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りんご就農の記録

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りんご就農して考えたことなど
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#移住

はたけはたけはたけー。

ここふつか、いつになくずっと畑にいる。 やっぱちょっと疲れちゃうな〜。ずっと体動かしてるから、筋肉痛にもなってしまいました。継続してやっていかねばならないのだから、自分に合ったペースでやっていきたいですね。 先日アップした、間違って買った高枝用のハサミ。ドライバーでパーツを取ることはできましたが、やっぱり剪定するには使いづらかった…涙 新しいの買うかー。仕方ない。みなさんも、りんご農家になる時は気をつけてくださいね。道具は生産性を左右するから、私みたいにノリと勢いで買わ

シンプルに買うもの間違えて泣いた。

剪定してます。りんご畑で。より効率性を上げるために、梯子を使わなくてもいいように、高枝をカットできるハサミを買ったんです。 「長くなるやつ良さげ〜。」と思って購入。 実際に使ってみると、重すぎて長時間の作業にはむかないという悲しい事実が発覚しました。泣いた。 しかも、『切ったあと枝を掴める』仕様のものを買ったんです。これが、必要なかった!!!!別に!!!!わお! かえって切りづらくて邪魔…泣いた。 今日はできませんでしたが、試しに刃先についているやつを外してやってみ

「葉っぱ黄色いけど大丈夫なんでしょうか?」

6月。青森だとりんごは「実すぐり」の時期です。 「実すぐり」という響き。あまり馴染みがないのではないでしょうか。「摘果」のことです。 日本の?青森の?メジャーな作り方だと、収穫するりんごは、選抜を潜り抜けて生き残った者たちです。全体の8〜9割を落とすので。すごい話ですね。 「実すぐり」をしながら、畑を借りて1年目のど素人なりに木の状態をチェックしてしています。すると、ちょっと「あれ?」って思う木があるわけです。 この写真。 記事を読んでくださっている皆さんは、何か気

枝燃やしてたら熱でりんごの花が枯れちゃった話しましたっけ?

風は確かに強かったですよ。でも、私もちゃんと気をつけていたんです。木に影響がないように、なるべく離れた場所で枝を燃やしました。ちゃんと…気をつけた…つもりだったんです涙 こちらが、花が可愛らしく咲いていたはずの木です。 これのせいで。 しゅんとしてしまったんです…可哀想なお花たち… 1本の木の1/3ほどがこうなってしまったのです。悲しかったなぁ。アニメかなんかで、魔法をかけられた木が「しゅん」てしょぼしょぼしてしまうような、そんな感じになってしまいました。 「葉が出

畑の端っこで家庭菜園するのもりんごやってて楽しいことのひとつ

「南瓜好きか?」 急に師匠からのメッセージ。 「かぼちゃ博士から苗もらった。ひとつやるか?」 Yes! 南瓜〜。もらうことにしました。そして、以下のような指示をいただきました。 「今度持っていく。下の畑の排水路のスプレーヤーに邪魔にならないところを、苗木養成しているとこの面積くらい耕しておいたら、植えにいくよ。苦土石灰を3k入れておいて。(ほぼ原文ママ)」 こんな風にメッセンジャーがくるので、後から振り返りやすくて助かります。 ということで、レッツほりほり。最近購

「あれ?これとなりの木じゃない?」という"りんごマジック"がよく起こる。

本当になんてことのないお話なのですが、りんごの木が整然と並ぶりんご畑では「いつのまにか違う木の作業をしている」ということことがよく起こります。 こんな風に、枝の一部が隣の木と接しているところがあったりする。気づかないうちに隣の木の作業に移ってしまっているんです。 「あ、また"りんごマジック"」 勝手にそう名付けました。 剪定の時には気をつけていても、葉が出てきたり実が大きくなってくると、枝が少したわみます。りんご農家の皆さんは、そのたわみも計算に入れてちゃんと剪定する

師匠からは、都度都度オンラインでもご指導いただいています

「こういうの、できにゃまいはんで。」(訳:こういうの、できないといけないからなぁ。) スマホを触りながら、少し前に師匠がボソッと呟いてました。 メッセンジャーで連絡をすると、すぐに師匠は返事をくださいます。なので、スマホとか得意なんだと思っていました。 でもこの前、師匠が別の人に連絡をしているのを見たとき、苦労して文字を打っていました。いつもすぐに返信くださるので、意外でした。「あ、結構タイピング大変なのかもしれない。」と気づいたのと同時に、「いつもいつもありがたいなぁ

