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りんご就農の記録

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りんご就農して考えたことなど
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#剪定

はたけはたけはたけー。

ここふつか、いつになくずっと畑にいる。 やっぱちょっと疲れちゃうな〜。ずっと体動かしてるから、筋肉痛にもなってしまいました。継続してやっていかねばならないのだから、自分に合ったペースでやっていきたいですね。 先日アップした、間違って買った高枝用のハサミ。ドライバーでパーツを取ることはできましたが、やっぱり剪定するには使いづらかった…涙 新しいの買うかー。仕方ない。みなさんも、りんご農家になる時は気をつけてくださいね。道具は生産性を左右するから、私みたいにノリと勢いで買わ

シンプルに買うもの間違えて泣いた。

剪定してます。りんご畑で。より効率性を上げるために、梯子を使わなくてもいいように、高枝をカットできるハサミを買ったんです。 「長くなるやつ良さげ〜。」と思って購入。 実際に使ってみると、重すぎて長時間の作業にはむかないという悲しい事実が発覚しました。泣いた。 しかも、『切ったあと枝を掴める』仕様のものを買ったんです。これが、必要なかった!!!!別に!!!!わお! かえって切りづらくて邪魔…泣いた。 今日はできませんでしたが、試しに刃先についているやつを外してやってみ

剪定がすき。

木をじーっと見つめて、どの枝に頑張ってもらうかを決める。で、その枝にあんまりいい影響を与えない周辺の枝をザクザク切る。 植物がパワーを使うのには、2つの方向性があるらしい。「成長作用」と「生殖作用」。自分がガンガン伸びていくのか、美味しい実をならせて種を残すか。 「成長」にパワーを使いがちな枝には、美味しい実はなりにくい。なので、去年1年で伸びた新梢(しんしょう)、特にながーく伸びた枝につく実は、基本的には美味しくない。そんな美味しくない実は、6月ころにおこなう「実すぐり

また剪定の勉強会に参加してきました。

11月ごろにりんごの収穫が終わり、次のシーズンが本格化するのが4月末ごろからなのですが、それまでの間何もしないかと言ったらそうではありません。 りんご農家には「剪定」という作業が冬のあいだは待っています。この作業、技術の習得が大変難しいということで、冬の期間にはいろんなところで剪定に関する勉強会が行われています。 その一つに、先日お邪魔してきました。 60人くらい人が集まっていました。ただ、その中で女性は3名ほど。なんてこったい。 この日は雨も降っていて、サクサク切っ

剪定の様子を撮影したら、おもしろい感じになった

なんだこの写真笑 何を見据えているんだ笑 単純に眩しいからサングラスをして剪定をしておりました。基本この赤いウェアに、中に暖かいライトダウンを着てやってます。作業している感じ、下はジーンズとかで問題ないです。寒いので、mont-bellのガッツリ温かい靴下を履いています。靴はノースフェイスのもこもこ長靴です。 ノコを使って剪定しています。もともと結構枝が低いところについている畑だったので、今シーズンはガッツリスッキリさせてやろうと思っているところです。 ギコギコ。いか

昨日「道具は大事に扱おう」的な記事を書いたばかりなんですけどね。

今日は3度くらいあって比較的温かかったので、畑に出て剪定をしました。1本目の木を切っているときに「パンッ」と乾いた音がしました。 「え?」と思ったらノコが… こんな風にバッツリいってしまいました。いやーまじか。使いやすくて結構酷使してたもんな… それにしても、昨日「道具は大事に使いましょう!」(どやぁ)的な記事を書いたばかりだったんですけどね。私は何を師匠から学んだのか。もー。 畑の様子はこんな感じです。順々に剪定を進めていこうと思います。もちろん、ちゃんと新しいノコ

剪定鋏の手入れの仕方。

師匠に剪定鋏の手入れの方法を教えていただきました。「教えてください。」ってお願いすると、すぐに応えてくれる。素敵。こうなりたい。 まずはバラバラに。ペンチでネジをぐいっとやります。ちょっと力が要るそうです。 そしてまず出てきたのがこちらの機械。本来は包丁を研ぐためのものだそうです。Amazonなんでも売ってんな。「包丁 研ぐ 機械」で出てきました。 「研磨機」と言うみたいですね。研磨機にこんな風に刃を当てます。剪定鋏は包丁と違って歯の部分が真っ直ぐではなくカーブしている

青森県主催のりんごの剪定研修会に参加してきました。

よりによって雪と風。寒さに慣れていない移住者の私にとって、今回のようなコンデイションでの外での作業はあまりにも酷。でも仕方ない。カイロをお腹と背中に貼って、ダウンの上にmont-bellのウェアを重ね、ネックウォーマーをつけ、ノースフェイスのモコモコブーツを履いて臨みました。 で、足りませんでした。 雪降る中、剪定の様子を見ること1時間。ほぼ動かない状態での外での1時間は本当にやばかったです。後半「帰りたい。」ってしか頭に浮かばず、あまり集中してみることができていなかった

師匠から「年内に1回は剪定をする決まり」って連絡きた。

初めて聞きました。そうなんだ。そういう決まりなんだ。 師匠からのお達しなので、素直。 これは昨シーズンに剪定をした時の様子です。 今はめちゃめちゃ雪があるので、全く違う景色をお見せできそうです。 予定を合わせて一度畑に行くことになっているので、お楽しみに! 師匠との対談は以下のYouTubeをご覧ください。

りんご農家にとって「猫車」は心強い味方

「猫車?」 名前は全く聞いたことがありませんでしたが、購入して使ってみるととても心強いです。 一般的な「猫車」は以下のようなもの。皆さん見たことがあるんじゃないでしょうか。 コメリのページから画像を拝借しました。 ホームセンターへ身に行き、アルミ製のものが軽くて使いやすかったので購入しました。 黒い部分は自分で付けました。今回の枝片付けの作業だけでなく、収穫時期も使えるんじゃなかろうかと思っての判断でこちらを購入。ただ、使ってみると底が深いやつの方が良かったかもなー

4月上旬のりんご畑では枝と向き合う

りんごの収穫が終わるのが大体12月中旬。雪の中でもっと熟させる農家さんもいらっしゃいますが、大半の農家さんはそのくらいには終えます。収穫の時期は8〜12月と、品種によって様々です。 そのあと農家さんは冬に何をしているのか。個別にクライアントを抱えている農家さんは「発送作業」に追われていたりしています。 それも終わると、そろそろ「剪定」の時期。畑の大きさにもよるでしょうが、1月くらいにはスタートするようです。農薬散布を始める4月中旬までには終わらせておくのが大事らしいです。