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手話について。

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過去に書いた手話関連のブログをまとめました。
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手話を受け入れられるようになるまで。

手話を受け入れられるようになるまで。

私って、

どうやって

手話を受け入れられるようになったんだろう。

そう思って、noteを開いた。

1.私は、手話が嫌いだった

私が、初めて手話を見たのは

小学校低学年だった。

「この手がひらひらしているのは、なんだろう。

すごくかっこいいなぁ」

これが、私の手話に対する第一印象だった。

本格的に手話をするようになったのは、

ろう学校に入ってから。

このときは、手話をしないと

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私は人に手話を教えてもいいのか。

私は人に手話を教えてもいいのか。

1.私の第2言語である日本対応手話私は、対応手話ができる。

それは、ろう学校での経験があるから。

5年手話を使っているが、人に手話を教えることが難しいと思っている。

なぜなら、人に教えられるほどの実力がないと感じている。

2.そんな時に出会ったもの3月中旬に、とあるろうの先生とZoomをする機会があった。

そのとき、先生に言われたのは

「僕の知り合いにろう学校の先生をやっていた方でろう

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私の第二言語のあり方とは何なのか。

私の第二言語のあり方とは何なのか。

私には、3つの方法で会話をすることが出来る。

①音声日本語。

これは、健聴の人と同じように話すこと。

②手話(声あり)

私の場合、手話の声ありができる。

これはろう学校で身につけたもの。

③手話(声なし)

これは②と同じでそれの声がないバージョン。

これも、ろう学校で身につけた。

私にとっての第一言語。

それは、音声日本語だ。

なぜなら、小さいときから、家族や親戚と過ごすとき

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私にとって手話とはなにか。

私にとって手話とはなにか。

私が初めて手話に出会ったのは、小学校低学年だったと記憶している。

初めて見た時の感想は、「手が魔法のように動いていてすごい!」だった。

名前とよろしくお願いしますができるようになったのは、小学4年のとき。

本格的に手話をし始めたのは、小6。
なぜなら、ろう学校に転校したから。

はじめは、指文字すらもできず、友達の言っていることが全く分からなかった。

中学部に上がってから、女子バレー部に入

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声を使って手話をするということについて。

とある方とZoomで対談をする機会があった。

その際、隣にいた母は手話が分からない。

だから、私が声で通訳をしながら(隣にいる母に)、声あり手話でその方とお話をした。(途中まで)

通訳というのは、前後の文章を聞き、その中で相手がこのように言いたいだろうということを瞬時に判断し、要約をしなければならない。

これが手話になるので、もう言葉に表すことができないほど、頭をフル回転させなければならな

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