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とあるハンドメイド作家の日常(仮) -14日目火曜日-

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最近、母から日傘を使いなさいと
言われているが、
どうも日傘には抵抗がある。

第1に出したりしまったりが
面倒くさい。

第2に歩いていると
周りを気にしなければならない。

雨が降っても小雨程度であれば
あまり傘を差さないくらい
面倒くさがりやな私には
日傘の抵抗感が強い。

せっかちではないが、
傘が歩く先を埋めていると
どうも苛立ちが浮かび上がってくるのだ。

人それぞれ歩くスピードが違うのだから
仕方がないことだが、
傘の差し方で周りに気を使う人は少ない。

ならば差さずに間を通り過ぎ、
足早にその傘の花畑から解放されて
ゆったりと歩きたいと思ってしまうのだ。

例え雨に濡れようとも。

それくらい面倒くさがりなのだ。

だが昨今、女性だけではなく
大きめの日傘で歩いている男性も
よく見かけるようになった。

サッとスマートに日傘を差し、
片手には黒革のオシャレなカバンを持ち、
颯爽と歩いていくスーツ姿の男性は
何とも格好がいいものだ。

年々日差しが強く感じられるようになり
心は揺れている。
日陰があれば、と。

性別問わず差しているところを見ると
やはり良いのだろうか、と思ってしまう。

雨天と併用できる日傘を
カバンに忍ばせているので、
あまりにもキツい日差しの時は
差してみようとは思っている。

この暑い夏に体力を温存する為に。

とあるハンドメイド作家の日常(仮)
-14日目火曜日-

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