週4稼働・シゴデキママの努力を聞き、頑張り方は違っても想いは同じなのだと知った
「あの人は頑張ってるからなぁ」
「頑張れる環境だからなぁ」
「私は、そうじゃないからなぁ」
フリーランスになるずっと前から、充実感に溢れた人を見ると条件反射的に自分と比較して勝手に卑下するようになっていた。
そして、相手に対して劣っていると感じたことにあらゆる理由づけをして自分を納得させ、相手は恵まれているから、自分にはないものを持っているからと、謎な言い訳を並べてきた。
輝きの裏にある「何か」は、私の網膜には届かなかった、というより感知しようとしていなかったのかも。
でも、先日お友達のチカさんとお話して、見てこなかった彼女のリアルに触れ、少し考えが変わった。
今日は、そのときのことを振り返って書いてみたい✍️
少しのことでは挫けない、シゴデキ肝っ玉母ちゃん
それが、私がもともとチカさんに抱いていたイメージだった。
チカさんは、言うなれば私と同業のフリーランスライター。
シゴデキとは、「仕事ができる」の略。
取材・インタビューライティングを主軸に、編集やプレスリリースの執筆までこなすチカさん。
同じライタースクール出身で、講師陣からの信頼も厚い。
くわえて、チカさんは5歳と2歳の息子さんを持つシングルマザーである。
私の息子も2歳だけど、正直仕事もしながら2歳児を育てるのだって波乱万丈なのに、チカさんは一人で2人なんて……超人すぎる。
この人は絶対強い……
パワータイプだ……!!!
私の中のチカさんは、まさにそんな人だった。
「頑張り屋さん」は頑張っている!
本音を言うと、実は最初はちょっと引き腰になっていた。
チカさんと私では、働き方も家庭に対する向き合い方もきっと全然違う。
彼女の日常を知ってしまうと、普通に自分ダメダメやなぁモードに入って再起不能くらいにはなるんじゃないかと思っていたから(ビビりすぎ)。
でも結果的に、そんなことはなかった。
むしろ知れば知るほど、彼女がどう頑張っているのかの解像度が上がって、めちゃくちゃ魅力に惹かれてしまったのだ……!!
チカさんは基本、週4稼働を目標にスケジュールを組んでいるらしい。
週末はお子さんと家族で過ごし、平日1日は現在の恋人と水入らずで過ごすように決め、プライベートの時間をしっかり確保していると。
※恋人との水入らず日を作っているというの、私にとっては衝撃だった!
2人ランチすら拒否られたのに、夫と水入らずで過ごす1日なんて夢のまた夢だったから(爆爆爆 詳しくはこちらのnote参照)
で、かといって週4日中だけで仕事をしているかというと、そういうわけにもいかないことが多いらしい。
実際、睡眠時間を削って記事を書いたり、残務にあたったりすることもあり、理想通りにはいかない現状を赤裸々に教えてくれた。
最近はどうしても睡眠欲に勝てず寝落ちが続いている私も、数ヶ月前までは夜稼働は当たり前の生活だった。
他の人は涼しい顔で仕事しているんだろうなぁとばかり思っていたから、チカさんの裏の努力を見せてもらいものすごく勇気づけられた。
どんなすごい人でも、頑張り続けられるわけではない
さらに、パワータイプだと思っていたチカさんにも、どうしても元気が出ないときもあるという。
「もう今日は無理!っていうときは、1日完全オフにして寝込んじゃうときもあります」
確かに、自分で仕事のスケジュールをコントロールできるところも、フリーランスのメリットの1つ。
チカさんは、限られた時間の中で最大限の力を発揮し続けるために、自分自身を癒す時間もきちんと作っているようだった。
私の場合、キャパオーバーを恐れて必要以上に余裕を設けて仕事を入れる。
本当はきっともっとできるのに、自分で自分の尻拭いをするのが怖くて。
(それにもかかわらずパンクするときはパンクするのでこれが厄介だったりする)
でも、頑張り屋さんのチカさんもきちんと休んでいるし、ずっと頑張り続けているわけではないのだと知って、勝手に感じていた距離がグッと近くなったような気がした。
頑張る方法は、人によってベストが違う
1時間ほどお話しする中で、お仕事のこと以外にもいろんな話をした。
家庭の変遷やエンタメの話、お互いのパートナーの話……(むしろほとんどが仕事以外のお話だった気がする!)
この人は絶対強い……
パワータイプだ……!!!
チカさんにはそんなイメージを持っていたけれど、話せば話すほど人らしさというか、味というか、彼女を多面的に知ることができて、どんどん惹かれていく。
そして何よりも、大切なことを教えてもらったような気がする。
それは、頑張る方法は人によって違うということ。
それぞれにベストな方法があるのだから、比べたって仕方ないし、優劣もない、全部正解。
このベストというものは、状況に応じて更新されていくものだと思う。
だから定期的に人のベストに触れることはとっても大切で。
私も最初はビビりまくっていたけれど、チカさんの話を聞きながらまったく考えたこともなかった時間の使い方を知ったし、反対に自分と似た部分も見つけられて、すごく安心した。
(↑頑張り屋さんのチカさんが欲望のままにオフの日を頑張った結果が最高に元気もらえるので見てほしい)
「仕事も、プライベートも、自分のできる最大限頑張りたい」
根底に眠る想いが同じだからこそ、方法は違えどお互いに「すごい!」と拍手し合えるのって、幸せだなぁ。
チカさん、楽しい時間を本当にありがとう……!
(大阪でぜひ飲みましょう🍻!)
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