りんごの実、日々大きくなっています

りんごの実がだんだん大きくなってきました〜。まんまるですねぇ。かわいい。これが、津軽弁でいう「ぷん」としている状態ですね。 思っていたよりも、津軽の方は「ぷん」という言葉を発しているような気がします。私は「ぷん」が好きすぎて、津軽弁ネイティブではないですが積極的に使っております。 畑の中でも土壌の条件により大きさが違って来ていますが、なんとか育っています。嬉しい。 こんくらいです。大きさを図るためには、本当はちゃんとしたメジャーみたいなのを用意しないとです。生育状況を記

初めての刈り払い機。腕がプルプルになりました。

「仮払い?」 最初に響きだけを聞いたときは、「なにを支払うんだろう?」というおとぼけモードでした。使ったことなかったので。 畑の草があまりにもボーボーになってきたのですが、私はいわゆる「草刈機(乗用)」を持っていません。「草刈機」はりんご農家さんに取っての必須アイテムのひとつです。 乗っている写真を見つけました。こんなやつです。タイヤとタイヤの間に歯が入っています。刈りながらブイーンと運転すると、なかなか気持ちが良いです。 でも高いんですよねぇ。 平気で50万とか1

小さい農具置き場の組み立ての様子をご紹介します。

ついに購入した小さい農具置き場。これはもともと、ホームセンターでサイクルハウスとして売られていたもの。 軽自動車くらいのサイズ感があります。ちょこちょこしたものを置くにはちょうど良い感じです! どーん。 ちなみに前日夜は雨+雷ごろごろでしたが、朝8時ごろに畑に行くと、全然問題ない様子でした。よかったー。風にも負けぬよう、支柱などを改めて立てて固定したいと思っています。 さて、作り方、というほどまで詳細には記載しませんが、組み立ての様子をご紹介します。 まず場所を決め

ついに小さい農具置き場をゲットしました!

ここまで来るために、なんでこんなに時間がかかったのだろう。ゼロからのコトって、手探り過ぎて回り道をしがちですね。 畑だけあっても、いろいろ足りない物が多すぎます。感覚的には、畑だけ(木があるだけかなりマシですが)だと全体の2割しかカバーできていない感じでした。 4月以降色々チャレンジしてしてきていますが、農機具を置く「小屋」問題はずーっとつきまとっていました。物理的にも。そして、特に精神的にも。 私の場合、ずーっと気になってしまっていて、事あるごとに「あ、小屋用意しない

りんご畑の護岸工事、いったんOK。水が常に流れるようになれば良いらしい。

ちまちまやっていた護岸工事。水路がとりあえず通ったので、よしとします。師匠からもOKいただきました! こっちが水の入り口。 こっちが出口。そんな感じです。 ハロー、クローバー。 途中停滞気味のところは改善の余地がありますが、ひとまずOKとします。これがちゃんとしていれば、木への負担も減るでしょう。よかったよかった。 「水の影響、かなりあるんだなぁ。」 そんな学びにつながりました。というのも、水が停滞気味の場所は全然木が大きくならないのです。しかも、葉もあまり出てい

花が残っているうちに花摘みやり切ろうと思ったけどできませんでした涙

目標としては5月いっぱいで花摘みをやり切ろうと思っていたのですが、無理でした…えーん。 こちらの記事で紹介したように、花を摘む摘花作業はやり方を少し緩くしながら進めていました。結構大変です。変えた方針通り、梯子に登って届くところを中心に「新梢(1年目の枝)」の「腋芽(えきが)」と呼ばれるところの処理をしていましたが、木によってはめちゃめちゃいっぱい花芽があって厳しく…7割くらいは処理できているので、6月も様子を見ながら頑張って作業をしたいと思います。この作業は今年だけでなく

水捌けの良くない土からりんごを守るために、護岸工事をちまちま進めてます

全体の1割くらい、雲がぷかぷか浮いている日。景色が最高すぎます。農作業の手を少し止め、飲み物を飲みながらぼーっと眺める。ほんの少しの風があるとさらに最高。カエルの声やいろんな種類の鳥の声も聞こえてきます。 カエルはっけーん。この柄の人、何匹か見かけています。兄弟かしら。 今このカエルがいるところ、田んぼのすぐ隣に作った水の通り道です。生き物が集まる場所になるといいな。 水の通り道、なかなか作るのが大変です。微妙に傾斜を調整しながら流れるようにしないとなりません。ホームセ