋田を掘り下げていくんでしょうか?
楽しみです。
ブルーピリオドは基本的に矢虎の視点で描かれていく作品で、矢虎の苦悩や葛藤からの成長に読者が共感したり感動したりする作品ですよね。
そんな矢虎目線だと、周りのキャラって自分の世界を持ってて、ザ・芸術家みたいな人物で、かっこいいんです。
自分も含めて、ブルーピリオドが好きな人で、矢虎に感情移入する人は、こういうキャラに憧れてるんじゃないですかね?
唯一無二、オンリーワンになりたいっすよね。
でも、そんな人達も同じように不安や悩みを抱えていることに、気づくわけですね。
ユカちゃんとか。
桑名さんとか。
世田介くんとか。
その度に、矢虎は成長していくわけですけど、成長って言葉は少し違うかも知れないですね。
「自分を認めていく」っていう言い方のほうが近いかも知れないです。
矢虎の周りで未だ完璧なキャラって言えば、橋田ですね。
最近のキャラで言えば、八雲でしょうか。
この辺が掘り下げられるのが、これからの楽しみです。
誰かにブルーピリオドを勧めるとき、美大の話だよって言うこと多いと思うんですけど、本質的には違いますよね。
まぁ、勧めるときはそれでいいとは思うんですけど(笑)
「自己」とかそういう感じの漫画な気がしますね。それを分かりやすくするための美術という題材。
最後に、ブルーピリオドを好きな人が、この作品を見返す時に1番キツイのは1巻だろうっていう話をしようと思います。
おそらく、この辺の言葉が刺さるんじゃないかなと。
・これは俺の感動じゃない
・頑張れない子は好きなことがない子でしたよ
どうですかね?
自分はこの辺読んだら、胸がキューってなってしんどくなって、なにかしなきゃって焦りますね。
ほんと、頑張らないとねー。
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