見出し画像

習慣という名の呪い

ここ数日は冬の足音を感じる。
朝晩の冷え込みは確実に進んでいる。

今年は記録的な猛暑に頭を抱え、
早くこんな暑さはどこかに行けと願っていた。

確かにそう願っていたはずである。

しかし、
暑さが引いていき寒くなってくると、
今度はそれはそれで寒さも忌むようになる。

寒さが最も嫌になるタイミングは、
やはり朝、目が覚めて布団から出る時である。

もし目が覚めた時に夏のような暑さを感じれば、
さっさと水を飲むなり扇風機に当たるなり、
布団から脱出したくなる。

でも寒いと逆である。

布団の温もりという引力は果てしなく、
脱出が困難である。

自分は毎朝6時に起きている。

日記を見返してみると、
7月中旬からこの生活にシフトしたようだ。

基本的に朝は弱いタイプだったが、
一念発起して早起きを定着させた。

そんな生活が今、正念場を迎えている。

これから厳しくなっていく寒さに打ち勝ち、
このまま6時起き生活を続けられるのか。

いや、必ずや続けてみせる。

一度サイクルが定着した習慣は強い。

それを途切れさせるのが怖くなる。
ある種の強迫観念のように。
もはや呪いのように。

今、自分には毎朝6時起きしなければならない、
という呪いがかかっている。

この呪いよ、
解けることがないように。

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,825件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?