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制作も道具も

私にとって
「これがないと困る」
というものは
いろいろあるけれど

今日、実感したのは
オーガンジーの布に
くっきりと図案を描ける
白いチャコペン。

作品を作り続けていると
生みの苦しみというか
試行錯誤し続けているのだが

それと同時に
同じように試行錯誤をするのは
自分に合った道具を探すこと。

制作を楽しくさせてくれる
そんな道具を探すこと。

好きなことを
嫌いになりたくはないし
できれば長く楽しみたい。

なにより
制作活動が主な
自分の人生を
あきらめたくないから

自分に合った道具を
見つけていくことは
かなり重要なこと。

せっかく出会った
楽しいことを
「うまくできないことがある」
そのひとつの理由で
やめてしまうのは
本当にもったいないことだと思う。

心から湧き出た
本当にやりたいこと
なのだとしたらなおさらだ。

そうは言っても
道具を見つけることは
かなり大変だという実感があるので

この記事が
どなたかのお役にたてれば
うれしいと思う。

クローバーのアイロンチャコペンで描いた図案

そもそもなぜ
図案を写しにくくて困っていた
オーガンジーに
どうしても刺繍が
したかったのかというと

色がはっきりとする感じがして
楽しいからだ。

普通の布では
透けていないから
裏側に出た糸の色は
反映されないのだけれど

オーガンジーならば
向こう側が透けているので
裏に出た刺繍糸の色も
重なってくれる。

だから色が
ハッキリする感じがするのだ。

それから
伸縮性の少ないオーガンジーは
刺繍枠にキチンと張りやすく
ストレスが少ないと感じている。

昔のネガティブな自分だったら
壁にぶつかる度
自分にはできないのだと
あきらめていたけれど

今の私は
できないことに出会っても
「どうしたらできるか」
「今できることは何か」
好きだと思えたことを
あきらめない自分になれた。

そうなれたのは
たくさんの出来事
大好きな本たち
応援してくれる方
SNSで♥やフォローなど
支えてくれる方々のおかげだ。

ハッキリ言って
作品は頻繁に売れるわけではない。

それでも続けたい。
作り続けたい。
表現し続けたい。

その先に
喜んでくれる人がいると信じて。

その自分の気持ちだけでは
乗り越えられないこともあるから
応援してくれる方の支えは
とても大きな励みになる。

どうしてもできないことが
山ほどあって
生きづらさを感じることが
とても多いけれど

そんな自分も
しっかり受け止めて
前に進んでいけたらと思う。


温かいご支援ありがとうございます。